小学生が中年になるころ小惑星がやってくる?
小惑星が地球に衝突するかもしれないというニュースが、3月13日の新聞、テレビをにぎわせた。
不謹慎だが、「やったー」と思った。衝突予定日時が2028年10月26日ということもあり、まだせっぱつまった感覚もない。子どものころに見たSF映画や、さまざまなビジュアルを思い出してしまったのだ。
国際天文連合が発表したのは、「1997XF11」という直径1.6キロほどの小惑星。アリゾナ大学の観測チームが昨年12月に発見したものだ。地球への再接近時の距離は4万5000キロと計算された。これは地球と月の38万キロよりだんぜん近く、衛星の静止軌道3万6000キロよりはちょっと遠いという微妙な距離だ。
ちょっと軌道がそれれば、地球へ落ちてくるけんね。えらいことじゃけんね、おまーら。という警告となったわけだ。
どれぐらいえらいことかというと、海へ落ちれば、高さ100メートルの津波が発生する。陸へ落ちれば衝撃もすごいだろう。サードインパクト(笑)てなもんで、かなりの被害となるに違いない。
子どものころには、未知の天体が地球へぶつかる仮定のものがあった。ハレー彗星がやってくるときだけでも、空気がなくなるとか毒ガスがまわりについてるとかで、金持ちはゴムチューブを買い占め、貧乏人は水に顔をつけて息を止める練習をしたとか、いまから考えるとおかしいことが大まじめだったのだ。
さらに、未知の天体がやってくるとなると、山にロケットの滑走路をつけて脱出するとか、南極にロケットを置いて地球の軌道を変えようとか、木星を爆発させて(笑)天体の軌道を変えるとかいろいろとおもしろいのだ。
小惑星を水爆で吹き飛ばす、そのものズバリの「メテオ」なんてのもあったな。
実際にぶつかるとなると、どうするのだろうか? 水爆をぶつけるのは、現在でも原子炉をつんだ衛星を打ち上げるだけで環境保護団体が反対と大騒ぎになるので反対意見がでるだろうし……。
小惑星に推進機をつけて軌道を変えるにも、どのぐらいの距離でやるかとか、接近の際の軌道とか、いろいろ問題がでそうだ。だいたい、人類は月より遠くへいったことないんだからな。
あと30年。時間があるのかないのか? こっちは、もう70歳すぎてるから、本当にそーなれば、1大スペクタクルショーを見られるかもしれないので期待しちゃう。
街頭には大きく「衝突まであと268日」とかカウントダウンがはじまり、人々は不安げに天を見上げ、夕食の買い物へと向かう。公園で鳩にエサをやりながら、他の老人と「いよいよ核弾頭の使用が決定したらしいですな」とか。
かーっ!! いいねーいいねー(笑)。
世の中どー動くのだろうかと思っていたら、翌日3月14日の夕刊にNASAが、小惑星は地球から100万キロ離れた地点を通過するので、衝突の心配なしという発表をしたという記事が載った。
たった1日で地球の危機は回避された。つまんねーの(笑)。でも、あまねく小惑星はこうしている間にも地球を狙って飛んできているかもしれないのだ。
| 固定リンク | トラックバック (0)
