キャスター付輪行袋で荒川サイクリングへ
第3日曜日となれば、BDメーリングリスト、リカンベントメーリングリスト定例の荒川サイクリングの日だ。
このところの天気の悪さを吹き飛ばすような晴れである。久々に参加してみることにした。走ることも目的のひとつにあるが、キャスター付輪行袋を実際に使ってみようという目的もある。
7時44分発の湘南新宿ラインへ乗る。朝5時起きのつもりが6時に起きてしまい、出遅れたため、駅へは発射時刻ギリギリについた。1時間に2本しかないので乗り遅れは致命的だ。
奮発して、SUICAグリーン券でグリーン車へ。1時間に2本しかない電車なので、いつも混んでいる。自転車を持ち込むにはちょっと肩身が狭い。そこで、昔は自転車の電車内持ち込みには手荷物切符(チッキ)が必要だったのを思い出して、グリーン券なんである。土曜日曜は50kmまで事前購入550円とかなりお得な料金。
座席の後ろの広い空間へFrogを置く。これで邪魔にはならない。リクライニングもOKだ。
赤羽まで乗り換えなしの快適さ。リッチよのぅ(笑)。
赤羽で降りて埼京線へ乗り換える。ここで初めて輪行袋を転がした。あまりに楽なので、思わずガッツポーズだ(心の中でね)。キャスターで転がして引っぱって歩いたが、ものすごく楽に移動できる。しかも、思っていたよりも段差にも強い。車体への加工はなし。製作は木板とキャスターで加工も楽、これは便利だ。
朝9時前に到着したが、集合場所にはすでに人が集まっていた。陽射しも強く、初夏といった感じだ。思わず日焼け止めクリームを入念に顔と腕、脚にすりこむ。
このハンディバイクは誰の? かなり気合の入った改造だが。
持ち主は、ハンディバイクの伝道師、ニュータイプ・Maru氏である。今日はハンディバイクの魅力を徹底的に見せてくれるという。
まずは時速30Km巡航、ロードだってぶっちぎりをめざしているという。テンショナーつきの車輪がものすごい音を発している(笑)。
この後、ロード車に乗った2人連れがMaru氏を追従している。「ハンディバイクに引いてもらおう」などと話している。冷やかしかと思ったら、ブリヂストン関係者で「昔、輸入販売したハンディバイクをこうして乗ってもらっているのは嬉しい」と声をかけて抜いていったとのこと。
おもわずウルウルとなってしまった。サラリーマンたるもの、自社の製品を褒めたり、ユーザーに感謝したりするのはかっこいい姿だ。
ひねくれて「うちの製品はよくないよ」などと言うのはカッコ悪いと思う。
いい天気で人も多い荒川サイクリングロード。でも、本当は緊急用河川敷道路なんだよね。地震などの災害時に使うためのものだが、普段は解放されている。歩行者自転車道ではないので、バイクや自動車も走っていることがある。
岩淵水門で1回目の休憩。
旧岩淵水門とFrog。今日はマッチパックをつけてきたが、寝坊して朝に準備時間が十分にとれなかったこともあり、忘れ物多数。ボトルは忘れるわ、タオルは忘れるわ、暑い日の走行アイテムをことごとく忘れてしまった。あわてて家を出てはいけないという見本だ。
2回目の休憩ポイント、虹の広場。トイレへ行く人はここで。
学びピア21のバックにはあやしい雲。なにも説明しません(笑)。
謎和田親子のトレーラーつきBikeFridy。最近はカメにハマっているらしい。
ずらりとならんだトライク。それぞれおいくら?
虹の広場をすぎてからは右岸を走る。野球場やサッカー場があるので、注意が必要な区間だ。
Mio168RSは、これだけ陽射しがあると、半透過型液晶(半反射ということね)なので、うっすらとしか見えない。今日は往路ではログ取り用に使う。外部バッテリーもつけているので9時間以上は使える勘定だ。
列がバラけて、少し黙々と走り始めたら疲れてきている証拠。
なので、平井水門で休憩する。
20年以上前? のデコチャリ。油圧ディスクブレーキ、ウィンカー、ハイ・ロービームライトなど、さまざまな装備つきのミヤタ自転車製。持ち主はわからないままみんなの被写体となる。いまでも、ウィンカーだけは復活してくれないかと思う。ハブダイナモ、2次電池、LEDなど、当時とは比べ物にならない技術があると思うのだが。
昼飯を買ったら葛西臨海公園へと向かう。観覧車が見えたらゴールは近い。
臨海公園には人工の海岸もある。
水上バスも出ている。
でも、海の水は汚い。東京湾だもんな(>_<)。江戸前の魚ってどうなんだろう?
さて、昼飯を食って、14時には解散。今回は皆さっさと帰る。解散後、1人で帰りのイベントを始める。Mio168RSのナビで新小岩駅まで走るというものだ。
公園内は来た道を戻るが、途中から幹線道路に出たら裏道を走るというルールである。これはナビ機能がないとできないのだ。
地下鉄東西線の西葛西駅付近からスタート。この道を走っていけば新小岩駅まで一直線だし、サイクリングロードを走っても行けるのだが、あえて裏道を走るのである。
バス通りらしい。もっと細い道はないか(笑)。ナビは「ルートを再検索します」と言いっぱなし。すまんのぅ。
都心に近いとは思えないのどかな風景となってきた。
住宅地はどこも似たような雰囲気だ。
東小松川は、わりと寺が多い土地だ。これは地蔵大菩薩らしい。道端にあるが信仰の対象となっているようだ。
今風な家が立ち並ぶ。世田谷といっても信じるかもしれない。
新小岩までもう少しだ。
商店街となってきた。駅が近い。気になる食堂があるが、午後3時すぎなので全然お腹はすいてない。
新小岩駅に到着。ここから電車1本でウチの方まで帰れるのだ。
人通りの多い駅前でFrogを輪行袋へ入れる。道を歩く人々が日本語を話していない率が高い。
こうして、またキャスターで転がしてホームへと向かう。ホームへ上がると同時に電車が入線してきた。帰りもグリーン車にしたので、エスカレーターで上がったらそのまま乗車できる位置だ。行きと同じく、座席の後ろにFrogを置いて、最寄り駅まで帰る。
キャスター付輪行袋はものすごく便利だ。Frogには何もしてないので、折りたたんで輪行袋へ入れるだけ。そして、ベルトでひっぱれば軽く動いてついてくる。固い床ならば、スムーズに動くし、駅にあるつなぎ目の段差はまったく問題ない。エレベーターの入口にもひっかからない。これで輪行がますます楽しみになった。
走行距離 47.2Km
走行時間 3時間22分
平均速度 14Km/h
最高速度 40Km/h
積算距離 1670.9Km
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【オマケ】
暑い日にはかかせないドリンクボトル
今日の気温は27度。これだけ暑いとのども渇く。走っていて冷たいものが飲みたくなっても、いつも店が近くにあるとは限らない。そこで、飲み物を持って走るのだが、そのままではすぐに生温かくなってしまう。
そこで、過去に保冷ボトルを買ってみたのだが。
保冷機能があって軽いとのことで、Polar(ポラー)のボトルを最初に買った。2重になったボディの中にはアルミシートが入っている。
確かに20分ぐらいはまだ冷えているようだが、1時間となると、気温と変わらなくなる。前日から冷凍庫で冷やしておくといいというが、飲み物は当日に買うことも多いので、いつまでも冷たい物が飲みたいのなら、あまり向いてない。ゆっくりと温かくなっていく。
お腹のためにはいいかもしれないけど(笑)。
500ccと700ccの2種類がある。ボトルケージにぴったりのサイズだ。
そこで真夏用に魔法瓶形式のボトルを買った。自転車用ではないが、サーモスの500ccサイズのものは、ジャケットをつけた状態でボトルケージにぴったりだった。
こちらはステンレス製の真空断熱機構で保冷能力は高い。コンビニで買ったスポーツドリンクを移し変え、2~4時間経ってもまだ冷たい。氷を入れておくと半日は大丈夫だ。
ワンタッチでフタがあき、そのまま飲める。なので保冷専用となっている。理屈では保温も可能だが、熱い飲料をいきなり飲むとやけどをして大変なことになるためだ。
夏場に冷たい飲み物はありがたい。いつまでも冷たい飲み物が欲しいなら、迷わず魔法瓶形式のボトルをおすすめする。価格的にもそれほど違わない。
サーモスの保冷ボトル。同じものは製造中止だが後継モデルが売られている
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【5%OFF】polar ポラール 保冷ボトル小
1,520 円
【自転車のきゅうべえ】
【税込み】サーモス FDQ-500Fネイビー(NVY)
真空断熱スポーツボトル
2,580 円
【ムラウチ】
THERMOS FBX-500
真空断熱スポーツボトル
1,410 円
【eSPORTS楽天支店】
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