2010.10.23

ラピュータブックス 和田サイクルおすすめ小径車の愉しみ方

 下のエントリーにも書いているが、8月に和田サイクルへ行ったのは、取材されるためだった。
 和田サイクルの本を作るので、Frog持ってきてくださいとラピュータからの連絡でいそいそと出かけてきたのだ。
 その和田サイクル本『和田サイクルおすすめ小径車の愉しみ方』がこの25日に発売となる。著者はなんと和田良夫さんだ。
 見本誌が届いたのでちょっと紹介しておこう。
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サイズは四六判と小さめの本だ。持ち歩きにも便利。

 全体は3部構成になっていて、最初は和田さんの一言コメントつきの現在の小径車カタログとなっている。
 第2部は、小径車カスタマイズの紹介と超マニアの紹介。とても濃い改造例がたくさん載っている。とにかく見ているとくらくらとしてくるほどマニアックなページだ。
 第3部は和田さんへのインタビュー。普段はあまり話を伺えないので、へぇーとうなずくこと請け合い。
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ウチのFrogも掲載されている。

 和田サイクルを冠する本だけに、中身が濃い。初心者が手に取ると知恵熱がでるのではないかという出来だ。
 小径車を買おうと思っている方、持っている方なら、ぜひとも手にとっていただきたい本である。
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小径車の愉しみ方

小径車の愉しみ方

価格:1,575円(税込、送料別)

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2006.10.28

久々の和田サイクル

 今年の2月以来、和田サイクルさんへ顔を出してない。ポチっとパーツを買う、楽チンな方向へ流れるクセと、行こうと思っている日は天気が悪くなるといったことが重なっただめだ。それにしても8ヶ月は長い。
 以前紹介した、Klickfixのアダプターブレートを買おうと思っていたのだが、なかなか出かけるふんぎりがつかずにいた。
 本日は天気もよく、出かけるには絶好の日だ。午前中から起きていたものの、ついうっかりと昼寝なんかもしてしまい、出かけるかどうかきわどい午後2時半となった。
 明日は天気が悪いらしい。
 ならばと重い腰をあげ、Frogを伸張して出かけた。軟弱に最寄り駅の新川崎から輪行だ。
 湘南新宿ラインで新宿へ。わずか23分で新宿へ着く。そこから中央線快速で荻窪へ。
 天気がいいので人の出も多く、Frogを電車へ乗せる場所にも気を使う。先端か最後尾だということで、車両の位置にあわせて移動するが、ホームでは工事をしているし、人も多いので移動も気を使う。
 キャスターつきの輪行袋で引いているので、移動は楽なのだが、下をよく見ないで歩いてくる人がぶつかることがある。最後部は身体より約1メートル近く離れることになるので、オレをよけても後ろの袋に気づかない人がいるのだ。
 すみません。と心の中であやまりながら人ゴミのなかを進む。
 ホームの端から階段、人がいなくなってから改札を通ったりしているとかなり時間を食う。それでも午後4時前には荻窪へと着いた。
 Frogを伸張し、青梅街道を走るが、なんとも走りづらい。いちばん外側の車線まで横幅のあるミニバンが走るので、ギリギリの横を走り抜けていくし、道路の端は路肩というか、コンクリートの雨を集める側溝部分があるが、穴あきやデコボコがあり、その上を走るのは躊躇してしまう。
 さらに、バス通りでもあるので、バスの停留所への停車で左へ幅よせしてくる。ほとんどウキー! と不機嫌になってくる道だ。
 自動車の幅は狭くしろ。1人で8人乗りだかのでかいクルマに乗っているななどとムカっとしながら和田サイクルへと着いた。

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ご無沙汰してました。少しは店頭がスッキリとしましたね

 昔はいつも見られていた、店前の歩道での作業風景はなかった。店内に床が見えた時期もあったという荷物の大移動があったためだ。
 現在は店内の床はほぼ見えなくなりつつあった(笑)。
 店には「けんゆう」氏が1人だけだった。挨拶をしてアダプタープレートが欲しいという。「何枚?」と聞かれたので、つい2枚と答えてしまう。
 ブレートを買って、料金を払うと、Frogの後輪を見せてほしいとのこと。どうぞというと、奥から和田さんも出てきた。
「折れない?」と訊かれたので「折れません」と答えると、「不思議だー」「ノーマルのFrogでも買って1週間で折れているんだ」という。「体重は?」というので「80Kg」というと、「うーん!」と腕組みをしたまま考え込んでいる。
 どうもFrogのスポーク折れは多いとのことだ。「前輪は2007年モデルも相変わらず12本ですけど、必ず折れます」と伝えておいた。後輪のスポークはなぜだかウチのは折れない。
 和田さんとけんゆう氏とで組み方、スポークの太さなどを検証し、資料用に写真を撮られた。ウチのFrogが役立つなら、どんどんと検証してもらいたい。

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なんで折れないんだ? と不思議そうに見つめる和田さん 。後ろはKOMAに乗ってきていたお客さん

 和田さんと少し話をすると、あいかわらずBROMPTONのインター8化の注文が多いとのこと。店内、店頭にはBROMPTONだらけだった。
「預かりも多くてさー」とのこと。
 インター8に14Tのギアをつけてくれとの注文があり、15Tからしかつかないと行ったら、このブログを引き合いにだして14Tという注文もあったそうだ。
「こすれるでしょ?」
「こすれてます。ガリガリといってます」と答えておく。
 そこへ、パンク修理のお客さんがやってきたので、和田さんはパンク修理を始める。
 けんゆう氏にA-Bikeのことを聞いてみる。ヨーロッパの自転車ショーで実際に乗って、買おうと思ったら通販で買ってと言われたそうだ。
 自転車自体のできとしては「自転車を知らない人が無理やり作った自転車」とのこと。
 走らない、曲がらない、曲げると切り込みすぎる。止まらないと、自転車としてはまったくおすすめしないとのこと(笑)。
 おもちゃとして買うとしたら、やっぱり4万円以下だなぁ。
 いまだに日本の代理店もなく、いつ売られるのかもまったくわからないという。しかし、自転車代理店で扱うなら和田サイクルでも扱うと断言していた。
 
 秋の日はつるべ落としと、いきなり薄暗くなっていく。午後4時半、和田サイクルをあとにした。今日は自走では帰らないことにする。

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いきなり暗くなる秋の夕暮れ

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2006.02.19

和田サイクル詣

 バカ雑誌をどうしてくれようかと思うが、ほっておく。そういう仕事をしていると、このネット社会ではいずれ滅びるであろうと予言しておく。
 でもって、今日は今年初の和田祭詣である。1月に注文していた、ちょっとナニなブツを受け取りに行ったわけだ。
 やっぱり、こないだの雨中走行がいけなかったのか、体調もよくないのと、寒いし、夜から雨とのことで素直に電車とバスを乗り継いで出かける。
 店には、知ってる人なら「うわっ」と叫び声をあげたくなるような自転車が無造作に置いてある。ママチャリのおばさんは、それがどんなものかも気づかないだろう。
 入口左上部には、トランジットスーパーライトの多段化スピードドライブ仕様が置いてある。たぶん20万円以上するわな。
 その下には2WD自転車のYAHICHI。これだけの自転車が5万円台は安いね。


トランジットスーパーライト多段化+スピードドライブ


フルタイム2WD自転車YAHICHI。これは安いよ

 新しい小径車が見たければ、まよわずに和田サイクルへ行くこと。こないだのMOBIKYのGenusは売れたそうだ。まだ日本発売前だというのになぁ(笑)。
 本日は、ドロップハンドル化したFrogが製作中だった。カプレオ仕様にするというものだ。
 和田さんとこでは、12インチ車輪へのインター8組み込みは止めたという。「スポーク折れがすごくてさー」という。
「ノーマル3段のFrogでも折れるんだよね」
 もはや、内装多段化したFrogは作らないとのことだ。そこでカプレオ仕様なんだが、外装にすると、変速機がタイヤに接触し、大きなギア側は3段ほど使えないらしい。せっかくの9段が6段となってしまうのはもったいないが、サイズの制約があるので仕方がない。
「で、折れない?」と訊かれる。
「まーったく折れません」
「不思議だー」
「乗り方かもしれませんよ。段差では必ず減速しますし、腰浮かせて後ろ→前と体重移動させますし」
「あんなに折れそうなスポークなのになぁ」
 と納得のいかない様子。


作業中のどなたかのFrog。あまり身長の高くない方とみた


 ドロップハンドル化している最中のFrogを見て勉強する。こちらは、これからパーツ集めだ。いくつかのアイデアを試してみないといけないが、本日入手したパーツが、予想より大きかったので、いろいろと考えなおさないといけない。
 まだ寒いので、ボチボチと作業をすることにしよう。春には冬眠から目覚められるといいなぁ。


タルタルーガTypeS GoBike さてどこにあるでしょう?

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2005.04.22

FrogのEU内新製品と和田サイクル行き

 Frogの2005モデルのヨーロッパ版では、インター8が純正オプションになったらしい。
「A to B Magazine UK folding bicycle prices」によれば「R & M Frog 12" 8-spd NexusNEW MODEL £800」とのこと。インター7でも同じ800ポンドだったから、実質値下げということか。
 どんな風に車輪を組んでいるか見てみたいものである。

 
ユーロガエルもインター8化されたか

 21日は、都内へ出かけたので、和田サイクルまで足をのばしてみた。西武新宿線沿線にいたので、西武新宿線の上井草駅から歩いてみることにした。
 Mio168RSを持っているので、知らないところへも平気で行けるのだ。まずは上井草駅へと向かう。
 駅前でMio168RSを広げ、GPS衛星を捕捉。徒歩モードに設定し、和田サイクルを目的地に設定。ルート検索は一発だ。
 道は簡単で、駅から線路沿いに歩き、左へ1回曲がるだけでついてしまうことがわかった。距離は1.7Km。徒歩ではちょっとした距離だ。
 でもって、ルート通りに行くのもつまらないので、駅前からいきなり左へ曲がってみる。
 しばらくすると「ルートを再検索します」とおなじみの音声。やはり右へ曲がらせて、当初の道へ行かせたいらしい。
 それを無視して、まっすぐ進む。しきりに「ルート再検索」と「右折」を繰り返す。そろそろと右へ曲がり、当初の道へ行くと、ルートを再検索して、1本のまっすぐなルートとなった。
 それでも800メートル先で右折などと、まだ右折表示がでる。うーんといいながら歩き、信号で止まっていると、松葉杖を背負ってママチャリで走ってくる知った顔を発見。
 りりふぁさんだった。
「何してるんですか?」というのと「松葉杖背負って走っているんですかー?」と両方であやしい行動について声をあげる。
 りりふぁさんは、重度の肉離れとのことで右足をギプスで固定し、左足だけでペダルをこぎ、松葉杖を背負って走っている。なんだかギターしょって走ってたキカイダーみたいだ(笑)。
 こちらは手にMio168RSを持ち、ときどきピンポーン、○○ですと音声を発している。こちらもあやしい。
 少し立ち話をして、和田サイクルへと向かう。


上井草駅から和田サイクルまで

 和田サイクルでは、Frog用の12.5インチのチューブを買う。「南会津サイクルトレイン」に参加することを決めたので、パンクしたらチューブごと交換してしまうつもりだからだ。
 12.5インチのチューブは550円と安いので、苦にならない。タイヤレバーとタイヤをはずすレンチを持っていけばいいだろう。
 さて、和田さん、あいかわらず忙しそうだ。
 ROYさんも買ったトランジットスーパーライトのカプレオ外装多段化改造車が、近々に発売のムックに載るとかで、「また忙しくなっちゃうよー」と笑っている。
 AL-14について聞いてみたが、AL-14のエンド幅では外装多段化できないとのこと。アルミフレームなので、広げることもできない。
 アシストは法律上24Km/hで切れるので、30Km/h巡航したいなら、14インチタイヤではよほどの健脚者でないと無理だろうと言っていた。
 インター3なら楽に入るとのことで、インター3でリアスプロケットが13Tとして計算してみると、フロントギアを60Tにできれば、トップギアでケイデンス80のとき31Km/hで走れる。フロント52Tではケイデンス90で30Km/hとなかなか大変だ。モーターからの動力を伝える小さなアシストギアを内側へ固定しないといけないので、フロントギアは特注しないとだめだろう。
 取り扱い説明書では、勾配4度の坂道ではアシストが4Kmぐらいしかできないこともわかった。富士スバルラインは上りきれない。予備バッテリーが2つ必要かな。
 本当にきつい部分だけで使うとしても、どこまで使えるのだろうか。
 インター8は1.7Kgの重量があるので、13.9KgのAL-14につけると、15.6Kgと、並の重さの電動アシスト自転車になってしまう。
 インター3は900g、これならまだ14.8Kgだ。ペダルやサドルで軽量化をしてインター3をつけるのがベストな気がする。

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2004.10.22

Frogなんちゃって16速化

 台風が過ぎて、やっと晴れた。この晴れは2〜3日続くそうだが、その後はまた天気が悪いという。
 土日はなんだか用事もあるし、本日も仕事で都内へ出かける。ならば、仕事先へFrogを持っていき、帰りはメシなんかも食いつつポタリングをしようというナイスな企画が浮かんだ。すぐに実行だ。
 帰りを楽しみに仕事先へ行き、Frogを折りたたんだ。このときに何かあったのかもしれない。仕事が終わり、Frogを展開し、さぁ帰ろうとすると、ギアがおかしい。変速をしてもスカスカと軽いままだ。
 見ると変速ワイヤーがはずれていた。簡単に直るかと思っていろいろとやってみたが、どうやら車輪をはずさないとダメそうだ。しかし、車輪をはずすスパナを持ってない。

さぁ、和田サイクルへ行くぞ

 というわけで、帰りのポタリングは中止となり、和田サイクルへ直行することとなった。時間的に帰宅ラッシュの電車へ持ち込むことになり、肩身の狭い思いだ。
 まともに走れないので、荻窪駅からタクシーで和田サイクルへ乗りつけた。こんなときにも小さく折りたためるFrogは便利だ。
 見てもらうと、インター8のワイヤー止め具が回転してしまい、おかしくなっていたとのこと。やはり車輪をはずさないとうまくつけられないものだった。
 これはあっという間に直ってしまったが、夏前から懸案のフロント60T化について訊いてみると、必要なパーツは全部あるとのことだ。
 こうなりゃと、勢いで頼んでしまった。
 しかも、フロント60Tでは坂道ばかりの道では不安があるので、48Tをインナーにつけてもらうことにした。手がけで変速する「なんちゃってフロントダブル」化だ。
 待つことしばし、念願のフロントダブル化が完成した。待っていたのは3ヶ月、作業は1時間もかからなかった。

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いきなりフロントダブル完成

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こんな感じですが、よく見えない?

041022003.jpg
アウター60T、インナー48Tのフロントダブル

 近所を試走してみると、かなりイイ感じだ。5速でノーマルに走れ、8速はかなり重い。常用するのは4〜7速という希望通りとなった。下りでの加速や追い風のときに8速を使うことになるだろう。
 軽い方は、かなりスポイルされた。アウター×1速では登れない坂も出てくるだろう。そんなときのためのインナー48Tなんである。まだ坂で試してないので、どんな感じだかわからないが、富士山は登れるだろうか(笑)。
 7月からのモヤモヤとしたものが、今日1日であっという間に片付いてしまった。やはり、出向いていかないとダメなのだが、いままでずーっと雨だったしねぇ。
 それにしても、和田さんたちは夜遅くまで働いている。改造注文をこなすためだが、お身体には気をつけてください。

041022005.jpg
本日も閉店時間すぎても、まだ作業中の和田さんとけんゆうさん

オマケ
 和田サイクルでバッタリ会ったりりふぁさん(先日、事故にあわれたそうだ)の前カゴの中、おいしそうなニンジンといっしょにあるのはトレンクルのハンドル部分。畑に生えていたのだとか? (笑)

041022004.jpg

 和田サイクルからの帰り道、自走で帰ったのだが、途中サイクロコンピュータが作動していなかった。電波状態がシビアなんである。おかげで距離と時間はおかしいと思う。あと、車がいなくなるのを見計らって、車道へ飛び出し、フロント60Tの威力をためすべく、ひたすら踏み込んだ。最高速度が記録どおりだといいんだけど、あてにならない。
 以上をふまえて、参考までに表記しておく。

走行距離 26.3Km
走行時間 1時間57分
平均速度 13.3Km/h
最高速度 39.2Km/h
積算距離 1072.8Km

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2004.06.28

前輪のスポーク折れで和田サイへ

 Frogも買ってから半年がすぎた。走行距離は700キロほど。ガタが出始める時期だ。
 昨日、走行中に前輪からカラカラカラと音がしたのだが、しばらくするとしなくなったので、そのまま走っていた。
 でもって、今日見ると、スポークが1本折れていた。

001.jpg
スポークが折れている

 Frogの前輪は24Hのハブと24Hのリムを使っている。だが、スポークは12本。間引いて組んであるのだ。

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間引いて組まれた車輪

 理由は後輪の変速機の飛び出した部分。もともとのシマノのインター3では、かなり大きなベルクランク部が飛び出していた。そのためにスポークを間引いて組んだに違いない。
 ところが、仕様変更後は、SRAMの内装変速機を使っている。これは外に飛び出した部分が小さい。わざわざ間引かなくても折りたたみに支障はなさそうなものだが、前輪は12本のスポークで組まれている。

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折りたたみ時の変速機の出っ張り対策か?

 フロントバッグをつけたり、ハンドルを前に移動させているので、前輪にも荷重がかかるようになったのだろう。それで折れた可能性がある。
 すぐに、和田サイクルへ電話した。前輪のスポークが折れているというと、すぐに直せるというので、さっそく持っていくことに。今日を逃すと、火、水はお休みになってしまうのだ。
 
 和田サイクルにつくと、りりふぁさんが待ち構えていて、折れたスポーク部の写真を撮られてしまった。いやはや、またコレクションされてしまった。
 そのまま直すのも強度的に不安があるので、ついでに24本のスポークで組みなおしてもらうことにした。もっとも、スポークの13番がないので14番で組むことになったため、強度対策としても24本フルに組んだ方がいいという理由もある。

 車輪を組んでもらっている間、ちょっと他人のトラコンを改造するプランについて、和田さんに相談する。当人いわく、和田さんにできないと言われたということだったが、パーツがあればできると思うと考えを説明すると、それならできるかもということになった。
 問題はパーツだ。製品として海外で売られているのは知っている。大阪にある個人輸入代理店を通せば入手できることもわかっている。だが、時間がかかるだろう。
 と、そこへ来店中のoz氏が、「ウチにありますよ」という。ええーっと驚くとともに、譲ってもいいとのことだったので、持ってきてもらうことにした。トラコンの持ち主には何の相談もなしにだ(笑)。

 Frogの前輪はなかなか微妙にスポークの長さが合わず、3回組みなおしになってしまった。時間は経過する。そこへ70Tのフロントギアをつけたワンタッチピクニカでoz氏が戻ってきた。
 実際のトラコンに現物をつきあわせてみると、どうやら付きそうだ。大きさも問題はないだろう。多少の加工は必要になるが、あとは和田さんの力づくな作業にたよるだけだ。

 oz氏は、GPS付PDAのmio168も持ってきてくれたので、見せてもらった。PCとの接続等の問題はない。地図もついている。やはり問題はバッテリーの持ちだそうだ。4時間ぐらいという時間を長いと見るか、短いと見るかだろう。外部バッテリーがあれば即買いなんだが。
 と、車輪が組みあがる前に、手を入れたいトラコンの持ち主、ayakoさんが来店。パーツを見せて「問題解決」と言うと、なにやら不思議な様子。
 持ち主のいない間に、話を進めていたので、ざっと経緯を説明して納得してもらう。和田サイクルはお客さんの環境もふくめて「小径車の聖地」なんですな。お店にない部品が、なぜかお客さんから入手できたりする。これってやっぱりすごいのかも。

 やがて車輪も完成。24本でラジアル組されたホイールはなかなかキレイだ。いただいて精算し、時間もないのですぐに帰ることにした。

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ラジアル組で完成した車輪

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2004.06.12

インター7かインター8か、それが問題だ

 朝は雨が降っていたが、起きてみると久々の晴れ。このスキにFrogに乗らないと、また雨の日々となるやもしれず。
 いろいろと考えたすえ、7速化についての発注も詰めておかないといけないので、和田サイクルへ行くことにした。じつはインター8でもいけるかもしれないという打診があったのだ。
 いろいろ知りたいことがあったので、まずは和田サイクルまで輪行することにした。駅まで行き、新宿直行の電車に乗る。あとは新宿で中央線に乗り換えて、荻窪で組み立てて青梅街道を走り、和田サイクルというコースにした。
 新宿駅での乗り換えは、ホームが離れているため、Frogを担いで歩くのは、やはり重たい。カタログ値10.5Kgだが、いまやいろいろなものがついているので12Kg近くになっている可能性がある。
 でもって、中央線に乗り換え、荻窪下車。組み立てている間ににわか雨。少し待っているとほとんどやんだので、のろのろと走り出す。途中、ポツポツと降る雨を感じながら和田サイクル到着。着いたときには雨はやんでいた。

001.jpg
和田サイクルにはブロンプトン7速化の依頼がたくさんきている

 さっそく和田さんに、インター8の可能性を訊くと、なんとか入ると思うという答え。インター7は確保してあるけど、インター8とどっちにする? と訊かれた。
 判断のためにスペックシートをみせてもらった。

    インター8     インター7
型番  SG-8R20      SG-7R45

総合ギア比 307%      244%
ギア比
   1速 0.527       0.632
   2速 0.644       0.741
   3速 0.748       0.843
   4速 0.851       0.989
   5速 1           1.145
   6速 1.233       1.335
   7速 1.419       1.545
   8速 1.615

OLD   132ミリ      130ミリ
ホール数 36H        36H
スプロケット 16/17/18/20/21/22/23T
重量  1750g        1465g

 ギア比はインター8の方が高いが、重量もすごい。元のSRAM T3が911gだから、インター7で500g弱、インター8で770gも重量が増える。折りたたみ自転車としては、軽いことに越したことはないがどうしたものか。
 リアスプロケットは、シマノの推奨は16Tからだが、14Tからいけるそうである。それ以下はハブにチェーンが干渉してしまうとのこと。
 しばらく悩んでの結論はインター8にしてもらうということにした。しかし、実際にインター7仕様のFrogの後輪を見て、スポークが特殊なものだったため、それが作れるのかどうかということから始めたいとのことで、時間はかかることになるという。
 それでも、インター8仕様のFrogはまだ日本にはないので、ぜひともお願いしますと頼んでしまった。インター7の確保は破棄するので、他のインター7改造の人にまわしてあげてくださいということに。
 でもって、電卓で仮想のリアギア数を計算してみる。スプロケットは14Tを使うものとした。

1速 27T
2速 22T
3速 19T
4速 17T
5速 14T
6速 12T
7速 10T
8速  9T

 なんということだ。内装3段のトップと変わらない。SRAMの内装3段ではリアスプロケットに12Tを使っているので

1速 17T
2速 12T
3速  9T

 となっている。インター8にした場合には、4速、6速、8速が3段と同じギア比ということになる。内装3段の各ギアの中間にギアができ、軽い方へは3段も増えることになる。
 和田さんに、トップ側はほとんど変わりませんよというと、あとはフロントギアの取替えだねという答え。明快である。
 とりあえずはフロントはそのままにしておくので、後輪が組めた段階で連絡をもらうことにして、和田サイクルをあとにした。本日のイベント「和田サイクルから自走で帰る」に挑戦だ(笑)。

帰宅コースは適当に

 どうやって帰るかということで、まずは経堂をめざすことにした。2年前まで住んでいたので土地勘はある。経堂からはウチまで帰ったことがあるので、経堂までたどりつければ、自動的にウチへ帰れるというじつにシブイ計画だ。
 以前に加藤さんに経堂までの道の半分ほどを教えてもらったので、その道をいくことに。
 ところが、記憶というのはあやしいもので、その道だと思っていた道が、まったく違うことがわかった。
 世田谷区だの杉並区の道は、昔の農道のなれの果てだから、道が直角に交わってない。曲がる場所を間違えてしまうと、どんどんと深みにはまるという底なし沼のような道だ。タクシーの運ちゃんにいちばん嫌われている場所でもある。
 なんて言っているそばから迷った。しかしまぁ、なんとなく方向だけはわかるという根拠のない自信で適当に走る。もはやどこへ着いてもいーけんねという態度だ。
 道の標識、線路を発見するたびに、方向は間違いないと確認した。結局、井の頭線の久我山付近へ出てしまった。

003.jpg
井の頭線に出会う

 久我山といえばその昔、原稿取りに通った街であるからして、ここの道もわかるのである。久我山病院を越して、中央高速の下を横断、その先へ進むと、町の様子が変わっていた。
 目印にしていた畑もない。道も立派になっている。立ち並ぶ家の様子も違う。さすがに10年前の記憶は現在に通用しないようだ。

004.jpg
こういう道だと走りやすい

 それでもなんとか甲州街道と環八の交差する高井戸へ出られた。ここから裏道を通り、元住んでいた場所を越えて、世田谷通り方面へ走る。

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ここが元住んでいたとこの近くの水道道路

 できるだけ環八の歩道は走りたくないという理由からだ。しかし、環八からはつかず離れず走ろうという魂胆である。
 やがて東名高速の用賀インター付近へ出る。ここは横断歩道がないので、歩道橋を担いで渡った。ここで、まだ明るいから二子玉川から多摩川サイクリングコースを走ろうとしたのが敗因だった。

迷走、迷走、また迷走

 環八を走って246へ入り、二子玉川を越すのもつまらないので、岡本あたりを走ろうとしたのがいけなかった。岡本3丁目までは知っているのでスイスイと走っていったが、その後、道に迷った。
 坂の登りになるのがいやなので、平坦か下る道を選択していたのが敗因のようだ。
 二子玉川をめざして何度も行きつ戻りつしてしまった。暗くなって高島屋玉川SCのネオンが見えたので、やっと方向がわかりそちらへ向かう。

007.jpg
二子玉川についたときにはかなり暗くなっていた

 これでまだ明るいうちに多摩川サイクリングコースを走って帰るというもくろみは崩れた。だが、まだなんとなくぼんやりと明るさが残っているので、多摩川サイクリングコースを走って帰ることにした。
 サイクリングコースへ入ると、ほとんど人や自転車が見えない明るさ。こんな場所を無灯火の自転車が走っているのがコワイ。何を考えているのだ。
 こちらは電池式のライトEL-500IIをつけ、EL-400をフラッシングさせ、リアのテールライトをつけて走る。こちらからは路上の人や自転車が見えないので、よけてもらうためだ。

008.jpg
サイクリングコースはかなり暗い

 小蝿のような虫の大群の間をつっきったり、暗いのでほとんど速度は出せない。夜のサイクリングコースは走る道としておすすめしない。
 緊張感を強いられたが、なんとか帰宅。梅雨の晴れ間のひと走りとなった。

走行距離 37.3km
走行時間 2時間46分
平均速度 13.4Km
最高速度 38.5Km
積算距離 630.8Km

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2004.06.11

6月はカエルの季節というものの

 こう毎日天気が悪いとFrogにも乗ることができない。1日まるまる雨が降らないということがないので、走ることもままならない。
 雨の季節はカエルの季節なのか、海外からは7速仕様のFrogが届いているようだ。イギリスの販売店での価格は800ポンド。それに送料や税金を考えると、日本円で20万円近くなるのではないだろうか。日本の3速使用が10万円ぐらいだから2倍の価格だ。日本国内でFrogを7速化改造しても20万円よりは安くなるだろう。
 もっとも、国内で7速化した例はないのだが、使用しているシマノのインター7の型番もわかっているので、後は自転車店のチャレンジ精神だけだと思うが、なかなかそうしたことをするところもないのだろう。
 自転車と使用パーツがわかり「できる」こともわかっているのだから、同じことができる技術を持った店は、日本国内にいくつもあると思う。
 ブロンプトンへのインター7装着。トランジットコンパクトの内装3段化。これらは「和田サイクル」に、日本全国から改造依頼がやってくるという事態となっている。ムックやネットでの情報を頼りに送ってくるからだ。なかには少々強引な依頼の仕方もあるという。しかし、それらの要望にも応えているので親切だなぁと思う(おかげで、Frog7速化にもなかなか手をつけてもらえない。とほほほ)。
 自転車店と購買者の関係はどうなっているのだろうか。Frogを買うときに、自転車店をまわり、7速化できるかということを質問した。ヨーロッパでは売られていることを知っていたからだ。おおむね無理という答えだったが、中には、理屈としてもおかしく、かなり素っ頓狂な答えをする自転車店もあった。
 結局「和田サイクル」で買ったのは、同様の質問をしても「できない」とは言わなかったことと、すでに外装7段化したFrogが店頭にあったことだ。
 日本全国の自転車屋さんのサイトを見ていると、同様の質問をして「できない」と言わないと感じられるお店はいくつもある。
 そうしたお店を「発見」できないのは不幸なことだ。インターネット時代、情報はたやすくネットで入手できる。だが、自分で発見しようとする行為は少ないのだろう。いきおい、他へならえとなってしまう。売れているものだけが売れるという秘密の一端はコレだ。

 さて、ヨーロッパにあるFrog7速モデルだが、使用部品についてはわかった。さらに現物は和田サイクルへ持ち込まれたそうだ。これでもう同じことができない理由はなくなった。あとは和田さんの時間がとれるかという部分だけだろう。
 インター7も確保してもらっているので、Frog7速化は近いものと信じたい。

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2004.05.25

和田サイクルには改造依頼がいっぱい

 和田サイクルはとても忙しいようだ。最近ではメールでの問い合わせにも返事が滞りがちなので、仕事帰りに様子を見に行った。
 店の前には小径車の内装他段化依頼のものがびっしりと並んでいた。和田さんは多少フラフラとしながら自転車の間を飛び回っている。
 ムックやネットで紹介され続けているので、全国から改造依頼がきているとのことだ。送られてきて、輪行袋のままのブロンプトンは、1週間置いてあるがまだ手をつけられないと困ったような表情をしている。
 そうした改造品を前に、ママチャリのパンク修理やワイヤー交換といった自転車が持ち込まれると、その場で修理をしていく。
 和田サイクルは、街中の自転車屋さんでもあるのだ。通常業務の大半は近所のママチャリなどの修理なんである。
 そうしている間にも自転車を買いにくる人がいる。本で見た「あれ」と買いにくる人もいれば、普通の店には置いてない、とてもマニアックなものをいきなり買いに来る場合もある。
 自転車の納品にはある程度時間がかかる。前の納品中など、タイミングが悪ければ、2時間以上かかることもある。時間にはゆとりを持って買いに行くか、事前に納車日時を決めてから行った方がいいのだろう。ケツカッチンで時間切れとなり、昨日は買えない人もいた。

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これがシマノインター7

 さて、懸案のシマノインター7SG-7R46の入手をお願いする。最近はブロンプトンの内装7段化依頼が多く、入荷してもすぐに消えていくという。1台確保をしてもらうことにした。
 インター7を入手しても、スポークの長さを計算したり、スポークを作ったりと、すぐには7速化できない。スポーク強度に関しても未知数だ。
 バイト? 氏が、ちょうどブロンプトン用の後輪をインター7で組んでいたところなので、お願いしてOLDを測らせてもらう。ナット類がまったくない状態で122.3ミリほどだった。
 左右の部品をとめるためのナットを薄いものにするなどの方法を使えば、Frogのリアエンド幅には入りそうだ。R&M社のいうとおり、なんとかなる。
 それにしても、和田サイクルは忙しすぎて、いろいろなことを待たなければいけない。Frogのさらなる多段化はいつになったらできるのやら。

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2004.04.16

9:30PM夜の和田サイクル

 西荻窪へ仕事で行くことになった。早く仕事が片付いたら和田サイクルへ寄ってみようと思っていたが、仕事が済み、おつきあいでの食事にも付き合っていたら、夜9時となってしまった。
 和田サイクルの営業時間は夜9時までだ。もう終わっているかもしれないが、店をめざすことにした。到着したのは9時20分ごろ。なんと、まだ店の明かりはついていた。
 片付けの最中かと思って店前に行く、和田さんの姿はなかったが、しばらくすると登場。挨拶をすると「忙しくてさー」とのこと。
 改造の依頼が重なり、まだ作業中なので店をしめられないのだという。そのうえ、取材が入り、時間をとられてしまったとのことだ。NHKの取材で伊集院光が来て、乗れるものというのでブロンプトンを出したのだという。大きな奴に小さな自転車はテレビ的に面白いだろうということで、Frogは体重100キロまで乗れますよというと、たぶん彼は100キロ以上あるだろうねと和田さんは笑っていた。
 改造の自転車は、見た限りでは、内装変速機の装着ばかりだった。そのうちのひとつはブロンプトンにシマノのインター7をつけたもの。あまりのハブのフランジの大きさに、Frogの12インチの車輪へは無理そうだと思えた。
 ネットで見つけたFrogに使えそうなパーツがあったのだが、ためしに訊いてみると「あるよー」と奥から出てきてしまった。もともとは小径車には関係のないパーツなのだが、どうして在庫があるのやら(笑)。出てきてしまったものは買うしかない。
 時間は夜9時50分、長居をしてもいかんので、帰ることにしたが、この忙しさではFrogのフロントタブル試作にはなかなかとりかかれないに違いない。
 こちらにとっては、不安と期待の入り混じった時間がつづく。こんなときが楽しいのだろうな。

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お仕事たいへんです

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