riese und muller社の本国のサイトでは、2006年度のカタログがPDFでダウンロードできる。
Birdyはモノコックフレームの採用で、見た目も大きく変わったモデルが出た。前後の車輪をフレーム下に抱き込んでたたむので、断面が下向き三角になるようなフレームが作りたかったのだろう。全後輪はフレームをはさんで、深くたためるようになった。
r&m社 2006年カタログ表紙 新Birdyがウリなのね
これだけスタイルに気を使っているのはBirdyぐらいで、他の車種を見ると、なんともゴツイものばかりだ。 Avenue、Culture、Delite、Equinox、Geminiといった自転車のフレームの太いこと。
おまけに、かなりの重量があるモデルばかりだ。質実剛健なドイツの設計思想なんだろうか。
アルミフレームでも、けっこう長持ちしそうな感じだ。
こうした自転車をママチャリとして使っているヨーロッパの風景というのは、どうなんだろう? 自転車は一生モノと考えているのか、安いものはない。
さて、わがFrogだが、2006年カタログにも掲載されているが、バリエーションもなく寂しいもの。
そして、発売当時から使われているハイコ・ミューラー氏が、噴水の中をFrogで走って大笑いしている写真が継続して使われている。
r&m社2006年カタログより やっぱり水はまずいんと違う?
この写真は誤解を招くので、そろそろ止めた方がいいんと違うかい。水の中を走れると思われては大変だ。
写真の水の深さだと、前後ハブ内には浸水しているだろうし、チェーンやテンショナーとして使われているディレーラーも水の中だ。ボトムブラケットはかろうじて水上か。
撮影用のイメージですとかなんとかしておかないと、水の中を走る者が出そうだ。実際にやると、後のメンテナンスが大変に違いない。
それにしても、裸足でペダルこいで、楽しいのかやけくそで笑っているのか、なんとも寒い時期に見ると、とーーっても寒くなる写真だ。
2007年モデルはFrogもモノコックボディにしてもらいたいなんて思うけど、売れないと難しいかな。
楽天でのBD-Frog06モデル販売一覧。
3月まで入荷しないらしいので貴重ですぞ。