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2010.02.21

「Dosun M1+」はユニークな配光で明るいライト

 日が長くなってきたとはいえ、まだ午後6時前には暗くなる。近所の道は街灯が暗く、全体的に薄暗い。歩行者や無灯火自転車が見えにくいので、明るいライトは必須だ。
 明るいライトとなると、充電式のLEDタイプだが、金額的にはかなり高い。それに、電池が切れればどうしようもない無用の長物となる。
 電池式のLEDライトはどうしても十分な明るさがないイメージだった。しかし、ライトの反射板を工夫し、画期的な配光によって明るさを追求したライトが登場した。
 Dosunという台湾メーカーのライトだ。通常の懐中電灯タイプのライトも作っているが、自転車用に「S1」「M1」「M1+」という乾電池駆動のモデルがある。
 今回は「M1+」をポチっとしてみた。
Dosun M1+ 
届いたライトDosun M1+

IMG_0557 
オーバーサイズ、ノーマルブラケットとゴム板、単三電池4本が同梱
IMG_0570







太めの懐中電灯といった雰囲気

 Dosun M1+は米クリー社の高輝度LED1灯を単三電池4本で駆動する自転車用ライトだ。
 定電流回路により、バッテリーが減っても明るさの変化が少ないという。
 上部にバッテリーインジケーターとワンボタンのスイッチ、アルミ製のヒートシンクがある。
 ボタンを押すことで、点灯強、中、弱、点滅、ストロボ(早い点滅)のモードを切り替えられる。
 使用可能時間はそれぞれ、6、13、45、20、8時間となっている。
 特徴的なのは、反射板の複雑な形によって生み出される配光パターンだろう。ライトのすぐ真下を明るくし、中間に左右の幅はないが明るい部分を作り、遠くを全体的に広く照らす。さながらT字か工字といった感じだ。
 それぞれの部分は連続していない。間に暗い部分ができるが、全体的には広い範囲を照らすことができる。
IMG_0572
特徴的な配光パターン

 明るさだが、カタログ値では10メートル先で20ルクスの明るさだという。使用している米クリー社のLEDは170ルーメンの明るさとのことだ。
 どうしてライトメーカーは、ルーメンだのカンデラだのルクスだのと簡単に比較できない単位で表記するのだろう。
 ウチにあるいちばん明るいライト、キャットアイのHL-EL710RCは、10メートル先で約3000カンデラの明るさとのことだが、カンデラとルクスでは単純に比較はできない。
 ルクスは「1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされるときの照度」のことだというし、カンデラは「放射強度683分の1ワット毎ステラジアンで540テラヘルツの単色光を放射する光源のその放射の方向における光度」だという。なんだかさっぱりわからない。
 要は見た目だ。実際に道路を照らしてみて、それで判断しよう。
 ということで、さっそくDosun M1+を付けて夜道へと走り出す。余談だが、Dosun M1+はキャットアイのブラケットH-31に押し込むと装着できてしまった。なので、ブラケットは付属のものを使っていない。

 道路を照らすと、かなり明るいと感じた。明るい部分はHL-EL710RCと同等かそれ以上ではないかと思う。
 しかし全体的に明るくならず、前述したように独特の配光パターンで照らされる。暗い部分はストンと暗い。 遠くは広く明るめで、3~5メートルあたりは縦長に明るい。そして、足下はぼうっと照らされている。

Img_0573   
路面を照らしたところ。左がDOSUN M1+、右はHL-EL710RC
デジカメ画像はもっと暗いが、見た目にあわせて補正してみた。肉眼ではこんな感じに見える。
DOSUN M1+は手前、奥ととびとびに明るく、HL-EL710RCでは一点だけが明るい
IMG_0560 
特徴的な配光のための反射板は複雑だ

 実用的には問題ないと思う。それよりも、明るい部分がかなり明るくなっているので、よく見える。
 1灯のLEDから、光を3カ所へ集め、それぞれの部分を照らすようにした反射板は秀逸だ。全体をまんべんなく照らすのではなく、光を集めた部分は明るく、前方から見たときに、視線内にライトの光が入らないように、上部の光はカットされている。
 これはドイツの特許をとっているという。
 価格的にはキャットアイのHL-EL530を2つ分といったところだが、充電式ライトよりはかなり安いし、同じ単三電池4本駆動で3WLEDのアンタレックスNR-X35よりもかなり安い。
 暗い道を走るなら持っていたいライトといえるだろう。

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