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2008.05.18

納得のいかない交通法規

 自転車は道路の左端を走ると法規で定められているが、それじゃ、路側帯のある場合は? という疑問が起こる。
 こうした疑問に答えてくれるのが、「広島市」サイトにある「自転車の通行位置について」というページだ。広島県警も改正道路交通法の告知を始めているし、交通規則の周知については先進県のようだ。
 それでは、路側帯のある場合の走り方は? というと。
 実線1本の場合は路側帯の中を自転車は双方向に走れる。車道は左側のみになる。
 実線1本の内側に点線のある路側帯(駐停車禁止路側帯)も、上と同様に走れる。
 実線2本の路側帯(歩行者用路側帯)は走ってはいけない。

 歩道がある場合には、車道走行が原則だが、「普通自転車の歩道通行可」標識がある場合は、歩道の車道側を双方向に走れる。
 自転車走行道路標示のある場合にも、その範囲内は双方向に走れる。
 歩道があって、路側帯(のちに車道外側線と判明/5.31追記)がある場合には、車道の進行方向と同じ向きにしか自転車は走れない。

 こんなややこしい法律を誰が作ったのだ? 
 ひとつの道路でさえ、法規上ではややこしい判断を求められる。素人ではかんたんにはわからない。(5.31訂正)
 ぜひとも、広島市のページを見てほしい。これで走れというのは無理に近い気がする。
 (広島市のページから車道外側線部分は削除されてしまった。5.31追記)

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コメント

歩道があるばあい、車道の歩道側にある白い実線(名前は件のページに書かれています)は、路側帯ではなく、路肩です。そこは自転車も通行禁止です。

投稿: NaoKatoh | 2008.05.19 01:22

○NaoKatoh 様

 あ、確かに車道外側線ですね。ご指摘ありがとうございました。
 車道外側線から歩道までの間は、車道の一部であって、軽車両が走行していいかというと、「いい」という判決と「だめ」という判決が出ているみたいですね。刑事と民事で両方の解釈の判決が出てます。これじゃますますあやふやなグレーゾーンです。
 路肩は道路構造令で定められているもので、外側に歩道がない場合を指すようです。

投稿: 米田裕 | 2008.05.20 00:09

 こんにちは。
 路側帯と車道外側線の外側エリア、紛らわしいですよね。
 警視庁の自転車ルール解説ページでも、路側帯については触れられているものの車道外側線の外側との違いには一切触れていません。知識のある人が見ると、「脇に建物の表示があって歩道じゃないから路側帯なんだな」とわかりますが。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/cycle/cycle01.htm

 何も知らない人がうかつに読むと、「白い線の外側は好きに通っていいんだ」となりかねませんね。
 車道外側線の外側を逆走する人たちの中には、そう思ってる人がいるのかもしれません。
(私は見ていないのですが、雑誌やTVで「路側帯はどちら向きにも走れる」と紹介されたことがあるという話を聞いたことがありますし。)

利便性の問題もありますが、自転車通行可の歩道や路側帯の逆走可能な規定については、見直したほうがすっきりすると思うんですが。

投稿: たうざぁ | 2008.05.21 11:14

○たうざぁ さん
 こうした交通法規を一般に知らせるような活動が弱いと思います。警察のサイトなんかを見る人はまれですし、興味を持つ人も少ないと思います。
 小学校から教育し、テレビスポットをどんどん流すようにしないと知らないままの人は多いでしょうね。

投稿: 米田裕 | 2008.05.22 00:11

しかし、こんなことは些細な問題かも、というような経験を先日しました。神奈川県から静岡県に抜けるには、箱根越えか御殿場線沿いの246 しかないのですが、その御殿場沿いの246は、歩道もなく、路側帯と呼んでいいのかためらわれるような肩幅くらいの、水抜きの穴や、わざとでこぼこをつけた白線しかない場所で、しかも高架の上。そこを大型トラックがばんばん走る。自転車はトラックとパンクの恐怖におびえながら走るしかない。本来だったら「裏車両通行禁止」であるべき道路が、なぜかその規制もない。

東海道の多くは、そんな場所は、自転車を歩道や測道に誘導する案内がたっているのですが、246にはいっさいありませんでした。けっきょくボクはそこを突っ切りましたが、ネットでは、恐怖のためにパトカーをよんで先導してもらった例も紹介されてました。

投稿: NaoKatoh | 2008.05.30 00:16

× 本来だったら「裏車両通行禁止」で
○ 本来だったら「軽車両通行禁止」で

投稿: NaoKatoh | 2008.05.30 00:18

○NaoKatoh  さん
 過去から続く、自転車を交通システムのなかでどう位置づけるかという考えがなかったことに現在の混乱があると思います。
 近所でも幹線道路の橋上が危険地帯です。3車線の車道がありますが、いちばん左側の車線をたぶん制限速度以上の自動車が走り、バスが追い抜くとすぐに前へ割り込んできます。
 日本全国、自動車をまず走らせるという目的で道路を造ってきた弊害がいろいろと出てきていると思います。

投稿: 米田裕 | 2008.05.30 09:16

ぼくはこれまで、歩道と車道外側線の間をいくつかのネットの書き込みを参考に、「路肩」と判断していたので、車両(軽車両含む)走行禁止と理解していたのですが、こぐさんの日記によれば、そこも車道のようですね。したがって自転車も走ってよい、ということになります。逆にそこが車道の左端なのだから、自転車はそこを恥ら根羽ならない、ということになりますが、こぐさんの報告によればそうでもないようです。
http://d.hatena.ne.jp/kogkog/20080529#1211995185

投稿: NaoKatoh | 2008.05.30 12:41

NaoKatohさん、拙稿への言及ありがとう存じます。道交法と道路法の関係などはまだよくわからないことも多く、もう少し調べてみなければと思ってます。

投稿: こぐ | 2008.06.01 03:15

○NaoKatoh さん
○こぐ さん
 法律は破るためにあるというのを実感する毎日です(^_^;)。
 むずかしい法規はともかく、信号の青は進め、黄色は注意もしくは停止、止まりきれない場合は進行可、赤は止まれ。すら歩行者と自転車乗りには守られてません。取り締まりもありません。

投稿: 米田裕 | 2008.06.09 23:58

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1 路側帯について 自転車は道路の右側部分の路側帯を通行することができるかという設問については、’07/2/14付「自転車の路側帯通行」にて論考したとおり。 道交法令に明文規定はありません。警察行政が解釈の根拠とする文献は肯定説を採っています。 その後、広島市「自転... [続きを読む]

受信: 2008.05.29 02:19

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