« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008.03.19

GPSデータロガーの新機軸

 GPSを使って自分の移動した軌跡を保存しておくことは、GoogleMapやGooglEarthの登場によって、面白く、役に立つようになった。
 そうしたことからか、GPSデータロガーにも、次々と新製品が登場してきた。価格も安く、ナビや地図はいらないが移動した道は知りたいという場合にはもってこいな製品だ。
 そのGPSデータロガーも、ただGPSログを記録するだけでなく、付加価値のついた面白製品が登場するようになった。
 2機種ほど紹介してみたい。
 1つめはパソコンGPSシヨップ、SPAの販売する「GPS Data LoggerハンディDL/M*241」だ。
m241 もとはHOLUX社の「m-241」という製品で、データロガーでありながら、LCD表示部があり、緯度・経度、速度、高度、時刻、起点からの距離を表示できる。
 GPSエンジンにはMTK chipsetを使用し、高感度であるという。
 単三乾電池一本で約12時間連続稼働し、130000点の軌跡を距離ごとか、時間ごとに記録できる。
 また、GPSレシーバーとして使用可能(38400bpsで通信可能な場合のみ)でもある。
サイズは32.1mmx30mmx74.5mmの円筒形で、ストラップで首から下げて使うようだ。
(写真はHOLUX社サイトより)

 もう1つは「PHOTO FINDER」というATP社のデジカメの周辺機器だ。
 GPSレシーバーには感度で定評のあるSiRF Star IIIチップを使用し、GPSログを5秒ごとに記録し本体に保存する。

photofinder
ATP社サイトより 

 本体にあるSD/SDHCカードスロットにデジカメで撮影済みのSD/SDHCカードを入れれば、JPEGファイルにGPS情報を付加する。
 USBホスト機能を持つので、付属のカードリーダーを使ってCF、メモリースティックPRO、メモリースティックPROデュオにも対応する。
 これで、写真の撮影場所が地図上に表示できるという。
 内蔵メモリーは約128MBで、550時間ていど、ログをとれるとのことだ。ログには位置情報の他に、速度や高度情報を含むとのこと。
 LCD表示もあり、時刻や位置を表示可能だ。
 電源は単4電池×2本。動作時間は約7.5~8時間。本体サイズは82×26×43mm(幅×奥行き×高さ)で重量は60g(電池を除く)。
 5秒間隔のログは自転車では粗いと思うが、自転車に乗り、デジカメで写真を撮り、さらに移動軌跡や撮影場所を記録できるツールは便利だと思う。

 GPSデータロガーも、個性化した製品が発売されるようになり、それらが1万円台前半の価格で買えるのだから、面白い時代になってきたと思う。

 

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008.03.13

モンベルフリーライドパンツを買う

 そろそろ暖かくなってきたので、自転車のシーズンがやってくる。
 いままで、すそバンドを使ってチノパンやジーパンのすそを締めて乗っていたが、初めて自転車用のズボンを買ってしまった。
 モンベルのフリーライドパンツだ。
 ポチっとしてから、5日ほどで届いた。
IMG_0224
モンベル フリーライドパンツ ガンメタリック

IMG_0227
かなりグレーに近い色だ

 通販の写真の色は不正確だ。ベージュとガンメタルがあったので、黒い方のガンメタルを注文。かなり黒めだったが、実際に届いたものは、かなりグレーに近い。サイズは考えるまでもなくXLで注文をしておいた。
 街中で自転車に乗り、さらに輪行を考えるとタイツでは恥ずかしい。電車内ではなるべく普通に見える格好でいたいためだ。
IMG_0284
ウェストにはベルト付き

 やってきたフリーライドパンツは、生地はやや薄めで、伸縮性がある。ふくらはぎとすそ部分にマジックテープがあり、それを使ってすそを締めることができる。
 ポケットは、ジッパー付が前2箇所、後ろに1つだ。
IMG_0285
ふくらはぎとすそにマジックテープ

 さっそく、自転車に乗って試してみた。
 生地が薄いので、通気性がある。暖かい日ならいいが、冬場は下にタイツが必要かもしれない。
 すそはマジックテープで締められるので、チェーンリングやクランクにひっかかることもない。すそバンドがいらないのが楽だ。
 すそバンドはときどき、どこへしまったのかわからなくなったり、片方が行方不明になることが多い(笑)。
 そうした心配がいらない分、気楽に使える。
 カッティングが立体裁断なので、膝部分でひっかかることもない。お気楽に街中で乗るにはなかなかいいパンツだ。
IMG_0287
すそには反射材もついている

 自転車用に普通のズボンでは、ケイデンスをあげたときにひっかかりを感じるし、かといってタイツは履きたくない。そんな人にはおすすめできる。
 輪行軟弱サイクリストにはもってこいのパンツといえるだろう。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.03.02

日本で売られているGarminハンディGPSは世界一高いのか?

 数年前まで、自転車で使うGPSといえばGarmin社のハンディGPSだった。
 手のひらにおさまるほどの小さな装置は、僕にとっては高嶺の花で、とても買えるものではなかった。
 GarminハンディGPSで地図が使えるeTrex VistaやeTrex Legendは、日本地図のマップソースが使える日本語版を買うしかなかったわけだが、この日本語版が英語版に比べてかなり高価だ。

 この状況は、1980年代後半から90年代前半のMacintoshの日本での販売を思い出させてくれる。
 当時のMacは、日本語OSの漢字Talkがなければ日本語は使えなかった。もっと前には、日本でだけ日本語ROMを搭載したMacが売られていた。日本語が使いたければ、日本語版Macを買うしかなかったのだ。
 1991年には、米国でQuadraが発売され、OSもSystem7への移行期だったが、日本ではおあずけ状態だった。日本語版が発売されるには半年~1年以上の時間差があったのだ(この間にGomTalkを使ってSystem7と漢字Talk6.0.7を合体させて使ったりした)。
 そして、米国で6000ドルだったQuadra700は130万円以上(定価139万9800円)で売られた。当時のレートで1ドルは125円程度だが、Macに関しては1ドル240円ほどの換算になる。
 こうした時代を経て、現在のMacがあるわけだが、Mac自体は、現在でも高価なコンピュータだ。しかし、米国とほぼ同水準の高さなので、日本だけ高いというわけではない。

 話を戻して、Garminだが、日本と米国、イギリスでの価格を調べてみた。リファレンスとなる同一の店として、Amazonでの価格を比較し、それぞれの国で検索をして上位に位置する店での価格も比較してみた。比較した機種は、eTrex Legend HCxとした。地図を搭載していて、自転車やアウトドアで使うのには最低でもこのクラスが必要だと思えるためだ。

日本
(日本語版)
日本
(英語版) 
イギリス アメリカ
Amazon
税込79,800 円
SPA
税込49,329円
送料込
Amazon
179.99ポンド
3.8万円
Amazon
199.99ドル
2.2万円
いいよネット
税込79,800円
IDA
税込46,200円
handtec
171.55ポンド
3.6万円
REI.com
249.95ドル
2.7万円
アヤセサイクル
税込58,800円
TKA.jp
1GB microSD付
税込40,800円
   
アートスポーツ・ODBOX
税込58,800円 
     

(2008年3月2日現在)

 通販店の情報によると、この1日に日本でのGarminの価格が改訂され、値下げとなったとのこと。
 表を見てもらうとわかるが、7万9800円が5万8800円となっている。これは複数の通販店で同じ価格なので、日本での定価となるのだろう。
 日本語を使うためのROMの変更など、日本語版には割高になる要因があるので、値下げには代理店の努力が必要だが、それを実現してくれたのは嬉しいところだ。
 ざっと2万1000円値下げとなったわけだが、英語圏ではもっと安い。米国がいちばん安く、セールで売っているAmazomでは199.99ドル(約2万2000円)である。しかし、それぞれの国のAmazonは、その国の国内にしか販売をしない。日本から米国のAmazonでの買い物はできない。
 日本からも買える米国の店(生協?)としてREI.comがあるが、ここでは249.95ドル(約2万7000円)だ。日本語版の半額だが、送料などで75ドルかかるとのこと。また、マップソースはアジアパシフィック版なので、日本を含むアジア地域の簡略地図なのに加え、日本語版マップソースは使えない。
 日本で英語版のGarminを使ううえで、最大のネックとなっていたのは地図だが、地域限定のフリーの日本地図や、アップアップダウン製作所による国土地理院の2万5000分の1数値地図をもとにした英語版Garminで使える日本地図(1万1550円)が販売され、必ずしも日本語版Garminが必要ではなくなった。
 ただしアップアップダウン製作所の地図は、国土地理院の数値地図をベースとしているので、そのデータは古いもので5年前のものだという。最新版の地図といかないのは仕方のない部分がある。

   日本でも、英語版Garminが売られているが、eTrex Legend HCxは4万円~4万9800円といった価格だ。これにアップアップダウン製作所の地図1万1500円を足すと、約5万円~6万円ちょっとの価格となる。
 これだと値下げとなった日本語版を素直に買うのがいいだろう。
 海外からの個人輸入は、トラブルなどの場合の不安が残るし、国内で英語版Garminを買うのなら、かなり価格差がないとワリに合わない。eTrex Legend HCxなら3万円台でないと意味がない。

 電池駆動時間が単三電池2本で25時間もあるし、いろいろなGPSアプリケーションが、Garminのトラックログであるgpxファイルにネイティブに対応していることを考えると、まだまだGarminに有利な部分も多い。
 もう少し米国なみの価格に近づいてくれれば貧乏人にも嬉しいのだが……。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »