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2007.07.26

続報。空調ざぶとん付デイパックの高温多湿時の性能

 さて、空調ざぶとんを背中につけたデイパックを作ったわけだが、その後の実践レポートをしてみたい。
 26日、午後5時近く。気温は29度ぐらいで、午後4時ごろから小雨が降ったり止んだりして、湿度は70%~80%近かったのではないだろうか。
 むあ~っとした空気だった。
 空調ざぶとんをつけたデイパックを背負って出かけたが、いつもの涼しさはあまり感じられなかった。
 空調服サイトにある、空調服の有効範囲というページでは、効果のある度合いがグラフで見られるが、気温29度で湿度が70%だと、能力的には1段階落ちる範囲になる。
 空調服のシリーズは、気流と気化熱によって涼しくなるという仕組みだから、気温と湿度で性能が大きく変化する。湿度が高ければ、蒸発する水分も少なく、熱を奪っていく量が少ない。
 高温多湿になると、それほどの効果は期待できないと思っていた方がいいだろう。

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今日は湿度が高く、それほど涼しくなかったが

 それでもファンの気流がないのとはかなり違う。そのうえ、空調さぶとんのファンをまわしているときには、とっておきのウラワザがあるのだ。
 それは、デパート、スーパー、コンビニなど、冷房の効いた建物内に入ったときも、ファンをまわしっぱなしにしておくことだ。
 本日はスーパーマーケットに入ったが、冷房の中で使うと涼しいを通り越して、背中が凍るのではないかというぐらい冷たかった。
 外では効果が3割減ぐらいで、背中に汗をかいたままになっていたが、店内に入った瞬間に「凍る~」と笑い出しそうになってしまった。
 みるみると背中が冷えて汗も引いていくのがわかる。
 電車内も冷房が入っているが、さすがにデイパックを背負ったままだと邪魔になるので、手で持つようにしているため、こうした涼しさは味わえない。
 リュックやデイパックで背中が暑いと感じている人は、手始めに空調ざぶとんを間にはさむことをおすすめする。本当は専用のパッドを株式会社空調服が作ってくれるといいんだけどね。
 メッセンジャーバッグにも使えるかも。大型のメッセンジャーバッグなら、空調ざぶとんそのままのサイズではないかな?


株式会社空調服より「空調ざぶとん涼風(すずかぜ)」なる商品が発売されたのを知った。

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2007.07.22

デイパック背面に強制吸気システムをつけた

 エアストライプシステムに惹かれ、買ってしまったドイターの「クロスバイク」だが、実際には背中が蒸れて暑くなるので使うのをやめてしまった
 自然吸気に頼らない、人工的な吸気システムがあればなぁと思っていたところへ、株式会社空調服より「空調ざぶとん涼風(すずかぜ)」なる商品が発売されたのを知った。
「空調服」とは、ファンによる強制的な気流を内部に作ることにより、気化熱を使って体を冷却する服のことだ。
 夏場の自転車乗りに使えないか、以前に記事にしたことがあるが、自転車が走るときに受ける風の量の方が多いので、効果としてどうかという意見を聞いて買わなかった。
 その株式会社空調服が発売した「空調ざぶとん」は、内部に体重がかかってもつぶれないスーパースペーサーで気流の通り道を確保。単三電池4本で22時間駆動という椅子につけてつかう座布団だ。
 空気が流れるのでおしりはさらさらとして気持ちいいとのこと。

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空調服サイトより「空調ざぶとん」

 この商品を見た瞬間に、デイパックの強制冷却に使えないかと思った。値段も4900円、試してみるには手ごろな価格だ。気づいたときには反射的にポチっとしていた。
 7月11日に発売が発表され、7月20日以降に発送開始ということだったが、21日にはウチへやってきた。

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やってきた「空調ざぶとん」

 さっそく電池を入れて動かしてみる。お尻の下に敷いてみると、空気がスースーと流れていくのがわかる。ひんやりとする。ちなみに長崎弁ではスースーとすることを「すーすーすー」と言うそうだが……、お呼びでないね。
 銀色と紺色の布が使われているが、銀色の部分は空気を通さないようだ。紺色の布の方を体につけたときだけ涼しく感じる。この紺色の布方向を背中に当たるようにしないといけない。

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単三電池4本を装着
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バッテリーケースをセット。スイッチで2段階の風量調節ができる

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パイルダーオン! じゃない、スイッチオン!

 本格的にきれいに作るには、この「空調ざぶとん」をベースにして、背中に当たる部分を、きちんと形に切り取り、ミシンがけをして作るのがいいのだろうが、気持ちははやる。はたして効果があるのか一刻も早く確かめたい。早く、早くということで、すべて仮止めで作ってみることにした。切ったり縫ったりはなしだ。
 マジックテープを買い込み、四隅にテープをつけ、中央近くにもつけて空調さぶとんを「クロスバイク」の幅に折りたたむ。
「クロスバイク」と空調ざぶとんの両方にマジックテープをつけて、とりあえず固定した。
 ファン部にはバッテリーパックがついて重みがある。排気する布の方向から、ファンは背中についてしまうので、この部分を外側へ折り、「クロスバイク」の底面に安全ピンでくっつけた。
 これで、デイパック「クロスバイク」と背中の間に「空調ざぶとん」がはさまった格好になる。スーパースペーサーが入っているので、どれだけ荷物を入れても気流が流れないことはない。人の体重がかかってもOKなのだ。

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マジックテープを四隅につける
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クロスバイクの幅に合わせて折りたたむ

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クロスバイク背面に仮止めしてみた
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紺色の生地の部分しか空気を通さない
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ファンとバッテリーを支えるために安全ピンでバッグ底面に固定

 背負ってみるが、「空調ざぶとん」は電池ケースを入れても300グラムほどの重さなので、バッグがずっしりと重くなった感じはしない。

 さて、実際に使ってみよう。22日のウチ付近の気温は約27度ほどだったが、日差しもあり、かなり暑かった。
「クロスバイク」を背負っていると、もやもやと背中が温かくなってくる。このままだとびっしょりと汗をかきそうだ。
 そこで、ファンのスイッチをオン!
 うわー、涼しい、涼しいよー。文明の力だ。科学の力だ。強制吸気だ。ターボだ。と脳内麻薬が出て快感を感じるほどに涼しい。
 気化熱と気流が熱を奪っていくので、わずかに汗をかいた方がめちゃくちゃ涼しく感じる。
 これはいいわー。

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驚異的に涼しいのだった

 さらに、最終的に吐き出される風が、首筋に当たるので、またまた涼しく感じる。
 とりあえず仮止めで試してみたが、こんなに効果があるとは想定外だった。
 充電式バッテリーを使えば経済的だし、背中はいつも冷え冷えだ。これで夏場の汗びっしょりの背中ともおさらばだ。
 きちんと加工して、デイパックと一体化させてしまえば、持ち運んでも違和感はないだろう。工作が得意で、ミシン掛けが得意か、してくれる人がいるなら、ぜひとも試していただきたい!

【補足】
 より背中に密着させる方が効果が大きい。ウェストベルトなどを締めて、できるだけ背中にぴったりとつけたい。いまどきの若者風にルーズに背負っていると冷却効果は半減だ。


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2007.07.10

GPSデータロガーもブーム?

 GPSデータを受信することにより、自分の位置を記録できるGPSデータロガー「コメットDL/3」を以前に紹介したが、また新しいデータロガーが登場した。
 パソコンGPSショップで販売する「DL/G*201」で、製品自体は「Wintec社WBT-201 / G-Rays II」である。

WBT201
DL/G*201 Wintec社サイトより

 こちらは定評ある高感度GPSレシーバーSiRF StarIIIと同等の感度を誇るSuperSenceATR0625というGPSレシーバーを搭載しているという。
 本体の大きさは60ミリメートルx38ミリメートルx16ミリメートルで、わずか41グラムとクラス最小とのことだ。
 それでいて、内蔵充電池で12時間稼動、13万件のデータ記録とかなりのログ保存と、付属ユーティリティでGoogle Earthでの軌跡の表示ができる。
 価格も1万4000円台と1万5000円を切っている。
 Bluetoothインターフェースも備えているが、TELECの認証を得ていないので国内では使用することができないのでご注意を。
 ミニUSBケーブルでPCと接続して使うことになる。
 ナビはいらないけど自分の走った軌跡は知りたいとか、デジカメの撮影時刻と組み合わせて、撮影位置を後からGoogle Earthや地図上に表示したりと、使い方によっては面白く使える。
 記録内容は、位置、日時、速度、高度で、出力フォーマットは、KMZ形式(Google Earthフォーマット)とGPX形式なので、コンバーターソフトを使えば、他の地図ソフトでも使えるのではないだろうか。
 現時点で最小、最安のデータロガーとして気になる存在だ。



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DL/G*201
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【パソコンGPSショップ】

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2007.07.01

本命バッグ、ドイター・リエゾン

 さて、保険として買っておいたドイター「クロスバイク」だが、こっちが本命というバッグは、同じくドイターの「リエゾン」だ。
 メッセンジャーバッグタイプで、ビジネスバッグとしても使える無難なデザイン、ショルダーと手提げで使えるところが決めてとなった。
 まずはバッグを見ていこう。

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ビジネスユースにも使えそうな無難なデザイン

 サイズ的には20リットルあり、B4の書類も楽に入る大きさがある。内部は1気室だが、背面部に大きなポケットがある。それ以外には何もない。
 小さな袋が内部に飛び出しているが、これはレインカバーの収納部だ。

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A4の書類も楽勝で入るが、折り曲げ対策が必要か

 サイズが大きいので、ヘルメットを入れても半分ぐらいのスペースが余る。これなら、いっぱいに物を入れなければヘルメットも収納できるだろう。
 外側には、上部両隅に小さなジッパー付ポケットがある。本当に小さいので、何を入れるかだ。
 中央部にはそこそこな大きさのジッパー付ポケットがある。文庫本ぐらいは入りそうだ。左右にはメッシュのポケットがあり、ペットボトルなどが入る。
 先にも書いたが、このバッグにもレインカバーが内蔵されている。めちゃくちゃに降る雨の中で、中身を濡らしたくないのなら役に立つだろう。

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ヘルメットを入れても半分のスペースがあいている

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外側隅にあるポケット。かなり小さめだ

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文庫本が入るセンターポケット

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レインカバーで豪雨でも安心かも

 メッセンジャーバッグタイプなので、太いショルダーベルトがついている。これで肩にかけて、ウェストベルトで固定するという使い方を想定しているが、こちらはそうした使い方はしない。
 手提げ部分を使って、自転車にぶら下げるのだ。これで背中が暑くなることはない。あとは、本当に安定するかをためすだけだ。
 すでにFrogにはRIXEN&KAULのKlickfixアダプターがついている。このアダプターに手提げ部がひっかかればいいのだ。
 寸法がわからないので、ここは賭けとなったが、ちょうどピッタリとアダプターに手提げ部がひっかかった。はずれることもないほどピッタリだ。
 そして、ウェスト固定ベルトをハンドルポストへ1巻きして、バッグを固定した。
 バッグには、何も足さずにFrogへの装着が完了した。

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Klickfixアダプターへ手提げ部をひっかける

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ウェストベルトをシートポストへ1巻きした


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装着はこんな感じ


 家庭の事情で遠くまではいけないので、近所の街中を走ってみる。日差しは強いが、背中に荷物を背負ってないので風が流れて涼しい。やはり、自転車では荷物を背負わないのが正解だ。
 走る、止まる、曲がるといった状態でも、バッグは安定していた。さらに、かなり低い位置にあるので、重心面でも有利だと思える。

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かなり低重心だと思う

 わりと面積があるので、サイクリングコースを走るときに使うバッグではない。街中を散策し、電車に乗るときには肩にかけるといった使い方になるだろう。あくまでも持ち運びがメインで、自転車につけるのは二の次といった使い方になる。
 Klickfixアダプターがあったので、フリーパックメタかと考えていたが、アダプターにぶら下げるだけでも使えるものだ。
 価格もフリーパックメタの半分と安いし、普段使ってもおかしくないので、個人的には気に入った。

【2011年追記】 リエゾンという製品は無くなってしまった。

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