世界最軽量の折りたたみ電動アシスト自転車の記録更新
昨年の4月に、世界最軽量の折りたたみ電動アシスト自転車としてサンスター自転車のAL-14をエントリーでとりあげた。
13.9Kgと最軽量だったAL-14
13.9Kgとかなり軽いことに驚いたが、どうやら、今年の東京国際自転車展にその記録を破る自転車が出品されるようだ。
有限会社バイク技術研究所という会社で「YS-11」と往年の国産旅客機の型番をつけたアルミフレーム製折りたたみ自転車を製作し、この10月2日に発表した。
バイク技術研究所サイトより YS-11
重量は7.3Kgとアルミフレームでは最軽量ではないだろうか? パナソニックサイクルテックのトレンクル6500や7500はチタンフレームで6.5Kg、7.5Kgである。チタンなので軽いが価格も高い。
その点、YS-11はアルミフレームとカーボンシートポスト、チタンクランクで7.3Kg、8万9250円という価格だ。7.7Kgのオールアルミモデルは7.7Kgで6万9300円となる。
折りたたみ部もヒンジがない構造だというが、この自転車にサンスターの電動アシストユニットをつけたものを東京国際自転車展に出品するという。
重量はまだ公表されてないが、サンスターの電動ユニットとバッテリーの推測重量は約4.9Kgである。7.3Kgに4.9Kgを足せば、12.2Kgとなる。それを下回るかどうかだが、世界最軽量の電動アシスト自転車となることは間違いないだろう(結局12.9Kgだった模様)。
この記録を破るには、トレンクル6500にサンスターの電動アシストユニットをつけるしかない。どうするパナソニックサイクルテック?
それでもトレンクルベースだと20万円を超えてしまいそうだが、YS-11ベースなら14万円ぐらいでできるのではないだろうか?
A-Bikeには電動アシストユニットはつかないので、世界最軽量の折りたたみ電動アシスト自転車にはなれない(それにしてもいつになったら日本で売るのか?)。
14インチ車輪で、7.3Kgでは世界最軽量折りたたみ自転車とはいえないが、これに電動アシストユニットをつけると堂々と世界最軽量といえる。
その昔、パナソニックサイクルテックの前身、ナショナル自転車時代に世界最軽量の折りたたみ電動アシスト自転車として売り出した「WiLL ELECTRIC BIKE」は16.9Kgだ。とても持ち運ぶ気になる重さではなかった。
それが12Kgもしくは11Kg台となると、輪行で持ち運ぶことが現実味をおびてくる。
いやまぁ、ちょっと楽しみだ。
※その後の経緯はこちらへ
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コメント
お久しぶりです。日本はA-BIKEいつ入るのでしょう。こちではもうA-BIKEの中古が回ってますーー;;だいたい日本円で4万円以内の値段で手に入れるのでA-BIKEのレア的な存在感はすでになくなりました。それよりもぞくぞくと問題点が出ていて例えばチェ―ンが移動中に切られたりハブの問題で動けなくなったりして購買に迷ってるんです。やっぱA-BIKEもきかいなので故障はするんですかね^^もし近いうちに韓国に旅行でもすることになればここ韓国で1個購入してもよろしでしょう。
投稿: ぺろx2 | 2006.10.19 10:37
右のMINOURA QB-90
ワンタッチ <---これ韓国では2100円くらいの値段で売ってるのです。暴利でしょうーー
投稿: ぺろx2 | 2006.10.19 10:41
○ぺろx2 さん
お久しぶり。
韓国ではA-Bikeの中古も出てますか。それに問題点もいろいろと明らかになってきたと。
チェーンは切れるかもしれませんね。でもケース内なので簡単に修理ができないのが困りますね。
ハンドルをきるのが重いとか、ブレーキが効かないとかとも聞きます。それらと天秤にかけても欲しいかですね。
MINOURA QB-90は韓国では2100円ですか。日本でも米国のパーツが1ドル360円換算だったりするので、輸入品は儲けのネタなんでしょう。
投稿: 米田裕 | 2006.10.19 11:15