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2006.09.15

W-ZERO3[es]でGPSサイクリング?!

 さてさて、おとといにポチっとしておいたUSBホストケーブルであるが、なんと本日の午後3時近くに届いた。メール便なので、2、3日はかかるかと思っていたが、クロネコメール便はえらい。京都から翌日に到着だ。
 郵政公社で手紙を出したときに、定形外だと、神奈川から大宮までが翌日配送でなかったので、時間はかかると思っていたが、早かったなぁ。

PICT2587
すばやく届いたUSBホストケーブル

 となれば、W-ZERO3[es]でコメットUSB/3を使ってみないといかんわな。
 このUSB接続のGPSをW-ZERO3[es]で使うには、ドライバが必要だが、そんなものは公式には用意されてない、しかし、ぞろよし氏作のフリーウェアで「232usb」というドライバがあるとのことだ。ありがたく使わせていただくことにした。
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232usb - RS232 USB Serial Driver
http://www.softclub.jp/zoro/ce/
作者:ぞろよし氏
フリーウェア
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まずは下準備

 232usbを解凍すると、232usb.dllと232usb.exeの入ったフォルダができる。
 ActiveSyncでPCとW-ZERO3[es]を接続し、232usb.dllはW-ZERO3[es]のWindowsフォルダへ入れ、232usb.exeは適当な場所へおいておく。
 W-ZERO3[es]のファイルエクスプローラで232usb.exeを起動し、「New」ボタンをクリックしておく。
 ここでUSBホストケーブルを使い、コメットUSB/3を接続する。しばらくすると、自動的に接続設定が完了し、ドライバが組み込まれる。そうしたら、いちどUSBケーブルを抜き、再度接続する。

es005
232usb.exeでコメットUSB/3を使えるようになる

 どのポートへGPSが割り振られたのかを調べるためには、コメットUSB/3のドライバCD内にある「GPSinfo」を事前にW-ZERO3[es]へインストールしておく。
 GPSinfoを起動し、ポートのポップアップメニューを調べると「RS232_USB」と名前のついたCOMポートが見つかるはずだ。今回はCOM3に割り振られていた。
「StartGPS」をタップすると文字列がずらずらと表示される。これがNMEAデータそのものである。
 衛星測位画面で衛星の補足状況を見ると、室内にもかかわらず、6つと実用になるレベルで補足していた。

SCRN0002
GPSinfoで割り振られたCOMポートをさがす

SCRN0001
衛星を捉えた。バッチリ使える

 おつぎはGPX Loggerを使う準備だ。GPX LoggerはポートからGPS情報を得ていない。OSのAPIから取得するソフトだ。
 その機能はWindows Mobile5.0(以下WM5)にもともと備わっているという。しかし、W-ZERO3[es]の設定画面には「GPS」コントロールパネルはない。それは、レジストリによって隠されているためだ。
 このGPSコントロールパネルを表示するためには、レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\ControlPanel\GPS Settings以下にある、"Hide"もしくは"Redirect"キーを削除すると表示されるとのことだ
【※レジストリをいじるので自己責任で。壊れても知りません】
 Redirectキーがあったので削除したところ、GPSコントロールパネルが表示された。

GPS0000
隠れていたGPSコントロールパネルが現れた

 このコントロールパネルを開き、仮想ポートと実ポート、OSが自動的にGPSからのデータをプログラムへ受け渡しをする設定をする。これはimr氏のサイトにくわしくあるので、そちらを見てもらいたい。

GPSN0001
GPX Loggerを使う設定

 これで、おおまかな準備はできたが、時間は刻々とすぎていく。

ソフトを使って見る

 こうなれば、外で試してみないといけない。設定で時間をくっていたので、すでに午後4時半をまわっている。早くしないと日が暮れてしまう。
 GPX Loggerを使ってみるのが第一の目的だが、それだけでは寂しいので、Pocket Mapple v7も使ってみることにした。
 買ってあるわけではないが、このブロードバンド時代、ネットでのダウンロード販売を買えばいいのだ。これで、いきなり使いたくなってもあたふたとしない。
 ダウンロードショップで、Super Mapple Digital Ver.7 DL広域日本システムと関東地図をポチっとして買う。両方でも2850円だ。
 これをインストールして、W-ZERO3[es]へもPocket Mappleをインストールした。ここですでに5時半となっていた。薄暗いが出かける。さっさと出かけるためにクイックエースに乗って出た。Frogは折りたたんで2階に置いているので、出すのが面倒なのだ。
 コメットUSB/3の裏面には強力な磁石がついている。なので、いきなりフレームのトップチューブへつけて、本体はリクセンカウルのバギープラスの上にのっけた。

PICT2590
あぶなっかしくバッグに乗せたW-ZERO3[es]とフレームにくっついたGPS

 Pocket Mappleを起動し、「GPS位置取得」を実行する。いちおう移動軌跡も5秒間隔で記憶することにした。
 すぐに現在位置が表示された。コメットUSB/3は衛星の補足が素早い。
 とりあえず町内を適当に走り、多摩川青少年サイクリングコースの起点、御幸公園からサイクリングコースへと入る。
 地図は動きに追従してきちんと動いている。

SCRN0004
PocketMappleでGPSを使う

es004
ちゃんと動いておりますな

 サイクリングコースを走る時点でGPX Loggerを起動してみるが、待機中のまま動かない。これは使えないのか?
 そのままPocket Mappleの裏で動かし続けて走ってみる。すでにだいぶ暗くなってきているので、ガス橋でサイクリングコースから降りて、自宅へと戻る。

SCRN0003
GPX Loggerはずっと待機中で動かなかった

GPX LoggerはW-ZERO3[es]で使えなかった
※GPX Loggerは9/16に使用できるようになったが、参考として記事を残しておく

 Pocket Mappleで記録した軌跡は他のソフトでは使えない。変換ツールもないので、まったく役にたたない。なので、つまらんなーと適当に保存したら、保存に失敗していたらしく、カスタム情報は消えていた。ガーン!
 さらにGPX Loggerはまったくログを作ってなかった。GPSからのデータを取得してないのが原因だと思える。
 帰宅後、imr氏に質問のメールをしておいたが、GPX Loggerの動作の仕組みがわかった。
 GPX LoggerはポートからGPSのデータを受けるのではなく、WM5にあるGPSID(GPS Intermediate Driver)というAPIからデータを取得しているとのこと。
 このGPSIDを動かすには、GPSコントロールパネルが表示されていて、「アクセス」で「GPSを自動で管理する(推奨)」にチェックが入っていればOKのはずだという。
 そのとおりにしてあるのだが動かなかった。
 WM5のGPS関係のレジストリを見てチェックしていくと、上記の設定をすると、「GPSID.dll」を使うことになるらしい。
 GPSID.dllをさがして、W-ZERO3[es]のWindowsフォルダ内を見てみたが、そんなものはなかった。つまりはGPSID.dllが無いためにGPX Loggerが使えないと考えられる。
 WM5の標準機能のはずだから、これがないということはどういうことなのだ? 製造元のシャープへでも訊いてみたろかね。

GPSは使えたものの期待半分

 W-ZERO3[es]とGPSユニットの組み合わせで、いちばんやりたかったログ取りができないのはショックだなぁ。
 Mio168RSがあるので、ナビはできるけど、NMEA裏技でログを取っているので、ファイルは巨大化するし、負荷も大きく、使いこなしにも気を使う。
 これがMioMapだけ動かして、ログはW-ZERO3[es]+GPSで取れれば楽になったのだが、いまんとこGPX Loggerは使えない。
 NMEAデータを保存していくのなら同じことだし、PocketMappleのカスタム情報は他形式へ変換できないので使い道がない。カシミール3DやGoogle Earthで使えなければ面白くない。
 それでもPocketMappleで地図を表示しながら走れば、どこにいるかはわかるんだけどね。

 Mio P350は4万9800円。W-ZERO3[es]とGPSユニットで4万300円。それに512MBのミニSDが1800円、SuperMappleが日本全土だと1万1000円ほど。全部で5万3000円ちょいですな。
 しかし、Mio P350でできない電話をかけたり、VGAサイズでインターネットを見たりすることができる。
 W-ZERO3[es]GPSロガー計画は、いまんとこ挫折してしまったカタチだ。GPSID.dllが手に入るか、どなたかがポート指定でGPSのNMEAデータを、GPXやGarmin形式でログ取りしてくれるソフトを作っていただくのを待つしかないかね。とほほほほ。

SCRN0005
Willcom通信カードで位置を取得してみたが、600mの誤差があった

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コメント

GPSコントロールパネルが表示されていても、GPS Intermediate Driverが動いていないので、GPX Loggerは動作しないようです。

レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\BuiltIn\GPSIDにDllというキーを文字列形式で作成して、値としてGPSID.dllを指定すると(再起動後)GPS Intermediate Driverを認識するようになるようです。(私もこれが判るまでえらい難儀しましたw)

きちんと動作していれば、GPX Loggerも動作しますし、Pocket Mapple DigitalのGPSダイアログでもシリアルポートの選択は表示されなくなります。

投稿: niratama | 2006.09.16 09:34

>niratamaさん
動きましたか!凄いです。

P350には最初からレジストリのその場所にDllというキーがあります。
参考までにTREでのキャプチャを載せておきます。
http://gpsuser.sakura.ne.jp/images/0000.gif

ちなみにGPSID.dllというファイルは、P350でも目視できません。

投稿: imr | 2006.09.16 12:33

○niratama さん
 動きました。それにしてもよくわかりましたねぇ。GPSID.dllは個別にあるものだと思ってましたが、OSに内蔵されているんでしょうかね?

○imr さん
 これでimrさん作の便利なGPX Loggerが使えます。ログを再利用するのがとても簡単になりました。いいツールをありがとうございます。

投稿: 米田裕 | 2006.09.16 21:12

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