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2006.04.21

日本で売られない折りたたみ自転車

 日本じゃ、DahonだのKHSだのBromptonだの、R&M社のBD-1だのMOULTONだのといった海外の折りたたみ自転車が売られている。GoBikeAIRNIMALSTRIDAAirFrameDiBlasiなんてのもある。
 かなり世界中から折りたたみ自転車が集まっているなぁと感心していたが、なぜか日本では売られていない折りたたみ自転車がある。
 ひとつは英国の「MEZZO」という折りたたみ自転車。Birdyもどきのような折りたたみ機構を持つが、フレームが短い分、ステムでハンドルを前に出し、折りたたみ寸法を小さくしている。16インチタイヤということもあり、Birdyよりは小さくなりそうだ。
 内装4段と、シマノのCapreoモデルがあり、それぞれ625ポンドと645ポンドほどで売られている。重さは11.7Kgだそうだ。
 Frogの英国での価格が700ポンドなので、それよりは安い。

mezzoD9
MezzoBike社サイトより Mezzo D9

 どうも英国人は折りたたみ自転車が好きだとみえる。英国発の折りたたみ自転車はかなりな種類があるのだ。Brompton、MOULTON、AIRNIMAL、STRIDA、AirFrame、MEZZOだ。そのうちA-Bikeも加わってくれればいいのだがね。
 そして、そうした自転車の大半は台湾で作られている。もっとも、世界の自転車の大半は台湾で作られているわけだが。
 今年3月の台湾の台北サイクルショーへでかけた「サイクルハウスしぶや」店長のBlogで、正体不明の折りたたみ自転車(FD-1なんて描いてある)が紹介されていたが、どう見ても「MEZZO」をBD-1のようにモノコックフレーム化したものに見える(余談だが、このBlogには和田サイクルの和田さんとけんゆう氏の姿も写っている)。
 後ろにCarry-Meが写っているが、このCarry-Meは、日本ではルイガノブランドのLGS-CMとして発売される。
 もはや、自転車はどこで設計して作った製品であるかわからない。Birdyのモノコックフレームは台湾パシフィック社から、逆に持ち込まれたものかもしれない。
 台湾の自転車フレーム製造技術で、プレスしたアルミ板を溶接して、フレーム化することができた。それを「MEZZO」と「Birdy」に利用してみたということではないかと考えてしまう。
 そうでなければ、英国とドイツのメーカーで、これほど似たフレームの構造のものが同時期に作られたということの説明がつかない。そして、どちらもが台湾製造である。

 さて、もう1台は「ixi Bike」という米国の製品。ユニークな形状の6061アルミフレームでベルトドライブ駆動のシマノ内装4段ハブを装備している。
 スタンダードモデルは799ドルだが、999ドルの分割モデルは、フレームを2つに分けて、車のトランクへしまってくれいというむずかしいことは考えない輪行方式だ。

ixi01
IXI Bicycle社サイトより IXI Bike Breakaway

 車重は12.3Kgとちょっと重い。それでも折りたたみハンドルとペダルで幅が12インチに収まるという。
 ハンドルにはカップホルダーもついているし、専用アクセサリーも豊富だ。
 子供から大人まで乗れるとあるので、大柄な者も乗れるだろう。
 日本円で約12万円で12Kgで内装4段では、ちょっと訴求力がないのか、日本では売られていない。
 世界には、いろいろな折りたたみ自転車があるものである。他人の乗ってないモデルが欲しいなら、海外からの通販なんて手もあるけど、かなり高くなるのよな。

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コメント

はじめまして、京都のTomと申します。(一昨年まで大田区在住で多摩サイ走ってました)
今日、インテックス大阪で開催されていたバリアフリー2006にてCarry-Meを見かけました。取扱は株式会社OXエンジニアリングhttp://www.oxgroup.co.jp/
で車椅子メーカーです。pocketの名称で5/1より販売とのことです。携帯バッグが付属(ルイガノのキャリングバッグ相当)参考価格¥52,500(税込み)で、スタンドはオプション(¥1,000)とのことでルイガノより安いです。
メーカーのWebサイトにはまだ載っていないのですが、ユーザー向け会員誌では新製品として紹介されているようです。http://www.oxgroup.co.jp/homepage/ox/clubox.htm

投稿: Tom | 2006.04.23 03:58

○Tom さん
 情報ありがとうございます。するとCarry-Meはルイガノブランド以外でも売られるわけですね。これは車椅子扱い店だけかな。
 これでいっきに極小車輪自転車も増えるわけですが、5万円台はどう思われるか。
 ルイガノは定価5万5000円ですが、実売は4万6000円ぐらいになりそうです。
 それでもHandyBike8の2万円台前半の2倍近い価格です。この手の自転車は2万円台でないと売れないかもしれませんね。

投稿: 米田裕 | 2006.04.23 16:28

スタッフに自転車屋に卸すのか聞いてみたとこ販売ルートが違うので車椅子取扱店でなら取り寄せられるとのことでした。色は赤、黄、緑、黒の4色でした。写真をNIFTYのFCYCLE 「B001 自転車が好き」にupしましたので、御参考にして下さい。ちなみハンドルは左右のグリップ部分を取り外しするタイプのものでした。

投稿: Tom | 2006.04.23 22:35

○Tom さん
 写真見ました。ルイガノとはまたイメージが違ってみえますね。

> ちなみハンドルは左右のグリップ部分を取り外しするタイプ

 ルイガノのは折りたたみタイプに変更されていたので、7Kgから8.4Kgになってしまったようです。となると、OX Pocketの方が軽いかも? 7Kgならまたイメージも変わりますが、直営店とフランチャイズ店でしか売られないと不便ですね。
 でも、和田サイクル行くとあるかも(笑)。

投稿: 米田裕 | 2006.04.24 02:14

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