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2005.07.27

Mio168でのNMEAデータは高く表示される

 Mio168RSNMEAデータを直接書き出し、それをカシミール3Dへ持ち込むことによって、トラックの軌跡を描画しているわけだが、断面のグラフ表示をすると、トラックが地上50メートル近くを動いていることがわかった。
 自転車のハンドルにつけているので、1メートルぐらいの地上高はあるが、50メートルとなると、宙を飛んでいるようなので納得できない。
 自分だけの問題かと思い、Mio168とGPSの先達、imrさんにそっときいてみた。すると「Mio168での高度はみな高くなっている」という驚愕の返事をもらった。
 そして、ややこしいGPSの位置特定の仕組みを知ったのである。いろいろと参考となるWEBページを読んでみたが、まだ完全には理解してない。現在も勉強中で、間違ったことを書くかもしれないが、調べてわかった部分を書いてみよう。


50メートル上を走っている?

地球上の位置をGPSで測るしくみ

 GPS衛星は、地上約2万Kmをまわる周期12時間の衛星で、現在は29個が投入されている。
 衛星の軌道はつねに4つが可視状態となるようになっている。
 このうち、3つの衛星が捕捉できれば、位置を相対的に算出することができる。しかし、高さについてはわからない。そこで、4つめの衛星を使って高さを求めるのである。
 しかし、この高さを求めるのがややこしい。
 地球は球体と思われているが、実は北極方面がすぼみ、南半球がふくらんだ洋ナシのような形をしている。
 このゆがんだ形では、標高を測るのに不便であるので、基準となる回転楕円体を設定する。地球の形にもっとも近い回転楕円体を地球楕円体という。これは何種類もあり、日本ではGRS80楕円体を採用しているとのことだ。ちなみに、Mio168RSでは、WGS84楕円体を基準としている。

ジオイドって何?

 さて、面倒なのは、この回転楕円体からの高さが標高ではないところだ。標高は海抜0メートル、つまり海水面から測られる。しかし、この海水面の地球中心からの距離は場所によって違うのである。
 地球上の海水面は、その土地の質量による引力と、回転の遠心力によって、重力方向からの鉛直面が決まり、じつは高さがまちまちなのだ。太平洋の南部は20メートル高く、インド洋は100メートル低いという。
 そのために地球の上では、位置に応じて海水面の高さを求めないといけない。海水の見えるところならいいが、海水の見えない大陸の下でも仮想の海水面を求めることになる。
 つまり、地球上にできる重力方向の無数の鉛直線に直交する無数の水平面、これを重力の等ポテンシャル面というが、そのうち高さ0に一致する面を仮想の海水面としてジオイドという。痔のおいどではないので間違えないように。
 このジオイドが標高の基準、0メートルになるわけだ。前にも書いたように、その土地の質量でジオイド面は上下している。しかし、それらはすべて海抜0メートルとなる。日本では東京湾の平均海水面をジオイドとしている。
 GPSで高さを求める場合には、基準楕円体からジオイドまでの高さ、ジオイド高が必要になる。
 GPSで求められるのは、基準となる楕円体での高さだ。Mio168RSならWGS84楕円体で求められる高さである。これから、ジオイド高を引かないと標高は出ない。

GPSではジオイド高は測れない

 ジオイド高は重力ポテンシャルから算出するので、GPSでは測ることができない。そこで、GPSレシーバーは、各地のジオイド高をデータライブラリのように持っているのではないかと考える(ここらへん、まったく当てずっぽだが)。

 GPSに使われているNMEA-0183というフォーマットは、
「測位時刻(UTC)、緯度、経度、GPSクォリティ、受信衛星数、HDOP(Horizontal Dilution of Precision)、平均海水面からのアンテナ高度(m)、WGS-84楕円体から平均海水面の高度差(m)、DGPSデータのエイジ(秒)、DGPS基準局のID、チェックサム」という内容が表記されて出力されているそうだ。「WGS-84楕円体から平均海水面の高度差(m)」が「ジオイド高」ということになる。
 ところが、Mio168RSにも使われているSiRF社GPSでは、NMEA出力が、「平均海水面からのアンテナ高度(m)、WGS-84楕円体から平均海水面の高度差(m)」を分けて出力してないらしい。
 なんらかの出力設定なのか、仕様なんだろうが、平均海水面からのアンテナ高度(m)にすでにジオイド高が含まれた値を出力しているようだ。ここらへんは中澤和夫さんの「風を聴け」にも書かれている。
 考えてみれば、ジオイド高を含むというより、楕円体からのアンテナ高度しか出力してないともいえそうだ。

カシミール3Dで標高値を修正

 したがって、カシミール3Dに読み込んだ場合に、トラックが4〜50メートルほど高く表示されるということらしい。
 自転車のように、地上を走るのであれば、高度はほとんど問題ないが、スカイスポーツをする場合には問題となるだろう。
 さすがにGarminは「平均海水面からのアンテナ高度(m)、WGS-84楕円体から平均海水面の高度差(m)」の2つを出力しているので、標高についてはほぼ正しい値を表示するようだ。
 Mio168RSで、トラック高度が気になる場合は、カシミール3Dを使って直してしまう手がある。カシミール3Dでは、地図の標高データを持っているので、その地形にあわせて、標高を置換してしまうのである。
 トラックを選択し、右クリックから「標高値の書き換え」を選択し「0」メートルでも、ハンドルまでの高さ「1」メートルでも、好きなように設定して、地形に合わせて標高値を書き換えてしまう。


GPSデータエディタで標高値の書き換えを選択



地図から標高を求めて書き換える


これで地面を走っているトラックログとなった。

 自転車であれば、この方法で問題ないだろう。
 空を飛んだ場合の正しい高度を知りたい場合には、気圧高度計のついたGarminのmap60csなどのGPSを使った方がいいようだ。

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2005.07.22

体力派と知識派

 昔から体力がなく、身体の弱い子供だった。夏場になれば、虫の息で、ほぼ毎日ごろごろと寝ていた。
 夏休みに遊びに行った記憶はほとんどない。たいていはタオルケットをかけて寝ていた記憶だ。
 昔なので、クーラーもない。窓を開け放して寝ていると、路地を通る人からは丸見えだ。当時珍しかったヤクルトのおばさんが、裏の路地を通りがかり、「どうして寝てるの?」などと訊いたりした。「夏バテ」と答えたら、ヤクルトを1本もらった。これは親切ではなく、身体にいいからと定期購入を親に売り込むためだったらしい。
 そんな夏。
 大人になっても、夏場はやっぱり調子のよくない日々が続く。
 でもって、夏場に自転車に乗り、真っ黒になっている人を見ると、自転車に乗っているという共通項以外には、なんの接点もなさそうだと思えてくる。
 仮に、体力派の人たちとしておこう。自転車に乗って、同じコースを黙々と走る。身体が形成されていくのを楽しんでいるかのように、区間走行のタイムが縮まったことや、より急な坂道を登れるようになったことを喜ぶ。
 片や、体力のないオレなどは、見知らぬ場所へ行くことや、そこで食べたことのない物を食べたりすることに面白さを感じるようだ。
 一度走った道は、再度走りたいとは思わなくなる。あくまでも見知らぬ場所へ行きたいのだ。
 これは自転車に乗ることによって、知見が増えることを楽しみにしているわけだ。間違っても、脚力をつけたいとか、レースに出られるほど速く走れるようになりたいとは思わない。
 自転車乗りとひっくるめてしまうと、日常の足として仕方なく乗っている人々がいる。これらの人たちは趣味の自転車には興味がない。数十万円の自転車なんてばかばかしいと思うだろう。
 しかし、趣味の自転車乗りにも、体力をつけるためとか、健康を考える人々がいる。
 そして、知の道具としての自転車に面白みを感じる人々もいる。
 これらを同列に扱うのは無理というものだ。
「自転車が好きなんですか?」と話しかけても、その後、なかなかうまく会話がすすまないのは、ここらへんに原因がありそうだ。

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2005.07.17

負の重量パーツってないものか

 Frogを改造しようとか、部品を交換しようと思うと、結局は重量が増えることになる。現在でさえ、かなり重くなってしまっているので、これ以上重くなるということを考えると、何もつけたくない。
 たとえば、ハイスピードドライブをつけると、現在のBBやギアやクランクとの差で450gほど増えるという。ドロップハンドル化すれば、現在のフラットバーは160gだが、プラス200グラムとなる。となれば、トータルで13.5kg台の重量となってしまう。
 これはいやだなぁ。
 ここからは、「ドラえもん」のような夢の話だが、負の重量を持ったパーツなんてのはできないかねぇ。取り付けると、その分だけ軽くなるというもの(笑)。
 ドラえもんなら、すぐに出してくれそうなものだが、実際にはできない。浮力を持ったものをつけるとして、たとえば、ヘリウムの気球とかだと、どれぐらいの大きさのもので、何キロぐらい軽くすることができるのやら。
 反重力物質となると、ますます怪しくなってくる。検索するとトンデモなものがいっぱい見つかって楽しいけど(自分でさがしてください)。
 神戸大学では、ゆで卵を高速回転させて、重力を打ち消して飛び上がる理論の実証に成功したとあるが、ほんとかねぇ。高速回転パーツで重力を軽減できるなら、開発してもらいたいものだ。
 自転車は軽いパーツの組み合わせでも、どんどん重くなっていくものだ。これは、物に重さがある以上仕方がない。
 肩にかついで運ぶなら、やっぱり10kg以下だよなぁ。

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2005.07.15

チホリンのリクエスト

 高千穂遥さんといえば、泣く子も黙る大作家でいらっしゃる。高千穂さんの著作を読んでいる方は土下座するように。
 それでなくても、実際に会えば、その存在感に圧倒される方である。最近は、スキンヘッドの頭で、街中で出会えば、「ちょっとコワイ」風貌となっている。
 しかし、私たちSF者は、過去からのつきあいがある。1970年代、やっぱりコワイ人だった。会えば小便チビった。(笑)。その怖さが和らいだのは、1980年代になってからだ。
 1980年代、こちらもSFプロ者となった。バックには豊田有恒さんという、やはり、いまだに土下座ものの方が社長になった会社へ雇ってもらった。
 当時より、高千穂さんはコワイ先輩だったが、SF界は後輩の面倒見のいい社会である。スキーやテニスなど、いろいろとお世話になった。
 テニスでは、高千穂さんと「東京タワーズ」なるダブルスペアを組ませていただいたこともある。
 いっしょに韓国やペナンへ行き、テニスのお相手をしたり、酒飲みのお相手をした。
 そのような間柄になって初めて、愛と敬意をこめて「チホリン」と呼ばせていただくまでになった。ちなみに高千穂さんは、いまだに「米田クン」と呼んでくれる。
 あの「小松左京」さんでさえ、「ヨネチン」と呼ぶのに、これはまだ、少し距離のある呼び方である。そんなに気を使っていただかなくてもかまわないのである。「ヨネチン」でけっこうである。
 この「ヨネチン」には長い歴史がある(笑)。 かんべむさしさんが「原魚ヨネチ」という短編を書かれた。それを豊田さんが読んで、私のことをヨネチと呼ぶようになったのだ。
 それはSF界にあっという間に広まり、翌週、小松さんとあったときに「ヨネチ」と呼ばれた。
 しかし、語呂が悪いので最後に「ン」がつくようになり。いつの間にか私は「ヨネチン」と呼ばれるようになったのだ。「ヨコチン」ではないので間違えないように(笑)。
 ちなみに、あの「パトレイバー」のメカデザイナーである出渕さんは、われわれの間では「ブッチャン」である。

 で、お世話になったチホリンのリクエストで、「急坂」の場所を教えよということなので、GPSログをひっくり返した。
 場所は田園調布5丁目。
 図で見てもらうのがいいだろう。

ここの区間が急坂です


カシミールの地図ではココ


わかりづらいので、Mapfanで同区間を表示する

 GPSデータでも激坂であることがわかった。とても走れそうもないんですけど、高千穂さんは走るのですか? ここを?

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上のエントリーは、生ビール1杯とウーロンハイ4杯を飲んで帰ってきて書いている。書いた当人に記憶がないのがコワイ(笑)。海馬の短期記憶だけで書いているのだ。

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2005.07.13

MioMap1.2Jを試す

 マイタックジャパンのご厚意で、Mio168RS用のMioMap1.2Jを入手することができた。ちょうどiBookのハードディスク交換を頼んでいたのができたとのことなので、MioMap1.2JのレポートをかねてFrogでかけることにした。
 kiraさんのブログにも書いたように、午前中からはでかけない。午後4時からのっそりとでかけるのである。それでも、多摩川までは5分ほど、あっという間にサイクリングコースだ。風もすずしく、絶好の自転車日和といっておこう(笑)。


走り始めたらいつも夕方

 まずは、MioMap1.2Jを起動。心なしかGPS捕捉に時間がかかるようになったのは気のせいか。曇りで雲があるためか、河川敷という見晴らしのいい外だというのに、捕捉に時間がかかっている。
 今回は、GPS衛星を捕捉ののち、ルート検索もなにもせず、現在位置の表示をして走ってみる。いままでのバージョンでは、地図は動かなかったが、1.2からは地図が動き、刻々と現在位置が移動しながら表示される。
 いままで、ルート検索をして、「ルートを再検索します」と言われっぱなしで走っていたのに比べれば、ものすごく便利だ。
 道を知っているところなら、この状態で走り、地図の確認とGPSログをとりながら走ることができる。


黙々と位置が動く

ナビなしでも現在位置がわかる

 さて、iBookの受け取り場所は、多摩川をはさんで1.9Kmほどしか離れていない。直接行けば15分もかからない。そこで、二子玉川まで走っていくことにした。


久々に走ったので等々力でちょっと休憩

 この1ヶ月以上、雨やら仕事やらでまとまった距離を走ってない。少し遠回りをして受け取りにいくことにしよう。
 MioMap1.2Jは、昨日紹介したとおりだ。現在位置が動くようになった他は、あまり画面に変化はない。速度表示や電池残量表示はまだ実装されていない。
 マップコードは、走っているときにはほとんど必要がない。雑誌とかで場所をコードで表示してあり、それを入力、目的地に設定するといった場合には使えそうだけどね。
 POIは、1.1と変わらない。土地勘のある場所では、それほど使わない感じだ。まったく知らない土地なら、郵便局や銀行の位置がわかるのはありがたいと思うけど、都市部では、ま、なんとかなるでしょと走っていればなんとかなる(笑)。
 やがて田園都市線の鉄橋へと近づく。ニフティのオフの集合場所だが、日曜が休みとは限らない仕事なので、だんだん行かなくなってしまった。
 鉄橋をくぐり、二子橋を東京側へ渡る。

二子玉川へ行くざんす

驚異の坂に遭遇

 ここでMioMapでルートを検索し、ナビモードに変更する。見知らぬ道を走ってみようと思うからである。
 まずは多摩川へと下って、脇の道へ。ナビはさっそく「ルートを再検索します」と言い出した。


この道は行き止まりになるのだった

 ナビを無視して走っていたら、堤防の内側へ入る地点がないのだった。河川敷側にもマンションやら家が立ち並んでいるが、旧堤防の外側である。内側へ入るには階段を登らないといけないらしい。
 ナビを無視したおかげで300メートルぐらい戻ることになった。すまん、オレが悪かった。
 旧堤防の内側へと入り、あとは、丸子川沿いとかを走っていく。
 多摩川の駅付近で、いつも急な坂があるので、そこを走りたくないと思い、手前で少し坂を上ってみる。
 そして、どんどんと進むと「ぎょえーーー!!」、なんとまぁ、えらい激坂に遭遇してしまった。
 名前は「急坂」。なんのひねりもないぞ。斜度26%とのことである。見上げると絶壁のようだ。


すげー坂


どうよ、この斜度


上から見てもすごい

 ここはすぐにあきらめて、Frogを押して上る。どう見ても、走れる坂ではありません。自動車でさえ、ギアを1速あたりにして苦しそうに登っていく。
 坂道を登りきってしまうと、もはや位置エネルギーを失いたくない。下りの道があると、パスして走り続けた。これもナビがあるからできる技なのだ。
 やがて、田園調布をぬけて「多摩川駅」前を走る。中原街道下のトンネルをくぐって、iBookを受け取るためのMJ Softへと向かう。


いちばん近いMacのお店 MJ SOFT

立派な道はできても

 iBookを受け取り、多摩川の河川敷へと向かう。大田区のこの辺は、巨大なマンション群が立ち並び、それにともない、堤防も整備された。大田区のサイクリングコースと平行して、歩道が設置されたのだが、いまだに人も自転車もサイクリングコースを走ったり歩いたりしている。
 これをきちんと、自転車道と歩道とすれば、人と自転車双方にとっていいことだと思うのに、そうした看板すらない。歩道は誰も歩かず、あいかわらずサイクリングコースは人と犬と自転車のごった煮状態だ。



立派な道はあっても区分がめちゃくちゃ

 ガス橋のせまい歩道を渡って帰るのはしのびないのだが、このガス橋の車道、道の端に雨の排水口があり、へたにそこへ入ると転倒するかジャンプするあぶない道なのだ。原付が飛び上がっているのを見たことがある。
 こうした道の作りもなんとかしてほしい。橋の歩道を自転車と人で使うなら、5メートル幅はほしいものだが、実際には2メートルしかない。
 人も歩いているので、ゆっくりと走り、子供を乗せた母親の自転車がくると、こちらは歩道脇に止まっていたが、後ろからベルを鳴らしてかなりな速度で追い越していく自転車がいた。たかだか、橋の数百メートルぐらい、速く走っても仕方がないと思うのだが、馬鹿はそうは思わないようだ。
 人にケガをさせた場合を想像できないような輩が自転車に乗ってベルを鳴らして走ってるんだなぁ。
 まぁ、ともかく、7月にしては涼しいし、久々にちょっと距離を走った。MioMapも試せたし、晩飯もうまい。ビールもうまい(笑)。

050713
走った軌跡


走行距離 22.06Km
走行時間 1時間35分
平均速度 13.8km/h
最高速度 37.2km/h
積算距離 1516.4Km
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2005.07.12

MioMap 1.2J

 昨日あたりのPC系ニュースサイトで「マイタックジャパンは、GPS付PDA『Mio168RS』を7月20日より発売する。店頭予想価格は税込みで7万3千円前後」というリリースが出ていた。
 おいおい、今ごろ新発売とは? などと読んでみると。搭載ナビソフトのMioMapがバージョン1.2となったとのこと。1.1のときはなんのアナウンスもなかったので、マイナーバージョンアップ、今度はメジャーバージョンアップということなのだろう。
 新機能が気になったので、さっそくプレスリリースを読んでみる。追加、改良された機能は4つとのこと。リリースより引用してみると

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1現在位置のリアルタイム表示
これまで、現在位置の表示は固定(移動ごとに現在位置のアイコンをタップして確認)でしたが、今回の現在位置モードの画面では継続して移動した位置がそのまま表示するようになりました。

2.POI(Point of Interest)検索搭載
全国17万箇所の施設、お店、観光地などが検索できます。表示されている地図上で、周辺5km以内のジャンル別検索が可能です。また、ジャンル別に住所検索しながら絞込み検索をすることもできます。全国のガソリンスタンド、郵便局、警察、ファーストフード店、コンビニ、スーパー、デパートなどの店舗や、ゴルフ場、スキー場、遊園地、温泉地、名所などが検索対象となります。
検索した場所をスポット登録したり、目的地に設定してルート検索も可能です。

3.マップコード検索
株式会社デンソーの特許であるマップコード検索機能を搭載しました。すでに多くのカーナビにも装備されている機能でもあり、旅行雑誌やウェブなどでコード情報が掲載されています。コードを入力すると地図画面上に表示できるだけでなく、スポット登録しておくことができるので、旅行の計画やルート設定に役立ちます。
また、現在地のコードが常に検索画面上に表示されるので、それを友人などに知らせることで自分の現在位置を簡単に伝えることが可能です。さらに、マップコードの星印(*)の右2桁まで入力すると、場所が3m 四方にまで限定できます。災害時などに自分の居場所をピンポイントでしっかりと知らせることができます。


メニューにマップコードが追加されている


数値を入力して場所を特定

4.移動モードの表示
設定画面上で、移動モード名を表示するようにしました。徒歩、自転車、自動車の3モードが明記されますので、操作性がいっそう向上します。詳細設定画面での有料道路の利用の有無や再ルート設定なども従来どおり可能です。

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移動モードが一目瞭然となった

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 とのこと。POIについてはVer1.1と変わりがなく、鉄道駅情報は入ってない。
 移動履歴の最低間隔も1分間と変わりなし。
 マップコードは、12桁の数字で場所がわかるというものだ。いずれ、この数値が店案内とかに使われるようになるのだろうか?
 GPS衛星の表示画面も修正されたとのことだが、あまりよくわからない。
 現在位置表示がリアルタイムに動くとのことなので、今までのように、目的地を設定しなくてもよくなるのはありがたい。

 ハードウェアに変更はない。既存のユーザーには、MioMap1.2Jの無償配布があるとのこと。
 サポートページには「正式リリース日前日の7月19日にMioMap Ver.1.2Jダウンロード版申請用フォームをホームページに掲載します」とある。
 ADSLなどの回線を使っているなら、ダウンロードは楽にできるだろう。ソフト本体のみで、地図データには変更はないようだ。

 また、オプションで、バイク用のバッグが追加された。タンクにつけるタイプだ。自転車にはちょっと使えそうもないので残念。

オプションのバイク用バッグ


1.本体収納部
2.コネクタ誘導部
3.小物(小銭)ステイ

 発売から3ヶ月、着実にソフトのバージョンアップは進んでいるようだ。画面上での電池残量表示や、速度表示など、欲しいと思う機能もいずれ追加されると期待しておこう。
 自分でソフトのバージョンアップができるのも、専用GPSにはない魅力だ。

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2005.07.11

Super Mapple Digital Ver.6

 Mio168RSにはもうひとつの地図として、Super Mapple Digital Ver.4のサブセット版(地方都市は詳細なし)がついている。Pocket MappleというPDAでも使えるソフトも同梱されている。
 地図としてはきれいなのだが、GPSのログが独自形式なので、カシミール3Dに読み込めない。自分の走った軌跡をカシミール3Dで見られないのはちょっとさびしい。データを変換するツールもなく、使わないソフトだった。

 それが、この8日に発売になった昭文社のSuper Mapple Digital Ver.6では、テキスト形式でGPSログを書き出せることになった。これでカシミール3Dでも使えるかもしれないと思ったが、買って試してみるには金欠である。ボーナスの季節だが、自由業者にはボーナスもない、年に2回は寂しい思いをする時期だ。
 それはさておき、GPS関係でお世話になっているimrさんのサイトで、Super Mapple Digital Ver.6のレポートが掲載されている
 くわしくはそちらを読んでもらうとして、気になっていた点についてわかったことを書いておこう。

・GPSログは1秒間隔で1時間取得。2秒で2時間。
・テキスト出力されたGPSデータには時刻のデータがない。

 もちろん、そのままではカシミール3Dでは読めないが、imrさんがcsv形式へのコンバーターを作成されているので、それを使うことになる。前出したimrさんのサイトにおいてある。

 Super Mapple Digital Ver.6は1万2800円ほど。地図データを保存するにはSDカードも必要となるだろう。SDカードは上海問屋というネットショップが安い。1GBで7600円ぐらいのものがある。余談だがこの上海問屋、あやしい名前のショップだが、エバーグリーンというメーカーの直販サイトとのこと。メーカー直販なので安いのである。

 Super Mapple Digital Ver.6とSDカード1GBで約2万円ということになる。
 Mio168のユーザーなら、2万2000円のアップグレードと天秤にかけることになるだろう。
 Pocket Mapple Digital Ver.6にはナビ機能はない。地図はきれい。いちおうGPSログも書き出しできる。
 対応しているPDAは、Pocket PC及びPocketPC2002/2003/2003 Second Edition(WindowsMobile)だそうだから、Mio168でもそのまま使えるのだ。
 Mio168は価格もこなれていて3万円台で買える
 ナビはいらなくて、自分の走っている場所さえわかればいいというのなら、こちらの選択肢もありかもしれない。

 MioMap付Mio168RSだと、ルートをはずれるとピンポーンという音とともに、「ルートを再検索します」と音声で通知される。これで走っていると恥ずかしいのだが、最近では、人通りの多い道でピンポーンと音が鳴ると、人がこちらに気づいてよけてくれるので、ちょっと便利かななどと思っている(笑)。

 ボーナスの出た方は悩んでください。これからのアウトドアシーズン、GPSはあると便利ですぞ。

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2005.07.09

自転車で走りたい場所

 どこを走るべきかではないが、走ってみたいところといわれれば、F1開催の全コースを走ってみたいものだ。
 1周4〜5Kmほどと、それほど距離もないが、テレビでみる車載カメラのコースを走ってみたいと思ってしまう。
 ここは琢磨がスピンしたとことか、セナはここのウォールにぶつかったんだよなと思いながらサーキットを走ってみたい。
 モナコなんかもいいなぁ。タバコヤコーナー、カジノ前、ローズヘアピン、プールサイドシケイン。そんなとこをゆっくりと走ってみたいね。
 F1開催のされる鈴鹿サーキットは、シマノ主催のレースで走ることができるそうだが、レースとなってしまうのが残念。12インチ車輪で、どれだけの速度が出せると思っているのだ(笑)。
 本日(昨日か)、歩道をバカ速度で走っているアホ学生がいた。歩道には人も歩いていた。たぶん20Km/h以上は出ているだろうが、歩道でのそんな速度はあぶない。人を衝突すれば人殺しをするかもしれないのだ。
 歩道を走るアホを横目に車道を走ってぶっちぎってみる。苦しいけど、30Km/hちょいぐらいは出るのだ。
 ちなみに、こちらはちゃんとヘルメット着用。歩道の学生アホ自転車はだらけたシャツにズリ降ろした学生服ズボンで走っている。もちろんヘルメットなし。そのうち事故って痛い目にあってみるか?

 脱線したが、あとは「しまなみ海道」を走ってみたいね。四国初上陸となるのだから。
 島ってのもいいかもなぁ。八丈島や小笠原へ行ってもみたい。行く間の船の甲板で走ったら怒られるかな(笑)。そうすると、ずーっと自転車で走って小笠原まで行きましたとか言えるんだけどね。
 昔、聞いた話だが、マンモスタンカーでは甲板があまりに広いので、自転車で移動しているといってたな。海の上を自転車で走って、どこかの島へ行く。あこがれですな。

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2005.07.02

今後改造したい部分

 7月である。雨である。なんである。アイデアル。また言っちゃったー。
 あまりに気分が鬱なので、昨年7月のFrogBlogを読み返す。7月はインター8改造が完了し、ルンルンしているではないか。楽しそうだなぁ。
 それに、インター8にともなう、フロント55T→60T化など、つぎに改造したい部分も多く、夢がもてた時期だった。
 現在のところ、改造もひと段落ついてしまい、つぎにすることがなかなか見つからない。
 いやまぁ、改造したい部分はないことはないのだが、かなり難しくなっている部分ばかりだ。

■懸案事項その1
○フロントディレーラー

 フロントディレーラーをつけてみたいが、60Tと48Tのフロントギアのキャパシティを変速できるディレーラーがあるのかどうか?
 それと、Frogのシートチューブの太さと、ディレーラーの取り付け位置だ。ちょうどいい部分には、トップチューブ(というのか?)があり、取り付けができない。
 台座を溶接付けしてしまうような荒業も使えない。それと、少しでも車体が重くなるようなことはしたくないのだ。
 いろいろな改造で、かなり重い車体となってしまったので担ぐときびしいからだ。
 BD-1用の台座バンド、和田さんとこにあるかなぁ(しつこいね)。

■懸案事項その2
○ドロップハンドル化

 フラットハンドルというのは、坂道を登るときには頼りない。ハンドルをグイっとひきつけるときに、手のむきが違うのだ。
 ネコの手のように引きつけるより、自然な状態、手のひらが内側を向くカタチでひきつけた方が力が入るような気がする。
 ドロップハンドル化をするには、シフターとブレーキレバーを考えないといけない。
 Vブレーキについては「トラベルエージェント」を使えばいいが、インター8は、どんなシフターで引っぱれるのだろうか?
 アヘッドステムにしたたため、折りたたみに関しても、コインロッカーへ入れるには、すでにハンドルポストを抜くしかなくなっているので、どっちにしろ抜いてたたむことにする。
 シフターが大問題だなぁ。
 バーエンドシフターでインター8を変速するってできるのかねぇ?

■懸案事項その3
○オリジナルタイヤに

 もともとはドイツ仕様なので、シュワルベのCityJetというタイヤがついていた。しかし、購入時の内装ハブの不具合で、前後輪を日本仕様のタイヤと取り換えている。
 このタイヤ、ブレーキをかけるとツルツルとすべるのだ。CityJetだと、スリックに近くなるのだが、走行感覚とかは変わるのだろうか?
 これはまぁ、タイヤ1本1600円と負担にもならず、すぐにできる。すぐにできるので、ついついほったらかしにしてしまうのだ。
 最初のタイヤが磨り減ったらと思っていたが、そんなに乗らないので、ほとんど磨り減ってない。
 いやはや、すぐにできることはなかなかしないといういい見本である。

 某自転車店で、カプレオ9速化と、スピードドライブをつけて、アルミポリッシュ仕様のFrogが紹介されていたが、いくらかかってんだろーね。自転車店オーナーなら、宣伝もかねて、そこまでできるが、スピードドライブ自体で、もう1台、そこそこな自転車が買えることを考えると、そこまではできんのよなー。

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