やっぱりむちゃくちゃ走行する
ここんとこ、仕事で帰りは深夜0時すぎになることが多いのだが、駅からの帰り道、自転車群が大挙して走ってくる。たぶん、電車に乗っていた者たちがどこかに止めてあった自転車で走ってくるのであろう。
ちなみに、最寄り駅のまわりには2200台分の駐輪場があるが、違法駐輪を含めると3000台以上の自転車が置かれているという。
深夜の道路は、さすがに自動車もほとんど走らなくなるのだが、そこへ、無灯火走行、右側走行自転車が走ってくる。全ての自転車は無灯火でそれぞれ好きな部分を走っている。
車道で3台ぐらいの自転車が、右から左から抜き去ろうとするので、接触しそうになっている。
さらに、赤信号無視。十字路で左右からのクルマがこないのが確認できるので、そのままさっさと走っていく。
こちらは、歩行者だが、止まって信号が変わるのを待つ。歩行者だから交通規則を守らなくていいという理由はなにもない。信号は、歩行者、自転車、自動車に守ることを強いている。歩行者であっても、赤信号違反は罰金5万円なのだ。
深夜の駅前から続く道
車道を走る無法自転車を見ながら、左右の歩道を見ると、車道にクルマなんかいないのにきちんと歩道を走っている自転車も多数。
深夜の歩道は酔っ払いも歩いているから、人はまっすぐ歩くとは限らない。そこへ無灯火でわりとスピードを出して走っていく自転車を見ると、あぶないと感じる。
人と接触し転倒させ、酔っ払いの平衡感覚のなさで、頭部でも打ち付けたりしたら、死亡しないともかぎらないのだ。
ほぼ大半の自転車乗りは、個人傷害保険や自転車保険にも入ってないだろう。
他人を死亡させた場合、それが自転車であっても、自動車事故なみの補償金が請求されるに違いない。
さらに、車道を走る自転車で、赤信号の十字路でさっさと歩道へ乗り上げ、右側へ曲がっていく。これは昼間でもよく見かける光景だ。
もはやでたらめである。
こんなことでは、交通社会の一員とは誰も見てくれないだろう。
そうした自転車を1台ずつ止めて、「あんたらのしていることは5万円の罰金だよ、2万円の罰金だよ」と言っても理解できないだろう。
たぶん80%以上の者たちは、趣味で自転車に乗っているのではない。歩行の拡張手段として乗っているのだ。
だから、趣味的サイクリストに、道路交通法改正による危機的状況が迫っているとも思わないのだろうし、興味もないだろう。
法というものがどういうものかを考えないといけない。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などという大馬鹿なことを考えた連中にも矛先を向けた方がいい。
違法駐輪自転車は、その日のうちに勝手に捨ててOK。(もしくは自動車のように勝手に移動して、お金と引き換えで渡す)。
警察はなんだかわからん法案を提出する前に、さっさと逮捕すればいいのだ。
交通反則金と違って、刑罰というのは手間がかかる。裁判所での書類の手続きなんかがいるのだ。そして起訴しないといかんらしい。
自動車の場合には、略式手続きがあるので、それを自転車にも適用するといいだろう。それだと捕まえてから1時間ほどで、罰金の支払いが確定するそうだ。
そして、前科として残る。
川崎市幸区の犯罪件数をブログで紹介している「“えんたぬ”な日々+幸区の安全」でも、ウチの周辺の幸区は自転車事故多発地域であると伝えている。
このブログを書いている方も知らないのだろうが、自転車で法律違反をして事故を起こせば刑事罰の対象となる。
また、他人に怪我をさせれば責任を問われないことはない。
赤信号無視、無灯火運転、右側走行は、立派な法律違反であることを知ってもらいたいものだ。
自転車乗りが車道を走る権利を守ろうとするなら、同じ自転車乗りを摘発していかないといけないのかもしれない。なんともいやな時代だね。
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