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2005.05.31

雨の日の自転車走行

 昨日は1日雨が降っていた。そんな日なのだが、姪が塾へ行くために自転車に乗る。
 レインウェアなんて持ってないので、傘をさして片手運転だ。これはあぶないのでやめさせたい。
 各都道府県の道路交通法細則では、傘をさして自転車に乗ってはいけない県もある。ちなみに長野県ではOKだそうだ。
 規則を読んでみると、雨の日に傘をさして走ること自体がいけないのではなく、傘をさすことで視界をさまたげ、片手運転で安定を失うことがいかんと読み取れる。
 ちなみに神奈川県の道路交通法の細則では以下のとおりだ。
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第11条 法第71条第6号の規定により公安委員会が定める運転者の遵守事項は、次に掲げるとおりとする。
(2)かさをさし、物をかつぎ、物を持つ等視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で、大型自動二輪車、普通自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。
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 昔のマンガやドラマであった、そばの盛りを山のように積み上げて、肩に乗せて走るのはいかんということになる(笑)。
 ならば、傘が自転車の一部として取り付けられていたらどうなのだろう。視界をさえぎらず、両手でハンドルを持てれば問題ないように解釈できる法律だ。
 大阪では、かなり昔から「さすべえ」という、自転車に傘を取り付ける製品が普及していた。したがって、大阪のおばちゃんたちが、東京へ来たりすると
「いややわぁ、さすべえついてへんの?」と雨の日の自転車をみることになる。
 それほど大阪ではポピュラーな製品らしい。
 たしかにこれなら、合法になりそうだ。傘まで一定の高さがあり、動くことによって視界を妨げることもない。ハンドルは両手で握れるから不安定走行にはならないだろう。
 大阪以外では見かけず、あまり売ってないので、知らない人も多かったのだが、最近ではネット通販でも買える。
 姪の自転車に取り付けるために、買ってみようかと思っているのだ。
 自分は折りたたみ自転車なので、雨の日には乗らないことにしている。外出先でも雨になれば、折りたたんで電車やタクシーで移動だ。
 毎日、仕方なく自転車に乗らないといけない人は、これからの梅雨の季節、さすべえを用意してはいかがだろうか。少なくとも片手運転よりは安全だ。


【さすべえ専門店 Go!Go!さすべえ】
いろいろな「さすべえ」があるのね

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2005.05.30

古いママチャリにブロックダイナモライトをつける

 母親の乗っている25年ぐらい前の自転車のライトがつかないという。
「ライトは高いの?」と聞くので、あんなものは2000円もしないというと驚いていたようだ。「5000円ぐらいするのかと思った」とのこと。
 いまどきブロックダイナモのライトなんて人気がないので、1500円ぐらいでもいいのではないだろうか。
 無灯火走行させるわけにもいかないので、ライトを買いにいった。
 昔の自転車なんで、ブロックダイナモライトではないものがついている。カゴの前にライトがつき、ダイナモから電線でライトまで電力を引っぱっているタイプだ。
 いまどきの自転車のように、前カゴキャリアのステーがライトをよけるように湾曲していない。前カゴキャリアごと取り替えるのも金がかかる。
 マジ軽ライトにでもしようかと、近所のスーパーの自転車売り場へと向かう。ママチャリ部品はサイクルパーツ店より、スーパーの自転車売り場に限るのだ。
 マジ軽ライトを発見したが、やっぱり無骨な外観、スイッチもないので、点等しっぱなし、さらに走り始めの10秒は点等しないと書いてある。
 これは二次電池を内蔵して、スイッチをつけ、発電した電力をたくわえて、スイッチONですぐに点く構造にしてもらいたかった。
 説明書きを読んだが、商品としてはやっぱり完成度がイマイチなので、がんばって改良してもらいたいものだ。
 ということで、ブロックダイナモライトを見てみる。
 ダイナモ台座と前キャリアステーの距離が決まっているので、ブロックダイナモライトはそのまま付かない。なんらかの加工が必要だ。
 ダイナモ自体とランプ部が一体化しているものはだめだ。
 見ていると、ダイナモ部とランプ部が別々の金属プレートで支えられているものを発見した。これならなんとかなると買い込む。1980円也。
 帰ってきて、取り付けようとすると、案の定、ライトが前キャリアのステーに当たる。
 ここで、和田サイクルでも時々発揮されるという「力技」を使うことに。
 ライトの支持金具を外側へ90度曲げ、さらに内側へ90度曲げた。「く」の字にしたのである。
 これでランプ部はダイナモ本体の横へくることになり、前後の長さが縮まった。
 取り付けてみると、前キャリアのステーの内側ぎりぎりに入る。あとは台座へダイナモを取り付けて、ネジを固くしめて固定するだけだ。
 とりあえずは、1980円の出費だけですんだ。自転車屋へ持って行けば、前キャリアを取り替えようとか、自転車を買い替えようなんて話になったかもしれない。
 キャリアが3、4000円するなら、もうちょっと出せば新車が買えるからだ。
 しかし、安い自転車を数年で乗り潰していくことは環境負荷が増大する。京都議定書を批准してしまった国の国民としては、そこらへんも考えないといけないのである。
 政府はもうちょっと国民への協力をアピールしないといかんぞ。京都議定書を作ったときには1990年レベルへ戻すには6%のCo2削減でよかったのだが、今や22%ほどの削減が必要になっている。バカでかいクルマに乗り、冷暖房完備な生活をしてきたためだ。
 産業界での削減だけではすでに限界となっている。そろそろ、バカでかいクルマには高額な環境税でもかけるべきなのだ。最近ではミニバンという、無駄に大きなクルマに人気が集まっている。自動車のクリーン基準というのが、排気量別に設定されているのはおかしい。
 大きなクルマであれば、総量としてのCo2排出は増えるからだ。これも税金をかけるなどの措置をおこたってきたのがいけない。
 この国で消費税をつくる際に、それまであった物品税をなくした。一律3%の税をかけるとしたために、3ナンバー車などが安くなったのだ。そうなると、皆が3ナンバー車に乗るようになった。開発したメーカーも悪いが、買う消費者も悪い。売れなければメーカーは生産をやめるからだ。
 いまや日本でのCo2削減は急務なんである。
 排出量取引を見越して、ロシアも京都議定書を批准した。日本で処理できない分のCo2枠を日本へ売るつもりだ。それで年間1300億円ほど儲けようとしているわけだ。
 この国で排気量の大きなクルマに乗ることは、国家に損失をあたえ、まわりまわって税として自分たちに戻ってくる。
 誰もが自動車に依存しない生活をめざすべきだろう。
 そして、安全のために幹線道路には、自転車レーンを作ってもらいたい。
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SANDEN Z-3 LEDブロックダイナモ
2,085 円
【PALMY】

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2005.05.29

明るいライトはできるのか?

 夜間に自転車に乗るときにはライトが必要だ。法律でも無灯火では乗ってはいかんのである。
 そのライトだが、昨今ではLEDタイプに人気が集まっている。電池の持ちがいいためだ。
 ハロゲンライトタイプのバッテリーライトは、2時間ほどしか持たない。それに比べるとLEDタイプは30時間とかなりバッテリーが持つ。
 点滅にしておけば200時間ぐらい持つので、1ヵ月や2ヶ月は電池交換しなくてもすむのだ。
 そんなLEDライトだが、やはりそれほど明るくない。現在、かなり明るいとされるCATEYEのHL-EL500でもまぁまぁという明るさだ。
 都市部の道を走るのならいいが、まったく街灯もない地方の道では、やはりきびしいといえる明るさではないだろうか。
 都市部とはいえ、ウチの近所の道はかなり暗かったりする。街灯はあるのだが、町内会の役員が、年間の支出を抑えるためという理由で、かなり暗い蛍光灯タイプの電球と替えてしまったためだ。
 100Wの白熱球であれば、同クラスの蛍光灯と替えてくれればいいものを、たぶん60Wクラスの蛍光灯と替えたのではないだろうか。
 そして、電柱1本おきの設置だから、街はかなり暗い感じがする。
 あぶないなーと思っていたが、昨年には、夜中の1時すぎに、ウチの便所のガラス戸を外から開けようとする奴もいた。
 街灯がない部分なので、ウチの横の隣家と接する部分は真っ暗なのだ。たまたまオレが便所へ入っていたので「コラー!」と怒鳴ると、ガサガサと逃げていった音がした。
 すぐさま追いかければ、道に誰かがいるのかがわかっただろうが、こちらも用を足している途中なので、すぐには追いかけられない。
 まったく犯人わからずの状態だ。
 それぐらい街が暗いのである。
 だから、無灯火で向かってくる自転車がまったく見えないことがある。冬場に黒い服を着ている連中はまったく見えない。
 こちらだけでも気づいてもらおうと、ライトと点滅ライト、リアにもテールライトと点滅テールライトで走っている。
 もつと明るく照らしてくれるライトがあればなぁとトピークの「ムーンシャイン3H」やら「ムーンシャインHID」が欲しくなったりするが、かなり高価だ。
 今年になり、「ムーンシャインコミューター」という廉価版も出たのだが、こちらはハロゲンタイプ。電池も持ちもよくないが、明るさはどうだろう。
 充電式のバッテリーを使うライトなのだが、照射時間が2時間以下と、それほど長くないのが不安なところだ。
 まぁ、金があれば買うけど、ある意味、そこそこの自転車が買える値段というのにもひるんでしまう。
 明るいLEDで、消費電力も少ないものが出れば、そうした問題は払拭されるのではないかと思っていたところへ、京大の研究者たちが、現在の4倍は明るいLEDを開発したというニュースが入ってきた
 京都大工学研究科の野田進教授(電子工学)たちを中心とする産学共同研究グループが、発光体に規則的に穴を開けるシンプルな構造をつくることにより、発光強度が3―4倍になることを確認したという。
 今までは熱になってしまっていたものを光として取り出せるのだという。これで蛍光灯の代わりになる照明器具を作りたいということだから、かなり明るくなっていそうだ。
 それに消費電力は少ないだろう。
 これでもって、さっさと自転車用のライトを作ってもらえないだろうか。
 道全体を10メートル先まで明るく照らしてもらえば、夜間でも安心して走れる。できれば、河川敷のサイクリングコースを夜間に走れるほど明るければ、とてもいいのだが。
 デバイスの進歩は著しいので、期待して待ってみるか。
 無灯火自転車を闇からあぶりだすには、自動車なみのライトが欲しいところだ。

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2005.05.27

やっぱりむちゃくちゃ走行する

 ここんとこ、仕事で帰りは深夜0時すぎになることが多いのだが、駅からの帰り道、自転車群が大挙して走ってくる。たぶん、電車に乗っていた者たちがどこかに止めてあった自転車で走ってくるのであろう。
 ちなみに、最寄り駅のまわりには2200台分の駐輪場があるが、違法駐輪を含めると3000台以上の自転車が置かれているという。
 深夜の道路は、さすがに自動車もほとんど走らなくなるのだが、そこへ、無灯火走行、右側走行自転車が走ってくる。全ての自転車は無灯火でそれぞれ好きな部分を走っている。
 車道で3台ぐらいの自転車が、右から左から抜き去ろうとするので、接触しそうになっている。
 さらに、赤信号無視。十字路で左右からのクルマがこないのが確認できるので、そのままさっさと走っていく。
 こちらは、歩行者だが、止まって信号が変わるのを待つ。歩行者だから交通規則を守らなくていいという理由はなにもない。信号は、歩行者、自転車、自動車に守ることを強いている。歩行者であっても、赤信号違反は罰金5万円なのだ。

CIMG0009
深夜の駅前から続く道

 車道を走る無法自転車を見ながら、左右の歩道を見ると、車道にクルマなんかいないのにきちんと歩道を走っている自転車も多数。
 深夜の歩道は酔っ払いも歩いているから、人はまっすぐ歩くとは限らない。そこへ無灯火でわりとスピードを出して走っていく自転車を見ると、あぶないと感じる。
 人と接触し転倒させ、酔っ払いの平衡感覚のなさで、頭部でも打ち付けたりしたら、死亡しないともかぎらないのだ。
 ほぼ大半の自転車乗りは、個人傷害保険や自転車保険にも入ってないだろう。
 他人を死亡させた場合、それが自転車であっても、自動車事故なみの補償金が請求されるに違いない。

 さらに、車道を走る自転車で、赤信号の十字路でさっさと歩道へ乗り上げ、右側へ曲がっていく。これは昼間でもよく見かける光景だ。
 もはやでたらめである。
 こんなことでは、交通社会の一員とは誰も見てくれないだろう。
 そうした自転車を1台ずつ止めて、「あんたらのしていることは5万円の罰金だよ、2万円の罰金だよ」と言っても理解できないだろう。
 たぶん80%以上の者たちは、趣味で自転車に乗っているのではない。歩行の拡張手段として乗っているのだ。
 だから、趣味的サイクリストに、道路交通法改正による危機的状況が迫っているとも思わないのだろうし、興味もないだろう。
 法というものがどういうものかを考えないといけない。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などという大馬鹿なことを考えた連中にも矛先を向けた方がいい。
 違法駐輪自転車は、その日のうちに勝手に捨ててOK。(もしくは自動車のように勝手に移動して、お金と引き換えで渡す)。
 警察はなんだかわからん法案を提出する前に、さっさと逮捕すればいいのだ。
 交通反則金と違って、刑罰というのは手間がかかる。裁判所での書類の手続きなんかがいるのだ。そして起訴しないといかんらしい。
 自動車の場合には、略式手続きがあるので、それを自転車にも適用するといいだろう。それだと捕まえてから1時間ほどで、罰金の支払いが確定するそうだ。
 そして、前科として残る。

 川崎市幸区の犯罪件数をブログで紹介している「“えんたぬ”な日々+幸区の安全」でも、ウチの周辺の幸区は自転車事故多発地域であると伝えている。
 このブログを書いている方も知らないのだろうが、自転車で法律違反をして事故を起こせば刑事罰の対象となる。
 また、他人に怪我をさせれば責任を問われないことはない。
 赤信号無視、無灯火運転、右側走行は、立派な法律違反であることを知ってもらいたいものだ。

 自転車乗りが車道を走る権利を守ろうとするなら、同じ自転車乗りを摘発していかないといけないのかもしれない。なんともいやな時代だね。

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2005.05.25

次太夫堀公園リベンジ

 今週末からは仕事週間となる。土日もない。そこで、雨の音を聞きながら寝たら、なんだか天気がいーじゃあーりませんかという今日、Frogに乗るのだ。今日を逃すと乗れないのだと、奇跡的に午前中に家を出る。
 目指すは、おとといたどり着けなかった「次太夫堀公園」だ。
 最近は、橋の歩道が広いので、丸子橋を利用して東京側へ渡る。そこまでは川崎市青少年サイクリングコースを走る。
 サイクリングコースと丸い部分があり、その下に「歩行者道路」と書かれている理解に苦しむ標識が立っている道だ。
 日差しが強い。このあいだの失敗を教訓に、今日は日焼け止めを塗ってある。しかし、風は冷たく、暑いんだか、涼しいんだかはっきりせいという太平洋高気圧しオホーツク高気圧のせめぎあう不安定な天気模様だ。
 午後から雷雨にでもなるといかんので、午前中から出かけるという、珍しくて雨の降りそうなことをしてしまった(笑)。
 今日もMioMapでナビをしながら裏道を走る。こないだとあんまりバリエーションがなくなってしまった。走ってないだろうと曲がると、記憶にある道が開ける。単に記憶力が弱いだけかもしれない。こんなときにはナビは役に立つ。
 やがて二子玉川へと到着。ここらで一休みと兵庫島公園へ。トイレタイムなんである。


MioMapでの表示


二子玉川のマンション。お金持ちが住むようになる?


多摩川の流れはちょっと急だった


手軽な荷物のFrog

 天気がいいからか、家族連れがわんさと出てきている。
 腹も減ったので、河川敷内にあった「ラーメン」と書いてあったあやしい小屋をのぞいてみるが、昼間から、おっちゃん、おばちゃんで酒飲みながらの宴会状態である。とてもラーメンを食いたくなる雰囲気ではないので、コンビニおにぎりでごまかすことにした。


足元にも小さな花が。踏んで歩いてしまった

野川サイクリングコースから次太夫堀公園へ

 腹ごしらえをして、いよいよ次太夫堀公園をめざす。野川の脇にはサイクリングコースがあるのだが、いまは工事中とのことで、あちこちで分断されている。
 多摩堤通りへ迂回したりしながら、なんとか川とつかず離れずで走る。やがて見えてきたのは次太夫堀公園だ。


ここか!

 もっと公園らしくしてるのかと思ったら、堀と水田と公園と民家という、わりと放置プレイな感じだった。それがいいのかもしれないが、いきなりあぜ道になったりするので、自転車で走っていいのか悩み、押して歩いた。


田んぼにはカエル(笑)

 やがて民家園へと向かうことに。世田谷の旧家を移築してきたというものだ。
 機織教室なんかをしているが、やはり生活の匂いはしない。
 自分としては、民家といった建物自体にはそれほど興味がないことがわかった。そこで生活する人がいて初めて面白いと思うようだ。
 民家を使っての、甘味お休み処もあるが、そうしたものにも興味がない。いやまぁ、困った性格である。

お代官さま、おねげーでごぜーますだ


機を織る勉強会をやっていた


時代劇ロケに使えるか?


この縁側からHSSTや恒星間宇宙船を眺める?


消防団の詰め所だど




立派な門です


門の中には農具がある


これはネギでしょうかね?


休憩・甘味処なんですが


 たどりついたはいいが、することもなく、雲模様もあやしくなってきたので、早々に帰ることにした。何に期待していたというのだオレは。

 多摩川河川敷は空が広いので、ぐるっと360度見わたせる。きょろきょろと眺めたが、地震雲も発見できなかった。
 明日からは、日常の生活が待っている。「ケ」の生活だ。今日は「ハレ」だったのだがね。


本日のくねくね

走行距離 31.9Km
走行時間 2時間42分
平均速度 11.7Km/h
最高速度 33.1Km/h
積算距離 1494.3Km

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2005.05.23

Mio168RSを持ちくねくねと走る

 会津から帰ってきたあと、Frogにも乗ってなかった。天気がよくなかったり、仕事があったりしたためだ。
 それではいかんと、ヒマのあるうちに乗ることにした。今日は、こないだ作ったアンテナ垂れ防止ホルダーを試すこともあるし、目的地を設定して、Mio168RSよるMioMapでのナビを楽しもうという趣旨だ。そのうえ、本日はバッテリーエクステンダーIIでの外部給電もしている。バッテリ切れを心配しなくてもいいのだ。
 てごろなところで、田園都市線の二子玉川駅をへ行くことにする。午後3時から出発したので、片道10Kmぐらいと日没前に帰れる場所を設定した。


アンテナ垂れ防止ホルダーと外部給電のMio168RS

 さて、いつものガス橋から多摩川青少年サイクリングコースへ。月曜の午後3時すぎとあって、人も自転車もいない。日差しは暑いほどだ。日焼け止めを塗ってこなかったのは失敗した(>_<)。
 二子玉川方面へ走り出す。追い風もあって、時速30Km/hでも走れる。が、すぐに息切れしてしまう。普段の不摂生な生活をしている身体は正直だ。


なんともいい天気

 少し身体が暖まったところで、本日のメインイベント、MioMapのナビを使ってくねくね走ろうの開始だ。
 丸子橋で東京側へ渡り、できるだけ裏道を走るというカセをはめて走る。ナビのルート案内を見て、平行して走る裏道を見つけたら、すかさずそっちへ向かうという走り方だ。
 ナビはメインルートを教えてくれるが、裏道へわざと動いても、目的地までを再検索してくれる。どう走ろうと、目的地まではリルートされるわけだ。
 これはものすごく心強い。いつでも正しい方向を指し示してくれるお師匠様のようだ。


ルートをはずれて裏道へ

 二子玉川までをくねくねと走る。クルマが走っている道に出ると「いやだ」と裏道へ行き。幹線道路へ出ると「いやだ」と、より細い道へと向かう人生裏街道者だった。
 それでもきっちりと「二子玉川」駅前へ連れて行ってもらった。ありがとうMio168RSとMioMap1.1。


それでも無事に着いてしまった

帰り道もくねくね

 さて、目的地へと着いてしまったが、まだ午後4時前。もう少し走れるジェイなどと、Jリーグコマーシャルのフレーズをリフレインさせつつ、行き先をさがす。
 前に迷ってひどい目にあった、岡本あたりを走るか、なんてMioMap画面を見ていると、野川に「サイクリングコース」という表示を発見。えらいぞMioMap、サイクリングコースも登録されているんだと、そこを目的地にしてまた走り出す。
 しかし、兵庫島へ行き、じゃり道を走っていくという「なんで最短コースを走らない、ゴルァ!」とMio168RSには怒られるような走り方だ。
 野川と多摩川の合流点は、工事が続いていて、トラックの出入りも激しい。巨大トラックのあとを12インチ車輪の自転車が追いかけていくのだから、あぶないものだ。
 工事のおじさんが、トラックを止めて、先に行けと合図してくれたので、先へと走らせてもらう。自転車以外一方通行の道を入っていったので、後ろのトラックとはおさらばだ。
 そのままついてこられたらスピルバーグの「激突」ですな(笑)。


野川と仙川の合流点。やっぱり都会の川なんで汚いデス

 やがて野川へ出て、サイクリングコースを少し走る。このまま行けば深大寺や次太夫堀公園だなぁと思いつつ、帰らねばならないサラリーマンのつらさ(誰がサラリーマンやねん)。以前に迷った「宇奈根」で一旦停止する。
 この宇奈根で迷ったことがある。逆走したり、曲がり方を間違えて、多摩川へたどり着けなかったのだ。
 しかし、今日は違う。ナビがあるのだ。それっと、そこを開始地点として、自宅へとルート検索をする。
 ばっちりとルートを示してくれたが、二子玉川で川崎側へ渡る面白くないルートだったため、あくまでも、東京の山の手を走りたいと走り出す。
 あれほど迷った二子玉川までをなんなくクリア。幅1.5メートルほどの路地へでも、まったく心配なく入っていけるのは、ナビと地図のおかげだ。
 246を横断し、丸子川沿いに走ったり、ナビにしたがって遠回りをしたりする。途中の公園で休んだり、多摩川園から先は激坂を上ったりと、好き放題しても、ナビは行く方向を示してくれている。ウチはあっちだとハッキリわかるぞ。


公園で一休み


外での地図の見え方はこれぐらい


丸子川には鴨もいるんですな


 やがて中原街道を渡り、「桜坂」のある定番コースへとたどりつく。しかし、ナビは環八方面へつれて行こうとするので、したがってみる。
 でも、30メートル走ったところでナビのいうことを聞かないことにした。ものすごくイヤな奴だ。人間としてつきあったら、こんなにイヤな奴はいないかもね。
 それでもMio168RSは不満を言うこともなく「ルートを再検索します」と言わせつづけてしまった。
 やがて鵜の木付近。大規模マンションが立ち並ぶ街となった。昔は高層建築というと、キヤノン本社だけだったのだが、いまではぐるっとまわりにマンション群がある。大規模スーパーも建設途中だ。

マンション群にかすむキヤノン

 これらのマンション工事のせいで、大田区サイクリングコースは分断されていたのだが、今日見たら、きれいにつながっていた。
 歩道とサイクリングコースがあり、間に桜並木があるいい道である。しかし、サイクリングコース側でジョギングしているのよな(T_T)。


なんだか立派な大田区サイクリングコース。遠くにはNECルネサンス玉川

 1970年からある、川崎側のサイクリングコースはますますみすぼらしくなっていく。トイレなどの施設もおざなりだ。
 川崎市ってやっぱり貧乏なんだね。まぁ、貧乏人のオレなんかが住んでいるんだから、著名人、タレントの住む世田谷区や大田区とは比べられないんだろうけどね。
 一抹の寂しさを胸に帰宅したのだった。


本日のくねくねコース

走行距離 30.3Km
走行時間 2時間15分
平均速度 13.4Km/h
最高速度 34.1Km/h
積算距離 1462.4Km

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2005.05.20

Mio168RSアンテナ垂れ防止改良ホルダー

 純正の自転車ホルダーも売られているが、自作ホルダー派としては、純正にない機能にこだわりたい。
 アタッチメントとホルダー部の間への振動防止のソルボセインはさみこみは効果があり、会津の凸凹道を走っても、Mio168RSがそれほど振動しているようには見えなかった。振動でホルダーから飛び出してしまうこともなかった。
 しかし、1点だけ難があるとすれば、アンテナが揺れによって垂れてしまうことだろう。
 自作ホルダーで、アンテナ垂れ工作をしている人もいるが、できるだけ簡単にすませたいもの。アルミを切ったりする道具も持ってない者としては、できるだけ簡単にすることが条件の第一となる。
 何かいいものはないかと、東急ハンズのいろいろな売り場を見ていたが、とうとう使えそうなものを発見した。それは、店舗用品売り場にあった。
「リクライニングカー」という名前の製品は、店舗で商品に値札をつけるときに使われるものらしい。クリップ部分と折りたたみの紙をはさむ部分とでできている。
 1個180円(税込み189円)と安いのもいい。これを見たときに、「使える!」と思い購入してきた。
 すでにホルダーには、自転車取り付けのアタッチメントがあるので、この部分を避けるために、プラカッターでしこしこと切る。
 コの字型に切ったら、滑り止めでゴムシートを貼れば完成だ。所要時間30分ほど。
 このリクライニングカーのクリップ部分で、Mio168RSホルダーをはさんで止める。そこへMio168RSを滑り込ませると、見事にアンテナ部分の後ろに支えができた。
 これでアンテナの垂れもなくなることだろう。Mio168RSをホルダーに入れてないときには折りたたんでおけるので、携帯にも便利だ。


リクライニングカー 189円(東急ハンズ)
コの字型に切り取り、ゴムを貼る


ホルダーにクリップ部ではさんで装着。ワンタッチだ


折りたたんでおけば携帯時にかさばらない


伸ばせばこのとおり


Mio168RSを入れるとアンテナ部分にぴったりの長さ


これでアンテナの垂れもなくなる

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2005.05.15

5月15日。第6回東京・南会津サイクルトレイン2日目

 朝7時、食事の時間に起こされる。二日酔い以前の状態、まだ酔っ払い状態である。
 肝臓のアルコール分解能力は1時間につき、体重1kgあたり、純アルコール1gだという。
 オレの場合は76Kgの体重だから、1時間に7.6g分解できるとなる。まぁ、2〜10%はそのまま排出されてしまうというので、もうちょっと飲めるか(笑)。
 睡眠を8時間でみると、その間に処理できるのは60.8gになる。
 ビールだとどれぐらいになるのかというと。
 Xml×0.8(比重)×0.05(度数)=60.8g
 ということなので、Xmlは、1520mlとなる。ビールの500ml缶3本だ。
 実際には飲み始めの午後7時から12時間なので、2280mlが限度ということになる。これは500ml缶4本とちょっとだ。
 まず、ビールは何杯飲んだかわからない。日本酒も小さなちょこでだが、何杯飲んでいるのかわからない。最後は焼酎のウーロン割りにしてもらい、4、5杯飲んでいる。
 まぁ、5〜6時間ではまったく分解できない量であることは確かだ。
 まっすぐにすら歩けないので、自転車は無理だ。午前中はリタイアさせてもらうことにした。
 これがホテルや旅館であれば、チェックアウトタイムに追い出される。いままでにも尾道の街や大阪の街で、大二日酔いで公園のベンチで寝たり、役所のロビーでぐったりしたりと、いつも「やってもうた」状態になる。
 まったく学習能力がない、ねずみのアルジャーノン以下の学習能力だ。
 それにしてもツムットのおとーさん、おかーさん、すみませんでした。
 
起きたら雨が降っていた

 午前11時、出発だとツムットのママリンに起こされる。なんとか動ける状態だ。
 天気は悪く、かなりな雨が降っている。午前中から雨が降ったりやんだりだそうで、Aコースはすでに走行を止めて喫茶店へ退避しているという。
 雨の中を走ると、退避しているレストランMUUに到着。このMUUは完全予約制レストランとのことで、ただの雨宿りに使わせてもらっているのだ。
 雨も強くなってきたので、自転車はクルマで運んでしまうことにしたとのことだ。


雨が強い


JAのバスで移動することに

 こちらはMUUで合流。少し待っていると、バスが到着した。このバスで会津田島方面まで移動する。
 昼食は河原、その前にアスパラ狩りがあるが、どうなることやら、皆を乗せたバスは走り出した。

アスパラ狩り

 アスパラと聞くと、「アスパラでやり抜こう」というフレーズがすぐに出てくる昭和生まれだが、参加者の誰にもわからなかったようだ。
 田辺製薬のドリンク剤「アスパラ」の1964年のCMソングで、弘田三枝子が歌っていた。なんてことに気づいてもらえなかった。
 まあ、さびしいけど、年代が違うので気づくのは無理だろうね。
 ちなみに田辺製薬の「アスパラ」にはアスパラギン酸が含まれ、疲労回復、スタミナ増強に効果があることから命名されたそうだ。


午前中はダートコースなのでみなさん泥ハネがしている


今だけ天気がいい

 そんなことはどーでもいい、アスパラ狩りだ。バスを降りると、奇跡的に晴天となっている。
 1人ずつ袋とはさみをもらい、取り方の説明をうける。袋の上下に青い線が入っていて、その長さより長い物を取るとのこと。それは約30センチだ。それ以下のものは、まだ成長を待たないといけないのだ。
 畑にはあちこちにアスパラが生えている。アスパラはユリ科の植物で、宿根草である。根が残っていればまた出てくるものらしいが、種からの発芽は2〜3週間で、収穫できるようになるまでに3年はかかるとのことだ。収穫までは大変だが、いちど伸びてしまえば、株分けでも生える強い植物ということだ。
 ならばということで、袋をあてて30センチ以上のものをはさみで切る。根が残っているなら、また芽が出てくるということで、罪悪感なく切らせてもらう。
 7〜8本で袋いっぱいになった。
 このアスパラを持ち、河原での昼食だが……。
 歩きながら、とれたてのアスパラを生でかじってみた。ほんのり甘く、草の香りもしてうまい。


アスパラ畑


にょきにょきとはえているアスパラ


袋の線にあわせて


ぎっしり詰める。スーパーならいくらだ?


みんなの目の色が違う

橋の下で震えながら食べる

 昼食時には、また雨となっていた。ぬれないよう、橋の下で炭火が起こされ、そこでアスパラを焼く。
 メインはお弁当だ。


橋の下が昼食会場。天気がうらめしい


アスパラを焼く


豪華なお弁当


 雨と冷たい風とで、かなり寒い。橋の下で少しでも暖かそうな場所を探して、うろうろとする。まるでホームレスの一団だ。
 2日めは、のんびり会津体験ではなく、会津サバイバルツァーなどと、参加者は喜んでいる。これも、大勢で行動しているから楽しいのだろう。1人で走っていて、雨だと、気分も落ち込むだけだが、大勢では逆境もまた楽しい。


クルマのが風除けになり暖かいという集団

火が恋しい

 炭火で焼かれたアスパラはとうもろこしのような香りがする。マヨネーズ、みそ、ワサビ醤油など、いろいろなものをつけて食べる。
 そのままで、口の中に入れたときに広がる青臭さというか、葉っぱの香りというか、ホロにがさが絶品でうまい。
 腎臓や肝臓の機能回復にも効果があるとされるので、二日酔い者としてはなるべく食べておきたいものだ。
 アスパラを焼き終わった後の炭火で、割り箸を焼いたりして焚き火状態で暖をとる。寒いので火があると、人は集まってくるものだ。ついでに焼き芋なんて声もあがるが、芋はないのだった。芋はないぞと言うと、女性陣は「いやーん」と悲しそうだ。それほど焼き芋には魅力があるということだろうか。


やっぱり火は暖かい

造り酒屋を見学

 食後は「国権」という日本酒を造っている国権酒造を見学する。
 5月は酒造りの季節ではないので、がらんとした工場で、酒造りの話を聞く。みなのお目当ては試飲らしいが、二日酔いなので、酒の匂いでちょっと気分の悪さが戻ってくる。


国権酒造の門


工場へ入る


酒造りの説明を聞く


仕込み桶


現在の温度管理をしているタンク

 仕込み水を飲んだ後は、試飲だ。いろりのある部屋で、置いてある酒をそれぞれ勝手に飲む。2口ほど、もらってみたが、二日酔いではあまり飲めない。
 吾妻さんの「失踪日記」では、二日酔いで気分が悪くても日本酒だけは飲めるとガブガブ飲むくだりがあるが、身体が丈夫な人なんだろうな。


試飲中 一吉に人気が集まっていた

 気分的にぐったりとしてしまったので、酒を買う気分にもなれず申し訳ない。元気であれば、2本ぐらい大吟醸を買うつもりだったのだが、買わずに店を出てしまった。通販でも買えるようなので、飲んでみたい人はどうぞ。

純米大吟醸 一吉 720ml

純米大吟醸 一吉 720ml 3,000 円

純米吟醸 国権 720ml

純米吟醸 国権 720ml 2,000 円

 酒蔵見学するなら、2月がシーズンまっ盛りなので面白いとのこと。やっぱり、造っているところを見るのが面白いと思う。
 
温泉でおしまい

 国権酒造からはそのまま会津高原へ向かい、会津高原駅のすぐ脇にある、「夢の湯」へ。
 源泉かけながしで薄めもせず加温もしていないという温泉は、少し熱めだ。
 浴槽の前に大きな全面ガラスで、外の景色が良く見える。すぐ近くを会津鉄道の電車が走っていくので、きっと丸見えに違いない。
 男湯はいいけど、女湯はどーなっているのだ? などと話しながら、湯につかる。



日常が待つ東京へと続くレール

楽しいサイクルトレイン

 風呂上り、自分で打ったそばとアスパラをみやげに持ち、帰りの電車を待つ。
 まわりでは、各自が輪行の準備をしたりしているが、Frogは昨日から輪行袋の中なので、なにもすることがない。
 本日は自転車に乗ることはなかったが、知らない場所へ行くことは楽しい。
 今回はGPSであるMio168RSを持っているので、どこを通っているのかがよくわかった。ただ、やはり4時間ほどで電池がなくなってしまう。予備バッテリーを預けたバッグに入れっぱなしだったので、充電することができなかったのは失敗。



やっと来た「たびじ」

 気温が低いので、ホームで電車を待つ間が寒い。
 そして、電車が到着すると、車内はすでに楽しく宴会状態だった。これも団体貸切電車ならではの光景だろう。
 2日間、いたれりつくせりの応対で、スタッフの苦労には頭が下がる。つぎの開催は9月とのことだ。
 夜8時20分ごろに浅草へ到着。別れは寂しいものだが、また来ようなどと思いつつ、次は飲みすぎないようにしようと固く心に誓ったのであった。
 なんて何度も誓ってもダメだからなぁ。誰か見張って止めてくれる同行者募集します(笑)。


マッチパックは荷物の増減に対応してくれるし、無理やり詰め込めるので便利だ

aizu050515
2日めのバス移動コース 1日目の自転車コースを逆走する。わずか30分ほどの距離だ

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2005.05.14

5月14日。第6回東京・南会津サイクルトレイン

5月半ばだというのに寒い

 いよいよ「第6回東京・南会津サイクルトレイン」の当日だ。朝5時半には電車に乗っていなければいけないので、午前3時半起き。
 普段は寝るのがその時間だから、夜10時ごろに寝てはみたものの、午前1時に目がさめてしまった。それからは寝付けない。布団のなかでネットを見て、午前3時半に起きる。
 東京の気温も低い。天気予報では会津も曇りのち雨、気温は7度ほどと冷え込むらしい。
 ドライシャツの上にヒートテックシャツを着て、長袖Tシャツ、サイクルジャージ、ジャケット、下はインナータイツをはいて、真冬なみの防寒仕様とした。
 夜明けの街を駅へと向かう。風が冷たいので、着ているものはちょうどいい感じだ。
 電車は、線路内に人の立ち入りがあったとかで、7分遅れの運行となった。駅前であせって折りたたみをしたのに、無駄になってしまった。
 南武線、京浜東北線、常磐線と乗り継ぐ。朝の電車は朝帰りのにーちゃん、ねーちゃん、おっちゃんたちで、どんよりとした夜の雰囲気を引きずっている。けばいねーちゃんやあやしい外人、まだ酔っ払いのおっさんなどを乗せて走る。シートではその上で横になって人が寝ていたりする。
 輪行袋とマッチパックを両肩にかつぎ、、バギープラスを手に持っての移動はだんだん重みがきつくなってくる。ギックリ腰にならないように、荷物を持ち上げるときにも注意しないといけない。


これだけ持つと重いス

集合地点でまごつく

 やがて北千住へ到着。JRで行ったので、東武線側へ移動する。この集合地点がわかりづらかった。受付は階段下の外で、改札前ではない。
 わからないので、いちど改札内へ入ってみると、輪行袋のかたまりを見つけたので、そちらへと向かう。すると、受付は外だというので、輪行袋とバッグを置き、改札の外へと出る。改札前にしてもらうとわかりやすかった。
 受付がすむと、再集合までに約40分ほどの時間ができてしまった。駅のまわりをうろつくと、立ち食い店で「冷やし中華」を発見。
 その昔、「全日本冷やし中華愛好会」に属しててたものとしては、食べておかないといけないだろう。いや、別に義務ではないんですけどね。
 朝7時に冷やし中華を注文。ちょっと待ってねと立ち食いの店ではかなり待たされる。やがて出てきたものは、「こんなものは冷やし中華ではない」と叫びそうになるものだった。
 最近のエセ本物志向で、くらげが入っているが、カニかまぼこ、コーン、金糸卵、紅しょうがという具がラーメン丼のなかの麺に乗せられタレがかかっていた。
 冷やし中華は、あやしいソーセージのような毒々しいまでの赤い色をしたハムと、金糸卵、きゅうりという色の3原色を基本とした具が望ましい。それに紅しょうがとカラシとタレをつけて皿に盛ってもらいたいものだ。
 悲しい気分で冷やし中華を食べ終える。
 ここらでトイレへ行きたくなるが、駅のトイレは改札内。団体客なので、全員がそろって改札を入るとのことで、勝手に入るわけにもいかない。
 駅のまわりの公衆トイレをさがすが、見つからない。駅のまわりは駅ビルや大規模小売店だらけだが、朝7時では開いてない。
 トイレらしき建物を発見して近づくと、交番だった。そこでしちゃうぞという気分になるが、あきらめて駅へ戻り、130円を払って入場券を買う。そして、改札内へと入る。有料のトイレだと思えばいいのだ。

てきぱきと積み込んで出発

 再集合をして、改札を通る。いろいろと注意事項を聞く。すでに朝7時半をすぎているので、土曜とはいえ人も多く、電車の出入りも多い。
 ひっきりなしにくる電車の隙間をぬうため、ホームへ降りるタイミングや乗り込む位置が綿密に設定されている。7時45分の快速が出た後、素早くホームへと移動だ。で、乗車口ごとに乗り込む人数も決められている。
 木下さんという女性と乗り込むことになった。こちらの荷物を見て、「自転車は?」という話になった。Frogがあまりに小さいので、自転車だとは思わなかったらしい。
 それぞれ輪行の人たちは、大きなリュックと大きな輪行袋といういでたちだ。Frogの輪行袋は大きなリュックよりも、少しだけ大きな感じなので、自転車だとは思われなかったらしい。
 これで、集合地点で声をかけてもらえなかったのかと思う。自転車を持っているようには見えなかったのだろう。
 ホームで輪行袋を開けて、自転車を見せていると、駅員さんも見にきた。「小さいねー」と興味深げだ。
 やがて団体専用列車「たびじ」が到着。一昔前のボックスシート車両だ。
 時間がないので、それっと自転車を運び込む。こちらは輪行袋なんで、バッグを持ち込んでカバーのかかった座席へおけばおしまいだ。やがて電車は走り出し、指定された席へと向かう。
 早朝の出発でもあり、金曜に寝られなかった人も多いようで、車内には、なんとなく調子の悪そうな人がたくさんいた。少し活気のない雰囲気だ。 走り始めた直後には、簡単な自己紹介をしたが、その後、頭からジャケットをかぶり寝入る人が多かった。


車内に積まれた自転車たち

止まっては走る、走っては止まる

 過密ダイヤの時間帯を走る臨時列車なので、あちこちで時間調整で止まる。ドアは開かないので、閉塞感は強い。
 駅で止まると、待っている客たちが一様に驚いてくれるのが面白い。電車内には自転車がぶらさがっているのだから、目立つことは目立つ。
 口をぽかんと開けて見続けるおばさんの心にには、何が焼きついてしまったのだろうか。ほぼ5分は口を開けていた。
 市街地を抜けると山の中へと入る。下今市からは単線だ。ここまでくるとPHSは完全に使えず、携帯も電波が入らない場所ができる。市街地のうちには京ポンでニュースを見ていたが、これで外界とは隔離されてしまった。なにか大事件がおきていてもわからないのだ。
 単線区間をのどかに走り、すれ違い駅では止まる。20分停車などはざらだから、のんびりと身構えてないとだめだ。
 心配していた天気は、会津に近づくにつれてよくなり、日差しがまぶしくなっている。これは暑いかも。車内でも、寝ていた人たちが起き、活気が出てくる。
 10時すぎ、持って行ったおにぎりを食べ昼食をすます。参加したAコースは「そば打ち」体験と試食があるので、あんまり昼は食べないでねんとお達しが出ているのだ。
 北千住を出てから4時間ちょっと、いよいよ会津高原駅へと到着する。限られた時間内で、自転車と人を降ろすので手際よくしないといけない。


会津高原到着、Aコースはここで降りる

天気は晴天、温度も高い

 会津高原で自転車を組み立て、初心者は自転車の乗り方の講習を受けている。天気がいいので、予想より気温は高い。真冬なみではなかった。


駅からの連絡通路を抜けると


そこは会津高原憩いの家だった


Frogの準備完了。荷物はサポートカーに預けて身軽だ

 トイレの個室を使って、ヒートテック下着を脱ぐ。ジャケットも暑いのでウィンドブレーカーで十分だ。
 やがて出発。基本的に下り基調なので、ペダルをこぐことも少ない。日差しは暖かいが、風は冷たく、身体があたたたまらないので、着ているものの調整がむずかしい。


出発するも下り坂


川なんかを見たりする


春ですねぇ


天気もいい

 平行する川を見たりと、3〜5分ごとに止まる。全然身体が温まらない。
 やがて龍福寺へ到着。山門からの杉の木などは高くそびえ、歴史がありそうだ。山号寺号は、熊野山龍福寺で真言宗豊山派とある。


龍福寺


鐘をついてはいけません


立派な杉の参道

 会津といえば白虎隊だ。その白虎隊と官軍は戊辰戦争(1868年〜1869年)のときに戦ったわけだが、この龍福寺へは官軍が泊まったとのこと。
 襖などに官軍の残した落書きがあるそうだが、見ることはできなかった。そうした背景がわからないと、寺はどこを見てもただの寺だ。今日は官軍のかわりに頭にカブトガニのようなヘルメットを載せたあやしい集団がやってきたわけだ。

いよいよ「そば打ち」へ

 龍福寺を出発し、しばらくは平地をのどかに走る。


のどかです


クルマもこない

 そば打ち体験をする山村道場へは、上り基調となる。ずーっとのぼりが続くので身体も熱くなり、汗をかく。もう1枚脱いでおくのだったと思っても遅い。前ファスナーを開けて、できるだけ風を入れながら走る。
 やがて御蔵入の里山村道場へと到着。宿泊しながら田舎暮らしを体験できる施設らしい。


さて「ソバ打ち」体験開始

 そば打ちには人数制限があるので、最初の組に入る。その間、待ち組みはそばの試食だ。
 いきなりそば粉と小麦粉を渡される。ふるいをかけながらこね鉢へといれ、水を入れていく。粉500グラムに対し、水250ccが基本だという。あとは天気や湿度、温度によって勘で水加減を調節するとのこと。
 少しずつ水を入れて練る。だんだんボロボロになってきたら水を足してまとめていく。
 むずかしい。加減がわからない。
 水が多すぎたらしく、柔らかくなりすぎたので、粉を足す。こねる。粉を足す。
 なんとかまとめて、のしていく。均一のカタチにのびてくれない。丸くして→ひし形→四角にのばしていくのだが、南極大陸の地図のようになってしまった。ここらへんに昭和基地などと見栄えの悪さを冗談でごまかす。
 のしたらたたんで切っていく。思っているよりも多くの打ち粉を使わないとくっついてしまうのだ。
 切るのもうまくはできない。均等な細い幅にはなかなかならない。まぁ、手打ちだし、太いの細いのがあってもよしと開き直って切り進める。できたら箱につめ、名前を書いておみやげだ。もー知らんもんねという気分。


こね鉢でこねる


均一にのびないものですな


太いけど気にしない

 その後はそばの試食だ。そば粉8、小麦粉2の二八のそばなので、そばの香りは強くないが、ノド越しはいい。そばつゆがかなり濃いめなので、少しつけてはすすりこむ。結局、盛り2枚を食べてしまった。
 まいうー(笑)。


待望の試食


そば湯も豪快に


Aコース参加者で記念写真

のどかな風景のなかを走る

 そばも食ったし、またまた下り基調なので楽に走れる。平均時速は14Km/h以下だから、のんびりとしたものだ。
 景色はのどかだし、水田、遠くの山々を見ながら走り、りんごの花を見る。


りんご園をめざして



りんご園到着


りんごの木にむらがるサイクリストたち


りんごの花


 りんごの花を見たのは初めてだ。こんな花だったのかと誰もが接写モードで撮影。
「都会の人はこんなもんが珍しかねー?」などと見られていたかもしれないが、ほとんど人にあわないのも田舎ならではか。
 やがて田島市街に近づき、人家も増えてくるが、それでもクルマも少なく、ゆるゆると走る。
 いきなり人の家の玄関の前をヘルメット姿の集団が走るので、家から出られず、家へも入れず状態になってしまう住人の方たちもいた。
「こんにちはー」と挨拶をすると返事が返ってきて、辛抱強く、通り過ぎるのを待っていてもらった。どうも申し訳ない。

終盤は山歩き


少し民家が増えてきたので町だとわかる

 田島町へ入ると、標高740メートルの愛宕山にある鴨山城跡を見に行く。山のなかにある城だ。鎌倉時代に、源頼朝の家臣、長沼氏が築城した鴨山城とのことだから、かなりふるい。その後、戦国時代、桃山時代と継ぎ足しして作られた城なので、いろいろな時代の築城技術がごっちゃになっている珍しい城とのことだ。
 現在では石垣などの一部しか残っていない。それも昭和の時代に復元されたものだという。


城でもあり神社でもある


鴨山城跡


復元された石垣

 この山城のまわりを歩いていくのだが、MTBではここを走るのが楽しいとのこと。先導をMTBが走っていったのだが、すぐに見失い、いつの間にか地元の人の後をついて歩いていた。
 予定コースとは違う道を歩いてしまったが、結果オーライというべきか。


ちょっと迷ったかも……、ま、いっかー。

 山に城を作るというのは、敵が攻めにくくするわけだが、急な斜面によく作ったものだ。現代なら、重機もあるが、大昔ではたいへんな作業だったことだろう。
 城下町とか武士屋敷など、時代劇で見ている光景とは違うのが面白い。すべてが山の斜面にあるのだ。
 さらに上には岩場に愛宕神社がある。何を祀ってあるのかと思ったら、城の軍旗だそうである。日本はなんでも神様になるからなぁ。

田島駅から山口温泉へ行き宿へ

 愛宕山から600メートルほどで終点の会津田島駅へ到着。ここで自転車をトラックに積み込む。
 われわれは荷物を持ち、「山口温泉きらら289」へと向かう。
 バスで30分ほどだが、ほぼ全員が爆睡していた。携帯もPHSも山道へ入ると圏外となり全滅。またしてもニュースがわからない。
 やがて温泉へ到着。大浴場や露天風呂で疲れを癒す。ってほとんど自転車では疲れていないけど。
 風呂上りのビールはがまん。ソフトクリームもがまん。宿へ着くまでのお楽しみだ。
 宿はだいくらスキー場のペンション村にある「ゲストハウスツムット」。スイスのマッターホルンをのぞむツムット氷河、ツムット村にちなんだ名前なのだろう。
 やがて待望の食事時間となる。ビールから始まり、地酒の試飲などもある。
 ここで飲んでしまうとまずいと、行く前からいろいろな人に注意されていたが、ある一線を越えてしまった。
 やめられない止まらないエビセン体質となり、止まらなくなった。まだ8時だし、大丈夫。まだ9時だし大丈夫、明日は朝8時出発だしなどと言っているあとは海馬の情報だけで行動するようになっていた。
 オーナー夫妻も夜10時すぎから、飲みに参加、ほとんどの参加者はすでに寝ているようだ。最後は主宰者の野田さんと話す。
 いろいろと開催についてのご苦労があるとのことだ。スタッフの見えない努力と、それをまったく感じさせない運営は素晴らしいというべきだろう。鉄道会社の理解と協賛も素晴らしい。
 そんな話を聞いているうちに、最後は焼酎を出してもらって飲んでいたが、いつ寝たのかも記憶がない。
 すでに立派にアルコール依存症だ。漫画家協会賞をとった、吾妻ひでおさんの「失踪日記」でも、アル中は不治の病とされている。飲まないことだけが発症を抑えることができるが、昨今の日本、24時間営業のコンビニで、いつでも酒が買える。
 そして、人が集まればお互いにつぎあって酒を飲む。これでは自制は無理だ。気づくと飲めるだけ飲んでいる。
 そして翌朝にはただの大バカ者と化していたのだった。
(つづく)


本日の走行コース

走行距離 24.04Km
走行時間 1時間44分
平均速度 13.8Km/h
最高速度 38.2Km/h
積算距離 1432.1Km

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2005.05.13

いよいよ南会津サイクルトレインだが

 明日14日、第6回南会津サイクルトレインが開催される。気になるのは天候。
 本日の会津田島付近は寒く、午後1時で気温9度、午後4時には7度だった。これじゃ真冬なみに寒い。
 明日も同じ感じで、一瞬14度ぐらいになり、午後3時すぎからは9度や8度へと下がるらしい。降水確率も40〜50%と高くなる。
 おもわず、しまってあったインナータイツとか、発熱下着なんてのを引っ張り出してきた。とにかく真冬なみの装備でいかないといけなそうだ。
 翌15日は気温22度まで上がるとのこと。晴れれば半そででもOKな感じだ。これだけ温度差があると、なにを着ていいのか迷う。
 荷物の持てる量が決まっているので、冬用と初夏用の両方の服は用意できない。
 宿へ荷物を送る手があるのだが、1泊ツーリングのシミュレーションとして、RIXEN KAULのマッチパックバギープラスだけでで行こうと思っている。
 どこのツーリングでも、荷物を運んでもらったり、宿へ送ることができないからだ。そのシミュレーションで全部手持ちで行く。
 バッグ容量には制限がある。どのように服をそろえていくか、とても悩むことになってしまった。ふつーに初夏の陽気なら、荷物もそれほど要らなかったのだが、長袖のウェアー類はかさばるなぁ。
 そのほか、Mio168RS外部バッテリーを持ったり、京ポンことAH-K3001Vも持っていくつもりだ。ますますかさばる。
 明日、お会いする方々、よろしくお願いします。
 たぶんモブログはしません(笑)。

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まとまらない考え、断片

 このところ、あちこちの自転車関係サイトで、自転車は歩道しか走れなくなる法律ができそうだという話題でもちきりだ。
 まだ噂の粋を出ないのでなんともいえないが、kiraさんのブログで「車道を走りたいよね」というエントリーがある。
 ちと熱くなってコメント欄に書き込みをしてしまったので、ご迷惑だっただろう。なんで、まとまりをつけるほどの考えもないのだが、自分のとこへ書いておく。

 kiraさんいわく、「自転車は歩道走行に」という法案が提出(現時点ではただの噂だが)されるウラには、街中の自転車乗りに問題があるという。
 確かに同意できる意見だ。
 いままでにも「東京を走る自転車はカラスより迷惑である」(瀬尾佳美・2004/3/21)といった意見が書かれている(ちなみに書かれているページは閲覧禁止ですって。リンクも全部禁止というなんともすごいサイトである)。
 ウチのブログでも、この1年、街中の自転車の迷惑は書いてきた。
 対策として、ネットにサイトやブログを持っている自転車乗りだけでも、交通ルールを守り、規範となる行動をとるしかないと結んでいたが、増え続ける迷惑走行自転車のために上記の法案ができるとしたら、もう一歩踏み込んだ行動が必要なのかとも思う。
 赤信号で止まっていても、後ろから追い抜かれ、赤信号を無視して渡っていく自転車者もいる。
 こちらが歩行者のとき、横断歩道を青で渡っていると、クルマ側が赤信号にもかかわらず突っ込んでくる自転車もいる。

 それらを止めて注意ができるかだが、とてもできそうにない。今の時代、街中で見ず知らずの他人に注意すると、殺されるなんてこともあるのだ。なんともぶっそうな時代だ。
 某元ヤクザの人も、他人に注意するなら、ケンカになったときのことを考えよという。相手を半殺しにする自信がなければ、注意せずに黙って耐えよということだ。
 自転車ブログ、サイト運営者のなかには、迷惑自転車に毅然と文句を言ったりしている人もいるが、偉いなと思う。
「自分だけはマナーを守って」という考えでは、すでに手遅れなのかもしれない。
 注意される側にとっては、お前は警察でもないのになんとおせっかいな奴と思うだけだろう。ついでにカッとなられたりしたら、注意も命がけだ。

 自転車は車道を走るものだが、現実問題として、車道を走るにはあまりにリスクの大きな道もある。
 ウチの近所の第二京浜は片道3車線もある道だが、車道の端を自転車で走っているとすぐ横をものすごい速度でクルマが通り過ぎていく。たぶん7〜80Kmで走っているのではないか。
 そのうえ、バス路線でもあるので、バスは左側ギリギリを走り、後ろからバスに抜かれると、すぐ前に割り込んでくる。
 とても車道を走れたものではない。

 自転車の手信号も理解されてないようだ。後ろにバスがついたのだが、道はT字路。進むには右へ曲がるしかないのだが、バスの挙動が不安なので、右手を水平に出し、曲がっていた。
 ところが、バスはオレの体スレスレに横を走って前へ出たのだ。こちらが右へ曲がるというのを無視された形になった。ひょっとしたら、手信号の意味なんて知らないのかもしれない。
 だから、自転車にもウィンカーが欲しいと思っているのだ。これなら交通社会のなかで、同じ言語でハナシができる。

 自転車に乗っているいないに関わらず、街中の(意識的に自転車に乗っている者以外の)自転車を見ていると限りなく迷惑な存在に近い。歩道と車道を区別なく走り、都合のいいときだけ歩行者になったりクルマになったりする。信号無視、一時停止無視、歩道をジグザグ走行、子供2人載せ、右側通行、二人乗り、携帯通話走行、メール打ち走行、ヘッドフォンで音楽聴きながら走行など、あらゆる違法行為や危険走行のオンパレードだ。

 基本的に自転車は自己責任で乗るものだから、逮捕されようが、事故にあおうが、死のうが、事故を起こそうが、その覚悟と補償、罰金、刑罰を受けることをわかっているなら、とやかくいうことはない。

 警察は自転車の歩道走行にという法案を通す前にやることがある。まずは違反自転車を徹底的に取り締まり、逮捕することだ。
 自転車は交通反則金制度がないので、いきなり実刑なんである。

 行政は自転車レーンを作ることを進めるべきだ。3車線の自動車道路があれば、0.5車線はガードレールつきの自転車レーンにしてほしい。

 歩道を自転車で走ることは、歩行者、自転車両方にとって不幸なことになるのだ。

 法案がどういうカタチで出てくるのかまったく内容がわからないので、騒いでも仕方がない。普通自転車は歩道を走行という法案なら、すぐにハンドル幅を80センチにして、普通自転車でないことにしてしまえば車道走行は可能だ(笑)。

 もはやまとまりがないが、瀬尾佳美サイトでは、自転車は環境にやさしくないと書いている。半分は同意。自転車を作るときの二酸化炭素排出量があるからだ。

 LCA(ライフサイクルアセスメント)という、ものがある。工業製品の製造、使用、廃棄にかかわるすべての工程での資源の消費、排出物量を計量し、環境への影響を評価する方法のことだ。
 最近の自転車素材で多用されているアルミは、ほとんどが電力による環境負荷なので、その電力を何で作っているかが問題。
 アルミ素材がどこの国で生産されているのかはわからないが、石炭火力発電だと、環境負荷はかなり高い。スチールの2倍ほどだ。
 これが水力発電だと、スチールの3分の1程度になる。
 台湾の自転車のアルミ素材って、どこで作っているのかね。中国だったらまず石炭だろうね。となれば環境負荷は高い。
 それに、1万円以下の安い自転車を数年で乗り捨てていくとなると、これも環境負荷が高いだろうね。
 クロモリの自転車で、一生乗り続けるような乗り方をしないかぎり環境負荷が低い乗り物とはいえない気がする。
 まー、アルミフレームはいつか金属疲労でポキっと折れるから一生は乗れないだろうし、数年でアルミフレームの自転車を買い替えていくというも環境にはよくないわな。
 同意するのはこうした部分のみ。自転車による走行は自動車の代替にならないという主張は違うと思う。
 都内の自動車の速度は平均して20Km以下。そして距離も40Km程度の範囲をうろうろしているクルマが大半ではないだろうか。
 これは自転車で代替できる。そのときの環境負荷はクルマより自転車の方が少ない。もっとも、アイドリングストップをきちんとやっていればクルマ側もどうなるかだが。

 自転車法律に対しては仮定のことなので、今はなんともいえない。

 自転車乗りには3種類の者がいる。交通ルールを守らない者、交通ルールを守る者、そして交通ルールを知らない者だ。
 これらをひっくるめて「自転車乗り」としてしまうのにも無理がありそうだ。

 自転車にも免許制度というのがいいのかなぁ。無免許だと、歩道を走ったり、時速15Km以下での走行が許可される。これなら子供やなんかでもいいでしょう。
 12歳以上は講習と実地テストで免許がとれる。でもまー、原付免許みたいなもので速度の上限は車道で20Kmとか、そんな感じ。ヘルメットは義務化。
 16歳以上はロード免許がとれる(笑)。自転車の法定装備品は必須、ヘルメットは当然義務。そして、その走行道路の制限速度いっぱいまでで車道を走れるとかね。
 違反には交通反則金が適用されると。免許の更新は5年ごとで、過去に違反がある者には試験と実地ありとする。

 免許以外だと、ユビキタス社会なんていってるんだから、車体にICチップ装備を義務化。違反者はピッとカウントして、1回目は注意、2回目は厳重に注意。3回目から罰金とか。

 とにかくマナーに訴えたり、モラルを求めても、社会全体がアホになってるので無理な話でしょうな。

 なにかの枠組みを作らないとどうしようもないところから、それが理不尽に思えても法案化なんて考えが出てくるんでしょう。

 最後には、やはり自転車乗り個人の問題に戻ってきてしまうのかな。交通法規を守ること、守らない人間に注意すること、それらはすべてが自己責任の範疇でと。

 まだ答えはない。みなさんもいっしょに考えてちょーよ。

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2005.05.11

川崎市の愚行

 おのひろきさんの主宰するBDメーリングリストを読んでびっくりした。その内容はこちらで。
 川崎市には、御幸公園から登戸までの、たぶん首都圏最古のサイクリングコースがある。多摩川青少年サイクリングコースという名前だ。
 オレが中学1年の1970年には完成していて、よく走りにいったものだ。その当時はサイクリングコースというぐらいだから、自転車道と理解していた。
 その後、都内に住み、川崎は縁遠い街だったが、33年が経ち実家へ戻ったのをきっかけに、また川崎市の多摩川のサイクリングコースを走るようになった。
 でもって、びっくりしたのは、このサイクリングコースは「歩道」になってしまっていたのだ。これは、このブログで何度も書いている
 すなわち、自転車は徐行で、歩行者の邪魔をしてはならぬ、後ろからベルを鳴らすのはもってのほかという道路となっていたのだ。
 BDMLメーリングリストの内容をかいつまんで書くと、テレビ神奈川製作の川崎市広報番組で、多摩川サイクリングコースの紹介をしたいとのことだったらしい。
 でもって、おのさんはBikeFridayのタンデム車で参加、謎和田さんはトレーラーつきのAirFridayで参加したという。
 これらの自転車は「絵」になるので、カメラクルーは熱心に撮影し、番組を作った。
 しかし、試写を見た川崎市関係者は「多摩川サイクリングコースは『歩道』だから、歩道を走れない自転車が登場するのはいかがなことか」と想像で言うけど、たぶんこう言ったと思う。
 それで、他の自転車の映像に差し替えられたというのである。
 確かに川崎市の多摩川青少年サイクリングコースは「歩行者用道路」と表記されている(これならいいでしょ高千穂さん)。

DCP_0194
川崎市のサイクリングコースにある標識。理解に苦しむ

 しかしだ、こんな理不尽な道はないのである。サイクリングコースが歩道とは何を根拠に言うかである。
 まー、根拠があるので仕方がないが、1978年に改正された道路交通法だ。
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1978年12月1日道路交通法一部改正
(普通自転車の歩道通行)

第63条の4 普通自転車は、第17条第1項の規定にかかわらず、道路標識により通行することができることとされている歩道を通行することができる。

2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等によりすべき部分が指定されているときは、その指定された部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない
--------------------------------------
 これで自転車も歩道を走ってよくなってしまったのである。となれば、自転車道も歩道でよいとなった原因は、ずーっと書いているが道路構造令であろう。これは各道路の最低幅を規定した法律だ。自転車道は最低2.5メートルを下回ってはいかんのである。しかし、多摩川サイクリングコースには、それ以下の部分が存在する。ならば拡幅するより歩道としてしまえば工事もしなくていいし、自転車も走れるので安上がりでOKという判断だ。
 川崎市は自転車道の規格を持つ道路を作ることより、既存の歩道を規定した法律にあわすために「サイクリングコース」という名前の「歩道」をつくってしまったのだ。
 恐るべき愚行である。
 これは、歩行者、サイクリスト両方に危険をもたらす。
 まったく法律の抜け穴を使ったいい行政判断ということなのだろう。この改変、改正に携わった市会議員の名前を知りたいところだ。

 参考までに書いておくけど、日本の道路で2輪のタンデム車の2人乗りは現在のところ走れるのは長野県だけだ。これは道交法ではなく、都道府県条例による。しかし、その根拠はあいまいだ。なぜタンデムが走ってはいけないのかがハッキリしてないのである。
 歩道を走ってはいけない。当たり前だ。もともと自転車は車道を走るものなのだから。
 道路交通法や道路条例のゆがみを受けて、タンデム車によるタンデム走行は闇へと葬られた感がある。
 オレの子供のころには、タンデム車はオーダー自転車のひとつの頂点として、あこがれの自転車だったのにである。
 
 このテレビ広報番組の視点では、タンデム車でタンデム走行することは、多摩川青少年サイクリングコースでは違法となるらしい。
 もし、おのさんが、この取材クルーと仲良くなっていたなら、「タンデム車によるタンデム走行がなぜいけないのか?」という番組を作ってもらうといい。神奈川県知事の松沢氏までをも巻き込めれば最高である。
 長野県の田中康夫知事は認めていますというと反発するかなぁ。

 とにもかくにも、川崎市には、過去にこんなバカな条例を作った人物がいたということである。それが、何十年も続いてしまっている。
 最近では音楽のある文化都市やらなんやらを掲げ、無駄な努力をしている川崎市だが、オレが高校生のときから感じているのは「文化果つる街川崎」だ。
 生活に関係ないものがどれだけ手に入るかを文化の基準とすれば、デザイン用品、画材はほとんど手に入らない街だった。それはいまも変わらない。だから高校時代から画材は銀座へ買いに行くしかなかったのである。
 都内に住んでいたころ、下北沢でも経堂でも街中に画材屋があり、ちゃんとデザイン用品、画材が買えた。それよりも現在の川崎駅周辺は劣るのだ。いまだに川崎駅周辺にちゃんとした画材店はない。これでは文化果つる街と呼んでも仕方がないと思う。

 ここにきてできることは何か? そろそろ自転車乗りからも政治家を出す時代なのかもしれない。警察がなんだかあやしい自転車法律を通そうとしているらしいが、それを止められれるのは政治力だけだ。
 その政治家も、政権政党にいなければ意味がない。無所属で当選しても発言力もなにもないのだ。
 なんともいやな時代だが、のんびりしていると自転車の地位は下がるばかりだ。
 そしてアホ行政にも何か言わないといけない。市民の投書のレベルではない戦略が必要かと思う。
 いろいろくやしいが、自転車乗りの未来を考えるときに「誰か」が必要なんである。啓蒙者たちには、その気があるのかね?

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2005.05.10

なんともダメダメ週間でした

 今週末から「第6回東京・南会津サイクルトレイン」へ行くというのに、仕事が終わらず、イスの座ったままの生活が続いている。
第6回東京・南会津サイクルトレイン」はまだ申し込めるとのことだ。私はAコースなので、いっしょに走りたい方はどうぞ。
 このままだと、なんの準備運動もなくも当日会津入りになるかもしれない。12インチ車輪ではかなりきついギア比に設定してあるので、坂道を走れるかどうかの不安もともなう。

 ここへきて、昔紹介した「GoBike」の販売が始まったようだが、SRAM4.0ProDLX版でのクランク1回転で進む距離がわかった。

フロント48tで
リア11 12 14 16 18 21 24 28
659 604 518 453 403 345 302 259 mm

 である。

 ちなみに現在のFrogは
フロント60T
8  7  6  5  4  3  2  1
657 578 497 407 346 304 276 226 mm

 である。トップとローでは距離はほとんど変わらない。方や20インチ車輪、方や12.5インチ車輪である。
 これはやっぱり12.5インチの方がきついと思う。
 会津の山道を走れるのか>オレ

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2005.05.02

仕事中に買ったBGグローブ

 ちよっと宣伝。この3月から4月にかけて、『編集者のためのInDesign DTPテクニック』(工学社刊・1900円)という本を書いていた。

mybook

 自分で言うのもナンだが、DTPが今までの冊子制作とどこが違うのかがわかる画期的な本である(笑)。
 いままでのDTP本が、ソフトの解説本であったのに対し、DTPを使っての出版までの道のりを説明している本なんである。
 企画から、素材集め、デジカメ写真の変換、原稿の書き方。レイアウト、最後にはPDF/X入稿と、これだけ知っていれば、1人でも印刷所へ持っていけるデータが作れる。しかも、Macだけでなく、Windowsでも使えるInDesign CSというところがエライ。WindowsDTPでの印刷までのワークフローは、これでわかるのだ。ご興味ある方はご一読を。できればお買い上げのほど、よろしくお願いいたします。m(__)m

 でもって、この仕事をしている間中、机の前に座りっぱなしで、とてもFrogに乗っているどこではなかった。そんなときにしてしまうのは、夜中に通販でポチっとなんである。
 いろいろと買ったが、今日はグローブの紹介でも。
 いままで、スペシャライズドのBGスポーツグローブを使っていた。昨年の春に買ったものだ。 このグローブをしてから、ハンドルを握っているときの手の痛みがまったくなくなったのにはびっくりした。
 それ以前は、翌日になると、手が痛く、「あー、昨日ハンドルを数時間も握っていたんだっけ」と思い出させてくれた。ところがBGスポーツグローブを使ってからは「昨日、自転車乗ったっけ?」というぐらい手に感覚が残らない。
 手のひらのゲルがなかなかいい仕事をしてくれる。でもっても1年使っていたら、さすがにくたびれてきた。洗濯機で洗えるので、3回ほど洗っているが、汚れた感じはなかなか落ちなくなった。タオル地の部分はやや黄色く変色してきた。
 というわけで、同じグローブの2005年モデルを通販でポチっと買ってしまった。
 見た目で変化しているのは、手のひらのゲルの部分。いままでがひとつのパックだったのが、いくつかのパックに別れている。これでゲルのつぶれを防ぐというのかな。
 微妙に変化していて興味深い。灰色のタオル地だった部分は黒のフリースとなっていた。
 そろそろ暑くなってきたので、指きりグローブの季節である。今年のBGスポーツグローブの効果が楽しみだ。
 昨年は定価(3360円)で買ってしまったので、今年は通販活用なんである。別のものといっしょに買えば送料をシェアできる。わりと安いのでおすすめの手袋だ。

PICT1384
昨年モデル(右)との違い

PICT1385
SPECIALIZED BGスポーツグローブ2005モデル 定価3360円

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SPECIALIZEDBGスポーツグローブ
SPECIALIZED BGスポーツグローブ
2,560 円
【アリス・サイクル】


e−ハクセン楽天市場支店でも2560円
スペシャライズドBGスポーツグローブ

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