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2005.04.10

Miomapのログについて

 Frogの改造も95%ぐらい達成しちゃった感があるので、もうすることは少ない。
 でもって、今日もmio168RSいじりをしてみた。バテているのと、天気もよく風も強いので花粉飛散と花見客であふれていることを想定して、多摩川オフはお休み。

 Miomapでは「movelog.csv」というログがとれて「GEOCACHING」というサイトにある「mmlog2ksh」で変換してカシミール3Dのブラグインで読み込めるのだが、この記録の最低間隔が1分間。自転車ではかなりの距離を進んでしまう。直線をまっすぐ進んでいるならいいが、曲がり角は飛び飛びにしか記録されない。


Miomapでのログは1分間隔

 これでは、細かな道を通った後の判別ができない。裏道を探索し、後で確認しようとしても、ルートがきちんと保存されていないことになる、1分間はちょっと大雑把だ。

 で、どうするかというと「GEOCACHING」サイトによれば、Mio168RSで出力されている「NMEA」というGPS出力をそのまま保存するというワザが紹介されている。
 NMEA(National Marine Electronics Association)は、その名のとおり、船舶関係の電子機器団体のことで、そこで制定された規格のことも指す。
 GPSでNMEAといえば、同協会が'83年に策定した「NMEA 0183 Interface Standard」のことを指し、これはGPSからリアルタイムで出力されているアスキーデータだ。
 これをMiomapのレジストリを変更することで保存して使おうというのである。レジストリを変更するので危険だし、メーカーの保証も受けられなくなる可能性があるので、あくまでも自己責任で試してもらいたい。
 まずはレジストリエディタの入手だがTascalSoft製のフリーウェア「TREVersion 0.90」を入手して使った。
 Miomapを終了して、変更するレジストリ「HKEY_CURRENT_USER\Software\MiTAC\MioMap168\NMEALOG」の値を「0」から「1」」に変更する。これでOKだ。

007
レジストリ変更は慎重に

 これでSDカードのルートに「NMEALOG.TXT」が作られるようになる。
 このテキストファイルは、そのままではゴミが多いそうなので、「GEOCACHING」サイトにあるパールスクリプト「nmeaclean」を使ってきれいなデータにする。その後、カシミール3Dのプラグイン「NMEA/IPSファイル インポートプラグイン」で読み込む。読み込み時にデータをどれぐらい使用するかのパーセント選択があるが、使用するのはNMEAデータの10〜20%もあればいいようだ。
 その後、表示されたルートをダブルクリックし、測地系を「TOKYO」から「WGS84」に変更する。
 そちらでのルート図を表示してみよう。Miomapのログデータとの違いがわかる。


細かなルートや信号を渡った地点がわかる

 ただ、このNMEAデータはGPSからの生出力なので、ファイルがどんどん大きくなる。30分ぐらいで1.7MBになっていた。

【2005-4-11追記】
「GEOCACHING」のimr氏より、gigo氏配布の汎用ログデータコンバータ「gpslogcv」でTRKに変換してしまうほうが楽と教えてもらった。この「gpslogcv」、コマンドラインで使うので、一瞬ひるんだが、実行プログラム名を変更することで、特定のコンバーターになる。
 NMEAをTRKにするには「nme2trk.exe」と名前を変更して、そこへNMEAログをドラッグ&ドロップすればTRKファイルとなり、カシミール3Dより簡単に開くことができる。測地系もTOKYOからWGS84に自動的に変換される。

【2005/04/14追記】
 バッチファイルで処理で実行させる場合には
------
cd /D %~dp0
gpslogcv -SD5 -INME -TTRK %*
------
 この2行をテキストエディタで書いて、「任意の名.bat」で保存し、そこへNMEAログをドラッグ&ドロップすればいいとのこと(imr氏提供情報)。「-SD5」は5メートルごとのデータにするオプション。数値を変えれば1メートルでも10メートルでも任意に設定できる。

 もう一方、実行ファイル名にオプションも指定可能とのこと。
「gpslogcv」を「nme2trk -sd5.exe」という名前に変更し、NMEAログをドロップすれば、前出のバッチファイルと同じ処理となる(gigo氏提供情報)。
 なかなか便利だ。

もうひとつの付属地図

 Miomapでは、ルートを設定しない限り、現在位置は動かない。【ver1.2Jより動くようになった/7月24日追記】そこで、ルート設定をしなくても現在位置のわかるソフトとして、付属している「SuperMappleDigital v4」という地図ソフトを使って見る。もともとのmio168の付属ソフトだ。


Pocket Mappleでの表示


同じ場所をMiomapで表示したもの

 こちらは現在位置が刻々と動くし、地図も首都圏は詳細なものが入っている。首都圏以外は詳細地図はないが、日本全国を入れても必要なのは260MBほど、Miomapが入っている1GBSDカードには、320MBほどの空きがあるので、日本全土を入れることもできる。
 今回は関東地方6県のみ入れてみたが、90MBほどだ。
 いちおう、ログもとれるのだが、カスタム情報という名前の独自形式なのが問題だ。SuperMappleDigital以外では読めないので、他に利用ができない。これは仕様が公開されてないので、データコンバーターも存在しない。とほほ。
 Miomapは、ナビ設定をしないと動かず、そのナビもやはり幹線道路が主体になる。徒歩、自転車モードでも裏道を行くようには指示されない。今日も「ルートを再検索します」と言わせっぱなしだった(笑)。
 そこで、ナビ機能がいらないというなら、mio168モデルのSuperMappleDigitalで現在位置確認と地図をを使う。これなら 37900円だ【PDA工房】。ログの問題については、ログ取り用とわりきってForetrex101(17800円)【パソコンGPSショップ】を別に買うという手がある。
 あとはデータストレージとしてSDカードの256MBが2838円【上海問屋】とのこと。
 この3つでもmio168RSよりは安いのだ。
 なにがなんでもナビがいるのか考えた方がいいのかもしれない。自転車では現在位置と地図がわかれば、自分で道を判断して進んでいける。ナビでずーっと道が違うと言われながら走るのも気分的によろしくない。
 音声をオフにすれば静かだが、表示される○○メートル先右折だの左折だのが、GPS精度の誤差でいいかげんだ。すぐ目の前に交差点があっても38メートル先と表示されていたりする。
 
 うるさいナビがいらないのなら、トラックログは別機種でとるということで、mio168で十分だと思う。

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コメント

mio168+Foretrex101でLegendより安いのね。モノクロ地図付きのGPSっていらんな。

GPSの精度は、街中だとどうしても下がります。田舎を走っている分には問題ないので、出かけましょう。これから季節も良くなりますよ。

投稿: tosh | 2005.04.11 10:16

eTrexシリーズ、なんだか大幅値下げしてましたよ。
カラー機投入の前フリなんですかねぇ。

投稿: 米田裕 | 2005.04.12 03:23

こんにちは

gpslogcvですが、ドラッグ&ドロップで行うもうひとつの方法。
もっぱら私はこっちで行っています。

gpslogcv.exeと同じ階層に、テキストエディタでバッチファイルを作成します。
その中身は2行で、こうします。

---この下から---
cd /D %~dp0
gpslogcv -SD5 -INME -TTRK %*
---この上まで---

ファイル名は例えばnmea2trk.batとして保存します。
で、このバッチファイルに対し、変換したいNMEALOG.TXTをドロップすると、変換が始まります。

1行目の"cd /D %~dp0"で、バッチファイルと同階層に移動し、
2行目の"gpslogcv -SD5 -INME -TTRK %*"で、コマンド実行です。
%*はドロップしたファイルのパス(複数)が格納される変数です。

この方法だとオプション値をいろいろ変えられるので便利です。
この例では、データの間引き(5[m]以上離れた点のみ処理)をオプション値で設定しています。

参考までに...

投稿: imr | 2005.04.12 08:46

imrさん、コメントありがとうございます。
こうしたバッチが書けなかったので、実行ファイル名変更でやってました。
オプション値がいじれていいですね。

投稿: 米田裕 | 2005.04.12 19:20

gpslogcvはオプションも実行ファイル名に含めることが出来ます。

投稿: gigo | 2005.04.14 07:56

gigoさん、初めまして。
GPSLogCv、便利に使わせてもらってます。
実行ファイル名にオプションを含められるということですが、imrさんのバッチと同じようにデータの間引きをする場合は

nme2trk -sd5.exe

ということでいいんでしょうか?

投稿: 米田裕 | 2005.04.14 15:19

>nme2trk -sd5.exe
>ということでいいんでしょうか?

↑で、試してみましたところ、確かに出来ました。オプション値も効いているようです。
これは気づきませんでした。勉強になりました。

投稿: imr | 2005.04.14 16:22

 なるほど、実行ファイル名にオプションも含めれるのですね。
 gigoさん、情報ありがとうございます。imrさん、検証ありがとうございます。
 これでわりと簡単に使えそうです。

投稿: 米田裕 | 2005.04.15 02:17

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